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新千歳空港からは貸切Pクラス【2024年5月:いざエスコンフィールドへ④】

北広島駅には18時ごろに到着。ここから空港を目指すため、千歳方面のホームに降りる。観戦帰りの人の多くは札幌方面に乗車するようで、向かいのホームにちょうど停車していた快速エアポート札幌行きは、満員のお客さんを乗せて発車していった。

こちらが乗車するのは18時05分発の快速エアポート。イベント時の駅は階段付近に人が滞留しがちなので、先頭車両に逃げて乗車。到着した列車は空席があったが、北広島駅から乗車する人で満席になった。でも千歳方面に行く人は少ないのか、先頭車両の立ち客はまばら。千歳あたりまでは前面展望し、席が空いたところで座ることにした。

乗車しているのは721系。空港連絡に入る6両固定編成は、721系と733系が半々ぐらい在籍しているようなので、まだまだ出会える721系。千歳線の混雑を考えたら、今後721系のようなロングシートに乗れるのも貴重になってきそう。

空港には18時26分に到着。ここで少しばかり車内観察。

車内掲出の停車駅案内。今回のダイヤ改正から昼間の快速エアポートは手稲〜小樽築港間も各駅に停車するようになったが、路線図にしてみると、ものすごく遅い列車のように感じる。昔は快速にタイミングが合わなかったら区間快速(いしかりライナー)で移動していたわけで、本数は違えどそんな時代に戻ったと思えば良い(違)。

ずらりと並ぶ転換クロスシート。一瞬、西日本の223系と見違えてしまった。デッキの扉が常時開けっぱなしにされるようになって見通しが良くなり、開放的になった。3月に乗車した「青系シート・デッキ付近ロングシート・デッキ扉の廃止」の721系は少数派で、この様式の車両がほとんどだと思われる。

ステンレス製の車体に、デッキは水色の化粧板。年季を感じる車両。ステップがあるのは雪をここに留まらせるための仕掛けなのかと思いきや、733系などステップレスの形式では床面を下げる対応をしているので、単にホームの嵩上げをしなかっただけとの噂。

乗車してきた721系。置き換えの計画はあるようなので、エアポート運用に就いている6両編成も、それ以外の3両編成も、じきに見納めとなってしまう。

折り返しは快速エアポートの手稲行きとなるようだ。「札幌から普通」と書いてあることで、注目すべきはuシート。新千歳空港発の時点では指定料金が必要なuシートも、札幌を過ぎて普通列車となれば自由席扱いとなるので、誰でも乗車することができるようになる。

さて、飛行機の出発時刻までちょうど1時間。

空港に帰ってきたということで、まずはソフトクリーム。今回は花畑牧場のキャラメルソフトにした。

そしてお土産を購入した後は制限区域に入ってこちらへ。30分前なのでくつろぐには微妙な時間だが、ここに入ったことがなかったので。思えば新千歳空港から出発するときは、これまでJALしか使ったことがなかった。

アルコールコーナー。羽田空港に続き、新千歳空港にも流行りのハイボールサーバーが設置されていた。

ただ、北海道に来たら自然とサッポロクラシックに手が伸びてしまう。球場でも何杯か飲んだはずなのだが・・・

それにしても、19時ごろにしては異様に人が少ないラウンジ。入り口近くのカウンターゾーンにはまばらに人がいたが、

奥のソファーゾーンには数えるほどの人しかいなかった。もっと遅い飛行機にしてここでグダグダしても良かったかも。

カウンターなら、衝立がある自習室形式よりもこういったオープンな席の方が好き。

さて、搭乗するのは19時30分発のNH078便。

帰りは夕食の時間帯なので、プレミアムクラスにアップグレードしておいた。どうせ夕食食べずに飛行機に乗ることになると思っていたので。この飛行機は、コンフィグがプレミアムクラスが42席ある78M。つまり、アップグレート枠が残っていそうな機材だったからこの便にした。

42席のプレミアムクラスだと、一番前のコンパートメント(L1ドアとL2ドアの間)に4列と、その後ろのコンパートメントに3列設置されている。後ろのコンパートメントを指定していたのだが、

この区画、まさかの貸切だった。5月中旬であり、みなさまゴールデンウィークに旅行し尽くしてオフに入ったのかしら。

定位置の右側の窓側席を指定。プレミアムクラスが空いているなあとはシートマップ見た時に薄々感じていたけど、直前にアップグレードなどもあるだろうから、何人かはいるものかと思っていた。

ライトアップされた新千歳空港に別れを告げる。なんか3ヶ月おきぐらいに来ている気がする。

離陸してベルトサインが消灯後、改めて貸切のプレミアムクラスの様子を撮影。

前方もあまり人がいないようで、すぐに夕食が配膳されてきた。

夕食はこんな感じ。炊き込みご飯と、メインは豚肉。

夕食が終わった段階で航路のまだ半分ぐらい。食後は色々お菓子を頂いたので、白ワインと共に一人の時間を満喫していた。周囲に人がいないし、そこまでお酒の消費が早く無いので次第にCAさんのチェック頻度?も少なくなり、周りに誰もいない孤独な時間が多かった。だんだん、飛行機に乗っているのか何しているのかわからなくなってきた。

そういえば一回CAさんと少しお話ししたが、野球関係は全く疎かったようで、エスコンフィールドも「??」という感じだった。往路のエアドゥは北海道のエアラインだから馴染みがあったかもしれないが、全く野球に関心の無い人からしたらそうなんだろう。

だんだんと灯りが増え、関東に戻ってきたことを感じる。

東京湾が見えてきた(写真の下の黒く抜けている部分はエンジン)。夜間帯なので、千葉の方に回り込む。

我らが本拠地、ZOZOマリンスタジアムが右下に見える。往路でも撮ったので復路でも。

そして遠くの方にスカイツリー。手前の青っぽいのは葛西臨海公園の観覧車?

夜間の離着陸、JALは真っ暗でANAは明るいイメージだったが、思ったよりは滅光した。

着陸したら、レインボーの各色に変化していく独特の照明になった。この機材でないとできない照明だからとのこと。それにしても、この色はなんだか怪しげ。

羽田空港に到着。本館ではなく、南ピアにスポットイン。これぐらいなら許容範囲か。

搭乗してきた飛行機。

そして帰りは吸い込まれるように京急のホームへ。平日は早々に急行メインになるが、土休日はこの時間でも「快特・急行・特急」の3本立て。

横浜方面の急行は、8両のうち半分がLe Cielの運用が多い気がする。この駅で待つのが嫌だったので、もう来た電車に乗ってしまう。

そして京急蒲田で特急に乗り換え。2100形が運用に入っていた。

というわけで、日帰りのエスコンフィールド探訪記が終了。札幌ドームに比べると空港から近くなり、また球場内にグルメが揃っているので、東京から日帰りしやすくなったのは良いこと。それにしても札幌ドームも含めて日ハムの本拠地に行くと、いつも日ハムが勝っている気がする(ついでに言えば、飛行機での遠征の勝率0%)。どうせなら勝ち試合で、騒いで飲んで、飛行機ではぐったりと寝ながら帰りたいものです。

(おしまい)

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