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2013年3月:九州旅行(高千穂へ移動し、レンタサイクルで観光)

前回は由布院まで移動し、一泊したところまで。

翌日のホテルは高千穂にとってある。高千穂まで移動し、夕方まで観光する予定である。7時半に宿を出て、朝ご飯を買って駅へ向かう。

前日は観光客でごった返していたのでなかなか写真を撮れなかったが、観光地だけあってこの時間だと人もまばら。木目がはっきりしている駅舎。

高千穂は、日豊本線の延岡駅からバスに乗って行く。そこで、まずは日豊本線への乗り換え駅である大分に向かう。乗る列車はJR九州お得意のY-DC。 そういえば九州なのに真っ赤な気動車って無いような気がしますが、見たことないだけでしょうか。由布院から大分も山あいを走っており、特に右側には川も見えるので景色がなかなか面白い。前回のゆふいんの森は左側に陣取ってしまったが、もしかしたら右側の方が景色が良かったかもしれない。1時間ほどの乗車で、朝ごはんを食べたり話したりしながら過ごす。

大分駅では改札を出たもののそこまで時間がなかったので特に駅舎を出なかった。

ここから延岡までは特急にちりんにて2時間ぐらい。車両は元有明編成の787系だった。九州新幹線の全通により787系も活躍の場を鹿児島本線から他に移しており、日豊本線の大分以南も置き換わっていたようだった。隣に止まっているのは紫色の885系だが、SM1とあるので「かもめ」に使われていた第一編成。こちらももともと黄色いラインだったが、九州新幹線の全通のタイミングでソニックと同じ紫色に変更されている。どちらもオリジナルの特急とは運用が変わっているが、至る所に「有明」「かもめ」のデザインの名残がある。なお、787系に乗るのも実は初めて。

宮崎空港行き。1号車の写真だが、切符は自由席なので後ろ方に設定されている自由席に乗車した。その間に車体を眺めていたのだが、塗装が剥げ落ちていたりボコボコになっていたりしていて、あまりの姿に衝撃を受けた。

こんな感じのインテリア。黒い車体なのでてっきりシックな感じのインテリアなのかと思いきや、緑のカーペットに独特の座席モケットなど、想像とは異なっていた。さすがJR九州である。

我々3人で行動しているが、だからと言って向かい合わせにして談笑するわけでもなく、それぞれが離れた位置に座って重い思いの時間を過ごす。こんな旅は私にぴったりである。私はというと、コーピーを飲みながら、宗太郎峠越えの景色を楽しんでいた。

延岡駅には昼ごろ到着。この写真を撮っている位置の右側あたりにバスターミナルがあり、そこから宮崎交通バスに乗車。車窓では所々に廃線跡のようなものが見え、少し前まで高千穂鉄道が走っていたことを思い出す。駅があったあたりのちょっと賑わった場所を数カ所繋ぎながら、1時間ちょっとで終点の高千穂バスターミナルに到着した。

高千穂には14時前に到着。バスターミナル近くのレンタサイクルにて自転車を借りる。高千穂に数回訪れたことのある人に事前に情報を得ていたが、ここでは電動自転車しか置いていない。なぜそのようなことになっているのか、この後すぐに身をもって知ることになる。

最初の観光は、7kmほど先の天岩戸神社。いざ進んでみると、道のりが長い上にアップダウンが激しい。道中はどちらかというと下り坂が多く、帰りが大変だろうなとすぐに察する。そんななか時折見えたのは高千穂鉄道の廃線跡だった。

しばらくアップダウンを繰り返し、天岩戸神社に到着。しばらくして天岩戸神社に到着。

この近くには天安河原があり、そこまで観光した。神話に出てくる場所で、とても神秘的な雰囲気だった(ので写真はありません)。

来た道をまた数十分かけて引き返し、汗を流そうと観光案内所でもらった地図で温泉を探すとちゃんとありました。

さっそく行ってみるも、「本日休館日」とのこと。。。

そういえば高千穂にいる間、途中で小学生にすれ違うと必ず大きい声で「こんにちは」と挨拶される。都会では同じマンションの人ぐらいしか挨拶しないので初見だと面食らうが、事前に情報を得ていたのでこちらも丁寧に返しながら進んだ。

温泉に入れずに中心部まで戻る途中、高千穂駅跡を見つけた。

8年前から運行休止となり、5年前に廃線となった鉄道だが、おそらく当時のままの状態で、その時の雰囲気を擬似体験できて感動した。桜がその雰囲気を華やかにしていて、とてもいい光景である。奥の車庫には車両が格納されており、まだ現役と言われても疑いのないような状態である。

16時を回っていたので、有名な観光地である高千穂峡に向かうことにした。

高千穂バスターミナルから今度は反対方向に坂を下っていくと、それらしきものが見えてきた。おそらく下にある小屋みたいなところがボート乗り場。ってかあそこまで下るのか・・・ 

下った先はお茶屋さんなどもある広場になっていた。もうすぐ終わりの時間だが無事にボートを借りることができた。

高千穂峡といえば、渓谷に流れ込む滝の写真が有名であるが、ボートを漕ぐのに必死で綺麗な写真は撮れなかった。ボートを返し、また自転車で頑張って坂を登ってホテルに向かう(上の写真の橋の高さ以上のところにホテルがある)。

今回の宿泊は国民宿舎 ホテル高千穂。

お部屋からの眺め。どこにいくにしても坂となる地形がよくわかる。

温泉に入ったら早速夕食。

こちらが本日のお品書き。かなりのボリューム。(料理の写真を撮っていたのですが、いくつかの料理が見切れていたので掲載はご勘弁ください)

この後は、高千穂神社で20時ごろから行われている夜神楽を楽しみ、就寝。自転車で疲れ果ててしまったので、すぐに寝付いてしまった。

つづく

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コメント

コメント一覧 (3件)

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    もともとJR九州には「赤い快速」ってのが走ってて、それは全身真っ赤なキハ200が走ってたよ。
    今は指宿の黄色と長崎のSSL(青色)になっちゃってるけどね。

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    てかよく考えたら大分地区のキハ200は赤色のままじゃん!
    詳しくはWikipedia参照

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