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日南線、最後は超満員【南九州へちょいと乗り鉄④】

志布志から南宮崎駅に向かっています↓

志布志から乗車した列車は油津行きだったので、油津で一旦下車。

この駅が目的地だった乗客も数人いて、構内踏切を渡って駅舎の方へ向かっていった。

こちらが、ホームから見た油津駅の駅舎。駅舎を出てロータリー側から見ると、カープのロゴがあったり赤くペイントされていたりするようだが、こちらから見る限りはそんな雰囲気は微塵も感じなかった。出てみても良かったかな・・

乗ってきた列車の反対側(左)のホームに、油津止まりの列車が入線してきた。折り返しの南宮崎行きとなるもので、これから乗車する列車である。こちらもキハ40形の単行列車。

なお、乗車してきた列車は、1時間20分後にやってくる油津止まりの列車の接続を受けて、志布志に折り返していくものと思われる。ここで車両交換するのは、多客期の輸送力調整とか理由があるのでしょうか。

日南線のロゴがあるので、日南線向けの塗装のようだ。イルカのデザインを受けて調べてみたら、沿岸でイルカウォッチングができるばかりでなく、志布志湾大黒イルカランドなるものもあるようだ。志布志市、レジャー施設が集まっていて想像以上の街である。

列車はまた余裕を持った状態で出発。直前までホームでウロウロしていたので、ボックス席には全て先客がいた。

日南駅。日南市の市名を冠する駅だけに、街中の駅を想像していたのだが、実際は1面1線の小さな駅であった。向かいにはホームの遺構があり、昔は大きい駅だったのだろうが。

飫肥天で名前が有名な飫肥駅

ここら辺は少し海から離れたところを走っており、川のゆったりとした流れを見ながら北上する。車窓はまるで山の中の路線。

北郷駅。構内踏切を渡った先には、三角屋根?の立派な駅舎が見える。

先ほどの北郷駅から一気に山を突っ切り、海側に出たところで伊比井駅。少し高台になっており、チラッと海が見えた気がする。

この駅でキハ47形と交換。

こちらは観光地で有名な青島駅。この駅では多くの観光客が列車を待っており、車内はすし詰め状態になった。自由に動けるようにロングシート部に座っていたのだが、この駅以降は全く動けなくなってしまった。私は南宮崎で下車するが、この列車は南宮崎止まりなので、降りられないという最悪の事態はなさそう。南宮崎駅で清算待ちにならないよう、素早く改札に向かわねばならない。

青島駅から先は既乗区間なので、車窓が見えないのはまあ良い。

田吉駅が近づくと、右手から電化路線が寄り添ってきた。宮崎空港線である。

宮崎空港は意外と近くに見える。プラン作成時には、羽田6:35→宮崎8:35のソラシドエアに乗り、田吉駅まで歩いて9:19発の志布志行き(快速日南マリーン)に乗車する案もあったが、ソラシドエアの空席待ちが落ちてこなかった。ANA側から予約を入れたが、空席待ちが落ちなかったのは久々な気がする。

田吉駅では志布志行きの日南線と交換。あちらは南国らしいデザインになっていた。こちらの列車の混雑の影響で、全体的に少々遅れ気味。

南宮崎駅に近づくと、宮崎車両センターが見えてくる。主要駅である宮崎駅はシンプルな2面4線の高架駅であり、車両運用の拠点は南宮崎に置かれている。

南宮崎駅に到着。混雑に巻き込まれぬうちに、そそくさと階段を上がって窓口で清算を済ませる。日南線の車内でネット購入した、次に乗車する列車の切符を券売機で受け取った後、一旦外に出てみた。

駅前はこんな感じ。

これで日南線に完乗。指宿枕崎線の末端部に加えて、こちらも廃線の議論が始まろうとしている。末端部の乗客数を考えると、特に油津以南は厳しいかもしれない・・・

(つづく)

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