鹿児島空港から志布志駅までバスで抜けてきた。前回はこちら↓

志布志駅近くの鉄道記念公園に立ち寄り、駅に戻ってきた。天気はよく、2月といえども過ごしやすい気温。東京から厚着をしてきたので、服の下が汗ばんでいる。

志布志駅のロータリー。花壇も含めて、綺麗に整備されている。先ほど乗ってきたバスはこのロータリーに入ってくるのかな?

駅舎の中。観光案内所が併設されており、発車時刻が近づくと案内をしていた。時刻表と、宮崎駅までの運賃表が掲載されている。志布志駅から出る列車は1日8本のみで、これから乗る13時29分発の前後は少し間隔が空いている。乗り遅れたら大変だ。

13時29分発の油津行きは、キハ40形の単行。

とりあえず車番も取得。

志布志駅の駅名標。志布志駅は終点であるはずだが、両方に伸びる矢印。大隅線か志布志線が走っていた頃の名残だろうか。

線路終わりも撮影。この線路はおそらく大隅線か志布志線へとつながっていたもので、先ほど訪れた鉄道記念公園の線路はこの延長上にあるのだろう。

列車の先頭側から。左手の方に広大な敷地があるが、3路線が発着する駅のことだから、きっと昔は駅構内だったんだろう。

車内のボックスシート。志布志駅での乗車時は、ボックスに1人ずつ座る程度の人数。その一部は、数駅で降りていってしまったように記憶している。

座った時のアングル。途中は結構空きができたので、景色を見るために色々と動き回っていたな。

志布志駅を出ると、しばらくは右手に海を見ながら走る。大阪行きの夜行フェリー、さんふらわあの姿もあった気がする。この夜行フェリーを使えればまた旅の自由度は増すのだが、フェリーの出発時刻が17時とか18時前後で、「日南線で志布志にやってきてそのままフェリー」といった具合にスムーズに接続していないので困ったものだ。

一駅行った大隅夏井駅。wikiには1日の乗降人員が1人とか出ているが、「志布志市」内の駅なのに本当なのだろうか。

ここら辺で海と別れて一旦山の中へ。なんか観覧車みたいなのが見えたような気がするな・・と思って調べたら、ダグリ岬遊園地というものがあり、気のせいではなかったようだ。こんなところにあるとは驚いた。

一旦海を離れると、こんな感じの景色に変わる。トンネルを何個か抜け、緑の中を進んでいく。

福島高松駅から、宮崎県に入る。宮崎県にある福島高松駅で、パッと聞くとなんだか混乱しそうな駅名である。

その次の福島今町駅は交換可能駅。立派な駅舎である。

福島今町駅を出たところ。

これだけ見ると、宮崎県の海岸近くを通ることから想像していた景色とだいぶ違う。
次の串間駅は、串間市の中心駅らしく、少し乗降があった。辺りも住宅街やら街中の雰囲気だった。この駅が最寄りの都井岬とか行ってみたいのだが、あそこは車を運転できない人には行きにくい。バスでも行けなくはないのだが。
串間から先は、半島の付け根を通る感じで再び内陸側を通る。

榎原駅(よわら駅)。ホームから一段高いところに立派な木造駅舎が建っている。

この駅では、志布志行きの列車と交換。

南郷駅。西武ライオンズのキャンプ地なので、聞き覚えのある地名。駅舎の前に立っているのぼりは、まさに歓迎埼玉西武ライオンズと書いてある。

ここら辺で、また綺麗な海がみえてきた。

南国らしい雰囲気の植生。

油津に近づくにつれて、住宅が増えてきた。想像していた日南線の車窓に近づいてきた。

油津駅の手前で、左手に球場が見える。ここは広島東洋カープがキャンプを実施しているところ。油津の駅舎も、カープ仕様になっているはずだ。

終点の油津に到着。ここで南宮崎行きに乗り換えるため、一旦乗ってきた列車を下車。駅舎を見たかったのだが、南宮崎まで100km超えないので途中下車できない(そもそも志布志で切符を購入できていないので、打ち切り清算か)。10分後に出る次の列車はまだ入線しておらず、このままホームで待つことにした。
(続く)
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