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延伸した北陸新幹線に乗車して福井へ(2024年5月)

5月の頭に、例によって福井に行ってきた。これまでは「東海道新幹線〜しらさぎ」コースを利用することが多かったが、北陸新幹線が敦賀まで延伸したことにより、東京駅から一本で行けるようになった。捻くれ者の私なので、北陸新幹線が開業したとしても「東海道新幹線〜しらさぎ〜北陸新幹線」と米原周りのコースを辿るところなのだが、日程・時間帯・同行者など様々な要因が絡み、往路は北陸新幹線で行くことになった。なお、一人行動ならば飛行機で小松空港に飛ぶか、伊丹まで飛んで湖西から回り込むかな。新幹線に3時間も座っているなんて苦痛である。

さて、5月某日に東京駅に向かった。家の位置的に、東海道新幹線にはすぐ乗れるが、JR東の新幹線に乗るには東京駅まで出なければならないので、非常に億劫である。

堂々たる「かがやき 敦賀」の表示。もうこれに乗れば福井に着いてしまう、と考えると不思議な感じ。

車両はE7系。12号車で撮影したが、入線したばかりなのでまだ尾灯が点灯している。

かがやきは全車指定席で、この日は満席。JR東の新幹線は比較的早く満席になるイメージがあり、直前にどうこう出来ないのが困ったところ。

景色は東海道新幹線区間とはまるで異なり、信越区間を抜ける際には里山を眺めることとなる。

糸魚川付近を過ぎると、少しの間だけ日本海を眺めることができる。夕方のここら辺の景色は良かった。

あとは広々とした富山平野。

どこだろう?(ぉぃw) 遠くの方に高岡の街並みが見えると思って撮ったのだろうか。

2時間30分ほどで金沢駅に到着。予想はしていたが、ここで大半の乗客が降りて行った。金沢から乗車したのは数人のみで、ようやくゆとりのある車内空間になった。

金沢駅を出た頃は、もう日没。でも明るかったとしても海が見えるわけでもなく、景色的にはそこまで珍しいものは無いと思われる。

金沢駅から30分と経たずに福井駅に到着。今回のダイヤ改正前まで走っていた、最速特急として名高いサンダーバード9号が45分程度で結ぶ区間で、そこから15分以上短縮するのはさすが新幹線。

福井駅は島式ホーム1本。県庁所在地の駅としては寂しいところだが、始発駅になるわけでもないし、JR西の北陸新幹線は基本的に追い抜きをしない(はず)なので、これで十分と言ったところなのだろう。

発車案内にはつるぎが並ぶ。自由席が2両しか無いのは、サンダーバード・しらさぎが全車指定となったために、通しで指定席を利用する前提になっているのだろう(敦賀〜富山の相互の利用者向け?)。

福井駅では改札が2つに分離している。分離していること自体は、名古屋、新横浜、仙台など例があるので珍しいことではないか。

こんな感じで新幹線改札が2つに分離されている。ハピラインへの乗り換えや、食事のできる店舗はA側にあるので注意。

ところで、今回の北陸新幹線の開業は、東京目線だとメリットが多いものと受け止められると思われるが、関西・中京目線だとメリットとデメリットが色々あってややこしい問題を引き起こしている。いや、メリットと言っても、①新幹線ならではの安定的な輸送(運行支障が少ない)、②輸送キャパシティの増加、③関東からの乗客流動の変化による混雑緩和、ぐらいはパッと思いつくものの、あまり目に見えるものではないため、料金高騰や乗り換えの手間などのデメリットばかりが目立つものとなってしまっている。分断されている状況はよろしくないので、早く一本で関西まで直通化できるようになって欲しいところです(えーっと、名古屋は・・・)。

次回は福井駅の探訪編。

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