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関東の未乗路線ってどのぐらいあるんだろう

タイトルの通り。

今年度に入った段階で、関東の未乗路線がどのぐらいあるか調べてみた。下図の赤い線が未乗の区間である。

こうみると、北に東に西に散らばっているのがわかる。JRはもう無いようで、残るは私鉄のみ。

大手私鉄では、下の4区間。

  • 東武鉄道:伊勢崎線(太田〜伊勢崎)と佐野線(館林〜葛生)
  • 西武鉄道:西武園線(東村山〜西武園)
  • 京成電鉄:東成田線(京成成田〜東成田)

西武園線なんて、実家に程近く、東村山を通る機会も多くあったにもかかわらず、乗車していない区間。いつでも乗れるという感覚が足を遠のけているのかもしれない。

その他の私鉄の中でも、休日おでかけパスを使えば簡単に行けそうなのが以下のエリア。

  • 埼玉高速鉄道:東川口〜浦和美園
  • 芝山鉄道:東成田〜芝山千代田
  • 山万ユーカリが丘線:全線
  • 埼玉新都市交通:鉄道博物館〜内宿
  • 関東鉄道竜ヶ崎線:佐貫〜竜ヶ崎

東成田、芝山千代田、ユーカリが丘線あたりは色々と見どころがあるので、一度はこの目で見に行っても良いと思っている。

それよりも遠く、なかなか行くだけでも大変そうなのが以下の4区間。

  • 上信電鉄:上州富岡〜下仁田
  • 宇都宮ライトレール:宇都宮駅東口〜芳賀・高根沢工業団地
  • 銚子電気鉄道:犬吠〜外川
  • 秩父鉄道:御花畑〜三峰口

盲腸線とか、その末端部のみなので、往復するだけでも一日のほとんどを使ってしまう。この辺りまで行く機会はできるのだろうか。

そして、そのほかには・・・

  • 筑波観光鉄道
  • 御岳登山鉄道
  • 大山観光電鉄

ケーブルとかロープウェーまで考えると大変だ。

ところで筆者は、こうやって乗車区間の記録をつけてはいるが、決して乗りつぶしを目標にしていない。「行った事のないところに行ってみたい」というのは旅の立派な動機の一つにはなりうるものの、それを目的化はしないつもりではある。

①色々なところに行き始めた大学生の頃ならまだしも、今や旅のスタイルが日帰りとなり、頻度も低下している状況で、その限られた旅の機会は「(鉄道に限らない)自分の行きたいところ」に行くのに費やしたいと思っている。

②全国の鉄道についても、関東と同じように乗りつぶしを意識せずに食い散らかしてきたので、未乗区間が点在している。乗りつぶしを完遂するためには、乗り残したわずかな区間のために高い交通費をかけて往復しなければならず、日帰り旅を中心とした身としては非常に効率の悪い旅になってしまう。ここにリソースを投資するには、完乗というタイトルにそれ相応の価値を見出し、自分自身を納得させなければならない。

③今乗りつぶしを始めたとして、完乗までモチベーションが保てる保証がない。幼少期からずっと鉄道趣味は続いているものの、やはり野球とか飛行機とかその他色々な興味が湧いてくるたびに、鉄道に向けられるリソースは割を食わざるを得なくなった。娯楽が多様化し、いつどんな世界に触れてハマるかわからない今日において、今後もこのまま完乗に向けて長期間活動していける自信は、残念ながら無い。

こんなところだろうか。元々乗りつぶしに挑んでいないので「敗北宣言」ではないのだが、とりあえず現在のスタンスを明記しておく。これを書きながらふと思ったが、現在の鉄道は、全体的な傾向として「維持が困難な路線は廃止」というトレンドがあり、自分の未乗区間は(消極的な形で)どんどんなくなってしまうかもしれない。気になった路線は、早めに行っておきたいところである。

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