京急線の下り快特に乗り、前面展望しながら三崎口へ。前回はこちら↓

横須賀中央駅を出ると、次は堀之内。ここで通過する県立大学駅が、最後の通過駅。

堀ノ内駅に到着。この駅で、浦賀方面へ向かう本線と、三崎口方面へ向かう久里浜線が分岐する。普通列車が本線へ、優等列車が久里浜線へ行くことが多く、この駅で両方向の接続をとりつつ、緩急接続が実施されている。

左が本線、右が久里浜線。堀ノ内駅は2面4線であるが、配線上、両方の路線に通じているのは真ん中の2線のみのようである。写真の左下の方に見える通り、左の副本線から本線に合流しているのは、久里浜線が分岐した先であった。

2つの駅に停車したあと、配線が少し賑やかになってくる。

左右に、京急の久里浜工場や検車区が広がっている。電車の先頭だけ見ると結構似た顔が多いので、なかなか良い景色。

京急久里浜駅に到着。2面3線で、中線は折り返しの運用に使われている。乗っている電車は京急久里浜止まりなので、中線に入線する。

中線は上下ホームと接していて、折り返し運用に適した構造になっている。三崎口に行くには、左側に停車中の列車に乗り継ぐ必要がある。
快特が京急久里浜止まりになってから、三崎口まで行く一部の特急が、快特の接続を受けるために京急久里浜に10分近く停車するようになった。しかし、今回の接続列車は京急久里浜始発で、車両交換かなんかの運用だったようだ。

ここまで乗車してきた快特。ブルースカイ塗装だったの、降りるまですっかり忘れていた。

そして向かいに停車中の三崎口行き。

600系なので、前面展望席がある。ここまで通しで立ってきたので、座らなかったけど。

京急久里浜を出ると、3本の線路が1本に集約される。ここから先は所々に単線区間が混じる。

YRP野比駅。「JR」以外にアルファベットの入った珍しい駅名として知っている人も多いだろうか。駅構内は複線に戻る。

YRP野比駅を出ると再び単線に戻る。ただ、単線区間もこの辺りまでで、次の駅からは再び複線となった。前面展望でもしていないと、「え?単線のところあったの??」となりそう。

三崎口に向けて、快走中。

三浦海岸の手前では、右手に海が見えてきた。海が見えるのを知らず、カメラを構えていなかったため、もっとよく見えるポイントを逃してしまった。

三浦海岸駅に到着。

三浦海岸駅で少しだけ停車。ここからまた単線になるので、上り列車が来るのを待つ。

三浦海岸駅を発車。しばらくは複線が続くように見えるが、左側は引き上げ線。終電近くに三浦海岸止まりの特急が設定されているが、「下りホームからそのまま上りへ折り返す」なんてことをしない京急のことだから、一旦この引き上げ線を使って翌朝折り返していくのだろうか。

引き上げ線の末端。

駅の手前までは単線区間が続く。左側には複線化の用地が確保されているが、この先もう使われることはないでしょう。

見晴らしの良い区間が続く。

終点の三崎口駅が見えてきた。

終点に到着。この先も線路が続いているような雰囲気が漂っており、実際に油壺までの延伸計画もあったが、もう立ち消えになってしまった。

マグロで売り出し中の三崎口駅。玄関口の駅名で遊ぶのは、受け入れはするけれども自身の好みではない。

駅前はバスロータリー。中心地に行くには、ここからバスに乗り継いで行かなければならない。

駅前の道路からは、駅の様子が見える。

帰りは、折り返しとなる特急にて。
三崎口まで1時間20分ぐらいかかっただろうか。改めて全区間乗ると、意外に遠いように感じた。久々に前面展望をし、配線のことなど新鮮に感じることもあったので、同じ乗り鉄でも視点を変えてみると面白いかもしれない。
ところで本題とはズレるが、12月13日からの京急のダイヤも発表になり、巷で話題になっていた「日中の羽田空港発(特急)の行き先変更」を確認。昼間は北総車に巡り合う機会も多かったけど、これからは減っていってしまいそう。そのほか、自分の使う時間帯はあまり変更ないなあという所感だが、ダイヤ改正後に利用してみてから気づくことなどあるのでしょうか・・・
(おしまい)
コメント