この間のダイヤ改正で東十条行きが消滅したこと、昨日初めて知った。
昔は東十条行きはちらほら見かけていたように記憶しているが、いつの間にか1日1本のレア行き先になっており、そしてついに消滅した模様。
背景として、①京浜東北線の運用本数が減ったための削減、②川口市などの利用客数の増加に伴う行き先の延長、③東十条に近接の運転区の廃止による運用の再編、などの仮説が考えられる。ただ、昔の時刻表を持っていないため、実際に運用本数が減ったのか、行き先の変更があったのか検証することができず、単なる想像にとどまる。
さて、そういえば東十条行きを撮影した覚えがあると思ってファイルを探してみたところ、2年前に側面表示だけ撮影したものが見つかった。
2022年の3月に撮影していたらしい。こういう何気なく撮ったものがいつの間にか見られなくなってしまう、という事例が最近多い気がする。
ところで、今の京浜東北線のレア行き先といえば、「赤羽」「東神奈川」「上野」あたり。赤羽行きはは朝に数本見られるものの、残りの2つは1本ずつ。このうち上野行きの写真も掘り起こしたので、この際に掲載。1年前に撮影したものらしい。
上野行きは、北行の最終列車@川崎駅。
E233系では見ることはできるが、京浜東北線で上野行きが表示されるは、終電の1本のみ。
車内LCDは上野でラインカラーが切れているぐらいの変化だが、珍しいといえば珍しい。
この電車、川崎から先は乗り換えが限られる。蒲田で東急線の多摩川行きか雪が谷大塚行き、品川で山手線の大崎行きぐらい。せめて、この列車の5分前を走る山手線の池袋行きに接続できていれば、利用局面も増えそうなものだが。
(おしまい)
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