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227系”Urara”の運行開始→117系の定期運用終了へ

7月22日から、岡山地区での227系500番台の運用が開始。岡山地区では、113系や115系、117系の普通列車が当たり前のように運行されており、また381系の特急やくもが走っていたりと、国鉄型車両が長く活躍を続けてきた。新車投入も久々で、快速マリンライナーに投入された223系以来となる(JR四国の新車投入はあったので、あくまでもJR西日本目線)。一方で、これと入れ替わるように、117系は定期運用終了となる。これを皮切りに、国鉄型が一気に数を減らしていきそうである。

この地区の山陽本線にはそれなりにお世話になってきて、一時期は「新車を入れてくれ」とか「221系とか回ってこないかなあ」とか思ったこともあったものだが、ついに227系という形で現実のものとなった。とはいえ、全国的に国鉄型車両が数を減らしていくにつれ、モーターを唸らせながら長い駅間を走る117系に対して、思い入れが深くなっていったのも事実。2扉の転換クロスというのも(座れないほど混んでいなければ)かなり優秀だったし、昔ながらの座席や木目の化粧板なども気に入っていた。今でも一つ一つの駅間の景色と走行音がセットで脳内再生されるほどである(岡山〜福山間に限る)。

117系、岡山地区では長らく快速サンライナーとして活躍していた。写真を撮っていないかPCのフォルダを漁ってみたところ、数枚だけ出てきたので、その一部を載せてみる。

2012年8月撮影。快速サンライナーのオリジナル塗装。

2013年3月撮影(再掲)。この頃から真っ黄色に塗り替えられていった。

現在の山陽本線のダイヤは全て普通列車になっており、昼間は1時間2〜3本ほど(しかも岡山〜金光の短距離運用を含む)。昔は、1時間に4本の普通列車と2本の快速があり、さらに緩急接続をとるような都会的ダイヤをとっていた時期もあったのだが、そんな話は信じられないほど本数が減ってしまった。確かに、倉敷を過ぎたらほぼ座れていたような記憶があるので、適正化を進めていくとこんな感じになってしまうのだろう。

新型車両に置き換わるのは、快適性の点では歓迎されるべきなのだろうが、227系に置き換えがてら4両→3両の減車もされそうなのが不安なところ。どういう運用をしてくるのでしょうか。

というわけで、117系の運用もあと数日。流石に117系に乗ることはもうないだろう。さて、私が次に岡山地区へ訪れた際には、乗車するのは113/115系だろうか、それとも227系になるだろうか。いずれにしても、見慣れた風景と違ったものになっていそうで、それはそれで楽しみでもある。

(おしまい)

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