今週のダイヤ改正で引退する651系

3月18日のダイヤ改正で、651系が現役引退する。もう乗りに行くことはないだろうと思っていたが、先月とある日の夜に上野を通りかかった際、たまたま651系が発車間際だったため、最後に一目見ておくことにした。突発的ということもあって携帯で撮った写真なので、画質には目を瞑っていただけると幸いである。

14番線に停車していた651系、スワローあかぎの高崎行き。常磐線にE657系が入り、高崎線系統の特急に転属となった際に誕生したもの。ここで導入されたスワローサービスは、現在のJR東日本の特急で主流の席指定席制の先駆けともなっている。いつの時代も651系は先駆的な存在である（大袈裟）。

柵が被るが、もう少し横から。

高崎線に転属される際も結局LED化されることなく、字幕が作製された。字幕は、見やすさを維持したまま情報を詰め込むことができるうえにデザイン性があり、見ていて楽しい。

なんとなく手招きされているような気がしたが、ここはグッと堪える。

こちらの札もダイヤ改正以降は一新されるはず。特急あかぎは残るものの、スワローあかぎと統合する形で全日運転となり、特急草津は特急草津・四万に名称変更となる。

先頭車両。（次の列車の待ち客が入らないようなアングルにしたので、少し寄ってしまった）

窓側にそこそこの乗客を乗せ、VVVFではない昔ながらの音を奏でながら、ゆっくりと上野駅を出発していった。

651系にはずっと乗ったことがなく、1年前に乗ったのが最初で最後↓。そろそろ引退するのではないかと思っていたことから時間を作って行ったのだが、乗り損ねなくて良かった。