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旅の始まりはJL523便 HND→CTS(2024年3月:道南ぐるっと その1)

旅行というわけではないが、道南のとある地域に所用ができたため、北海道に行ってきた。今回は宿泊を伴うお出かけで、私にしては珍しい。今回は所用というだけあって、朝に落ち合う時刻を指定されており、新幹線でも飛行機でも始発で出たのでは間に合わないのだから仕方がない。

今回の目的地は函館からほど近く、特急で1時間程度で行ける場所。となると、函館とか青森に宿泊するのが自然な流れのように思うが、いかんせんひねくれた性格であるが故、観光客でごった返していそうな函館に泊まる選択肢は無いし、青森に泊まって北海道新幹線で向かうのも気が進まない。そんなわけで、今回は新千歳から南下し、東室蘭で宿泊することにした。

東室蘭に泊まるからには、地球岬に行きたかった。3年前に日帰りで行ってこようと思って飛行機を取ったものの、気が進まずに直前にやめてしまい、未遂に終わってしまった。今回こそはと思ったのだが、また色々とあって家を出るのが15時ぐらいになる感じだったので、諦めざるを得なかった。流石に日が沈む前に行こうと思ったら、遅くとも羽田を13時ぐらいには出ないといけないだろう。

それにしても、出発日の新千歳便は満席続き。2週間前ぐらいに航空券を取ったのだが、午後の便はほぼ満席。所用ということで、前述のように気が進まなくてやめるなんてことは無いのだから、さっさと航空券を取ってしまえば良かったのに、いつもの癖で勿体ぶって先延ばしにしていた。ここが狂ったら、飛行機で飛べるところを見つけて旅程を考え直すことになるところだった。

さて、今回の出発はJAL便なので第1ターミナル。

北ウイングの、いつもの入り口から・・・ではなく、

こちらから入場する。今回もなんだかんだファーストを取れたのである。狙った便に1席だけ、しかも割引運賃の枠が空いていたので、本当に幸運としか言いようがない。ただ、毎回思うのだが、最近はこんな乗り方が続いて、修行して会員になったメリットを全くもって活用できていない。

それにしてもあの看板、ちょっとエントランスの雰囲気を消している気がする。私は実用的な部分しか気にしないので別にいいのだが、なんか勿体無い。

保安検査を済ませ、こちらに向かう。出発の40分前なのであまり時間は取れないが、羽田のDPラウンジに入るのは1年以上ぶりなので。

ラウンジエリアへの入り口。他の空港では近年の改装で色々と手が加えられているだけに、ずいぶん控えめに見える。

とりあえず、駆けつけ一杯のビール。ハートランドがあったのでそれにした。

あとはパンをチョイス。メゾンカイザーのパンは、この時はクロワッサンが置いてあった。カレーパンは健在。

これから乗る機材(右)を眺めながら休憩。この時はパンが二つだが、もちろん全種類食べている。

ほどほどの時間に2階に降りて、搭乗口に向かう。

今ではお馴染みの、A350-900のファーストクラスの座席。先客の都合で、撮影したのは自分の後ろの席。こう見ると、ANAのプレミアムクラスっぽくなったなあと思う(色が黒い分、だいぶ窮屈な印象を受ける)。

座席は1Kなので、個人モニターは壁に取り付けられている。札幌に向かう便なので、ムービーは時計台や小樽運河などの景色。

北行きの便なので、東京湾を右手に見ながら34Rを離陸。写真には、南行きの離陸滑走路である05から飛び立った飛行機(SFJ?)が見える。

この日は天気が良かったので、千葉側の景色が綺麗に見える。写真の中央にある海に注ぐ川は江戸川。

ものの数分すると、街並みを外れてこんな景色になっていった。

昼食の準備が始まったので、メニュー表を拝読。羽田の出発が17時前なので、残念ながらまだ「昼食」の括りとなる。

メインは「ヒメダイのかさね焼き 蟹クリーム」とのことで、洋食っぽい感じ。

洋食っぽいけど、一番上に日本酒がリストアップされていたので、日本酒をチョイス。この欄の「ワイン・シャンパン」と「日本酒・焼酎」の順番が入れ替わることがあるような気がしていて、多分オススメが上に来ているのではないかという読み。基本、どう選んでも合うように厳選されていると思うが。

程なくして配膳されてきた。

こちらが本日の昼食(2回目)。ただ、結果的にはこれがこの日のまともな夕食になるのであった。

せっかくのファーストクラスなので、食後はシャンパンでまったりと過ごした。

気づけばもう青森県。

ここら辺は少し曇りがちで、地上の景色を見ることができなかった。

北海道の大地が見えてきた。なんとなく、1年前に訪れた日高本線の浜厚真駅らへん(苫小牧東港があるところあたり)な気がする。

18時ごろでこの夕暮れの感じ。前もって予想していた通り、地球岬に行くとしたら結構早い便じゃないとダメだったな(ワンチャン18時ごろに着けば大丈夫かなと思って、2時間前の便を考えたこともあった)。

3月ということで、ところどころにまだ雪が残っている。出発前に気温を見てきたのだが、正直どのような寒さなのか想像できない。

定刻より少し遅れ、18時15分ごろに新千歳空港に到着。新千歳ぐらいの距離だと、お酒を二杯飲んでちょうど良い感じに過ごせた。

さて、ここから東室蘭に行くためには、1駅快速エアポートに乗って南千歳まで行き、そこから特急に乗り換える必要がある。特急は19時18分発、19時48分発とあるが、それを逃すと22時34分まで無い。この間は何もないわけではなく、一応、空白の3時間には東室蘭まで先着の普通列車(苫小牧乗り換え)がある。しかし、真っ暗になってから乗るならば普通列車の面白みはあまりないと思うので、特急で足早に済ませたい。遅くとも19時48分の特急には乗ろうと、そこからの逆算と余裕時分の確保で、JAL523便にしたのである。

乗りたい電車まで30分以上の余裕があったので、とりあえず出発フロアに行ってお土産屋を物色。

新千歳から出発するときはラウンジで過ごすので、こんな時ぐらいにしか行かないかなと思ってLeTAOへ。

ソフトクリームを買ってモグモグ。

北海道は2〜3月ぐらいは閑散期になると前に聞いたことがあるけど、空港内はかなり空いていて快適だった。なので、ここら辺でのんびりしてから、地下のJRのホームへ降りて行った。

(続く)

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