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JL585便にて函館へ(2025年皐月:青函をめぐる①)

5月の頭、函館から程なく離れた八雲町というところへ、所用で少しばかり出掛けてきた。

1日目。まずは函館空港に飛び、そこから鉄路で八雲に向かう行程。今回は出発が7:30と遅めなので、一度展望デッキに立ち寄る。

時期は初夏に差し掛かる頃で、清々しい朝。南側には、おそらく福岡や沖縄に向けて発つであろうB787やA350が並ぶ。

第1ターミナルの中央部にはB737とB767と、小ぶりな機材が並ぶ。

というわけで、第1ターミナルから出発。平日なので空港も落ち着いていた。

ラウンジに入ったら、とりあえず奥のゾーンへ。ANAラウンジは結構な詰め込み仕様なのに、JALのサクララウンジはこんなゆとりのあるスペースがある。そこまで利用客でごった返すことは無いのだろうか。確かにANAラウンジはいつも人が多くて窮屈な感じなのに対し、サクララウンジにはゆとりがある印象。

頭を覚醒させるためのコーヒーと、水分補給のオレンジジュース。この日は昼間に作業が発生するので、アルコールは自重。

このスペースはプレイベート感が高い一方、物を置けるところがサイドテーブルしかないので、作業するには向かないところ。そこまで長居する感じでもなく、ドリンクをいただいた後は搭乗口に向かう。

そういえば、こんなスペースも見つけた。こっちの方が良いかも。

中はこんな感じ。サイドテーブルはこちらの方が大きめ。完全に仕事できるようなブースだな。

さて、函館行きは21番搭乗口から。写真撮るタイミングを測ったつもりだったが、日本語じゃないやん。

機材はB767なので、窓側は2列席。普通席で2−3−2、クラスJで2−2−2なので、普通席で十分にも感じる。

席に着いたら早速スマートフォンにご飯をあげる。家で充電し忘れ、ラウンジで座った席にコンセントが見つからなくて焦っていたのだが、ここでじっくり充電できる。最近はほとんどの機種にUSBポートが備えられていて、ありがたい。

北へ行く便なので、34Rから離陸。

都心を抜けたら、関東平野を見下ろしながらグングンと上昇。ここらへんまでは良い天気だったが、

途中からは雲ばかりになってしまった。

順調に十和田湖あたりを飛行中。札幌に向かう飛行機だと、陸奥湾の真ん中を突っ切るように徐々に東へ折れていくようなイメージがあるが、函館行きはこのまま真っ直ぐ行きそう。

窓の外に目をやると、すぐ近くに飛行機雲。ここまで近いと同じ方向に飛ぶ飛行機だろうし、高度も同レベルなので、それこそ前を飛んでいる札幌行きの飛行機雲ではないだろうか。

こちらが十和田湖。

陸奥湾の中に突き出た小さい半島。付け根に浅虫温泉がある半島だと思うのだが、何て名前なんだろう。奥には下北半島が見えて、いつも下北半島を下に見るように飛ぶ新千歳行きよりも西寄りを通っていることがわかる。

下北半島の先端、大間のあたりかな?こちらは新幹線や空港からアクセスしづらく、なかなか行く機会のないエリアである。

北海道の陸地が見えてきたと同時に、函館空港も捉えられた。ここまで来たら、後は右旋回して進入経路に入るだけ。湯の川温泉の街並みを見ながら函館空港に着陸。

函館空港では、搭乗したJAL便より15分ほど先行していたADO便が羽を休めていた。この便、ANA側から空席待ちを入れていたら10日ぐらいで落ちてきたけど、その間にJALの特典航空券の安さに気づいてしまったので、結局JALにしてしまった。

函館空港からは、バスで函館駅に向かう。

観光バスタイプの車両で、途中は主要停留所のみに停まる。函館駅まで20分/700円で、空港アクセスとしては高すぎず遠すぎずといった感じ。

自分は真っ先にバス停に並んだので事なきを得たが、空港で預け荷物を受け取った観光客が続々とバスに乗り込み、少々積み残しを発生させていた。原則飛行機の到着に合わせて運行している空港連絡バスなので、次のバスを待つにもしばらく待たなければならない。続行便を用意するとは案内されていたが、相当時間がかかっただろう。

そういえば、鉄道好きとしては、湯の川温泉までタクシー使って函館市電に乗るという選択肢もあったが、次の予定まであまり余裕がなかったので、今回はパス。いつもそうやってパスされている気がするが。

9時30分ごろ、函館駅に到着。函館に来たのは1年ぶりだが、前回は駅を通らなかったので、駅を訪れたのは16年ぶりか。完全に見知らぬ駅に生まれ変わっていた。

赤いオブジェが一際目を引く。

まだ30分ほど時間があったので、ここらあたりで朝食を・・・と思ったのだが、朝一は観光客でごった返している上、呼び込みも鬱陶しかったので早々に退散。駅構内で適当にお土産と駅弁を購入し、改札に向かった。

(続く)

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