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弘前からの帰京はもちろん・・・(2025年皐月:青函をめぐる⑥)

弘前公園の散歩、弘南鉄道大鰐線への乗車などで弘前滞在を楽しみ、9時過ぎに弘前駅前に到着。こちらの続き↓

この日は夕方までに東京に戻る予定。少し早めに帰らなければならないので、まだ朝ではあるが弘前を後にする。

弘前から東京まで鉄路で向かうと、在来線40分+新幹線3時間30分で、だいたい4時間ちょっと。まっすぐ帰ってもちょうど良い時間ではあるが、筆者の性格上、そのような経路は辿りませぬ。

そもそも弘前に宿泊したのがイレギュラーであり、もともとは新函館北斗に宿泊の上、新千歳から飛行機で帰る予定にしていた。つまり、新千歳から羽田への飛行機が確保されている。青森空港から新千歳への飛行機がうまい時間に飛んでおり、今回弘前まで寄り道しても、新千歳からの飛行機をキャンセルせずに活かすことができた。そんな経緯で、青森空港→新千歳空港→羽田空港の経路で帰京することとなった。

今から思えば、①弘南鉄道を大鰐まで乗り通して、②大鰐温泉からつがる42号で秋田へ、③秋田空港から飛行機で羽田へ、のルートに気づいていれば、そちらに切り替えた気がする。

さて、青森空港へは弘前駅前からバスでのアクセス。

弘南バスがやってきた。このバスは弘前バスターミナルが始発。弘前駅からの乗客10〜20人程度を合わせて、通路側もちらほら埋まるほどの混み具合であった。

早朝から活動していたので、バスの中では一休み。気づいたら少し標高の高いところを走っている景色に変わっており、有料道路に入っていたようだ。起きて程なく、青森空港に到着。

保安検査場に入る前に、こちらのエアポートラウンジにお邪魔する。この空港のJALラウンジは、保安検査前のカートラウンジを共用しているようである。

こちらに来た目的は、shinyのアップルジュース。アルコールは有料のようで。熊本空港なんかは、カードラウンジと共用しつつも、航空会社のステータス持っていれば飲み放題と区別されているのだが、ここはそういったシステムはないようだ。せっかく有料にするならシードルとか置いてあればよかったのに。

後は、コーヒーマシンがあったぐらい。

室内はこんな感じ。ほぼ貸切状態だった。

これから搭乗するのはJL2804便。J-AIR運航便。

機種はエンブラエルE170。同じ時間帯のANAがプロペラだったので、こういう短距離を飛ばせるジェットの存在は良いね。

遠くに見える山はなんだろう。

無事に離陸。風が強いようで、少し煽られながらの旋回・上昇。

機内は満席とまではいかないが、かなりの搭乗率。

ぐるっと回って北向きに針路をとるとすぐに陸奥湾が見えてくる。

海峡のあたりはずっと雲がかかっていたようで、雲が切れたらへんで北海道に上陸。

この後、新千歳空港の北側に回り込んでから着陸するのだが、天候が荒れていて揺れに揺れた。小型機だから尚更、機体が上下左右に煽られ、久々に大きい揺れを感じた。帰りの便が欠航とかになっていないか心配になるが、A350なので大丈夫だろう。

11時50分ごろ、新千歳空港に着陸。東京に夕方には戻らないといけないため、無事に着陸できてひとまず安心。

ここで搭乗していたCAさんに、この後羽田に戻るんです〜という話をしていたら、そのCAさんもDHで羽田まで同じ便で移動するシフトだそうで。J-AIRのCAさんが羽田に?と不思議に思ったが、羽田からもE190を使ったJ-AIR運航便が5都市に就航しているとのことだった。

新千歳空港での乗り継ぎは1時間ちょっと。特に呼び出しとかもなかったので一旦外に出されるような雰囲気だったけど、グランドスタッフさんに申し出て制限区域にて乗り継ぎさせていただいた。そして、昼食の時間帯に向かったのは、制限区域の中央ら辺にあるフードコート。この中に3店舗ほどが出店しており、「島の人」という海鮮のお店に向かった。

時価で提供される生うにいくら丼をいただいた。利尻のバフンウニのシーズンはもう少し先だと思うので、ムラサキウニかとは思うが、それでも普段食べるウニとは格違い。手前には鮭の昆布巻きもあったが、こちらも美味であった。

この日の価格は5000円弱だったか。これが全部ウニになると値段が倍ぐらいで、なかなか手が出しにくい価格帯だなあと思った記憶。ちなみに量としては「北海道を発つ前に小腹を満たしたい」「北海道グルメを最後まで満喫したい」といった感じのお手頃サイズ。これだけをメインにすると物足りなく感じるが、この後にラウンジで食事をとれるもんで、食べ盛りの私でも「美味しいものをちょこっと」なんて楽しみ方ができた。

昼食後はまだまだ時間があるのでこちらに向かう。本日はDPラウンジ。

食事のチェック。パンはいつものカレーパンに加え、プチピザと恋するりんご。

ここはおつまみ系。

へ〜、味噌汁以外に野菜スープもあったのか。

おにぎりの種類は、卵焼き昆布おにぎり。凝ってます。

サクララウンジと違って、一つ一つのソファーが大きい。

カウンター席。夜に来ても空いているが、昼間もガラガラだった。時間帯?平日だから?

とりあえず、パンを一通りとビールを一杯。

外は相変わらず風が強いようで、ラウンジにいる間も風が吹き付ける音や、何かが揺れてガタガタしている音とかがしきりに聞こえてきた。これから東京に帰る便のことが心配になるが、とりあえず新千歳に着陸できているので大丈夫だろう。

さて、帰りは13時05分発のJL510便。

DPラウンジに入ったことからお察しの通り、帰りはファーストクラス。もし普通席とかだったら、弘前からの帰りは違った経路になったであろう。

隣にはANAのB772が駐機中。あちらの会社はB777がまだまだ健在ですね。

吹き流しが横にビンと立つほどの風。

南向きに離陸し、そのまま北海道を後にする。どんよりとした雲が広がっている時より、案外こういった感じの方が荒れていることが多いのは気のせいだろうか。

上空では本日3回目の昼食。食事のメインは鶏つくね。この写真だとマグロカツが目立ってしまっているが。飲み物は、ドリンクメニューの一番上にあった日本酒、播州一献。甘い香りの日本酒って舌に合わないとなかなか進まないのだが、これはスルスルと飲めた。

上空はなかなかに雲が多く、終始荒れ模様。搭乗する時点で、サービスの提供時間が短くなってしまうとのアナウンスがあったが、これでは仕方がない。

東京は雨。この日は5月には珍しく天気予報に雷マークもついており、そちらと被ったら困るなあとか思っていたのだが、その意味では無事に着陸できて良かった。

定刻から8分遅れの14時53分に到着。青森→新千歳の小型機フライトの後のだったので、天候は荒れていても安心感が全然違った。

帰りは京急で。日中は快特、特急、急行のパターンダイヤ。

以上、函館1泊2日でした。特急北斗と飛行機の旅になるかと思いきや、弘前の方まで足を伸ばせたので、個人的には80点ぐらいの旅でした。基本的に思いつきなので、その時点では100点だと思っても、後から振り返ると色々なことに気づいてしまうわけで、ここら辺は仕方がないところ。気になればまた行けば良い。また「16年ぶりの函館駅」とかいった具合に、あっという間に時間が経ってしまうんですけどね。

(おしまい)

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