4月19日、田町駅の線路切り替え工事のため、京浜東北線および山手線を中心に運休等が発生している。この日、山手線の駒込駅に行く予定だったので、駒込駅へ向かいがてら、その様子を観察してきた。
京浜東北線は品川より南側で折り返し運転。ひとまず品川駅の一個手前である大井町駅に出向き、京浜東北線のホームに降りてみた。

終日品川行きとなるので、発車案内には「品川」の文字が並ぶ。普段は5分間隔だが、この日は4-6分間隔になっていて、品川での折り返しを考慮してダイヤを調整しているような印象。(品川の北行ホームから折り返してくる列車が、渡り線を通るところで進路を塞いでしまうから?)

品川行きの表示でやってきたE233系。

この列車は蒲田始発なので、3駅だけの短距離列車。
珍しいところを見られるかと思って先頭に乗ってみる。前面展望をする先客が多く、みんな同じようなことを考えるよね。品川駅の手前で南行の線路に転線し、そのまま5番線に入線。品川駅では4番線と5番線で交互発着をしているようだった。

品川駅の5番線。案内には、日中には走らないはずの「鶴見」の文字があったが、折り返し車両は「磯子」を表示しており、誤植だろう。

品川駅には、田端まで並走する京浜東北線と山手線の案内を並べているところがあるが、この日に限っては全く意味をなしていない。

案内をざっと眺めていたら、「上野行き」が設定されていることに気づく。グリーン車連結なし、から何が停まっているか想像できるが、一応ホームに行って確認。

常磐線用のE231が停車していた。

先頭近くだったので、記念撮影。

1時間に2〜3本設定されており、一部は大宮駅まで足を伸ばしているようだ(その場合はグリーン車付き)。この他にも、夜間帯を中心に、区間延長などによって品川〜上野を通る本数が増えている。
この列車より前に上野東京ラインが2本あったので、始発列車は観察しただけ。先発する上野東京ラインにて上野駅まで移動した。京浜東北線の運休の煽りを受けて山手線はかなり混雑しており、品川から乗るのは得策でないように思えた。

田町〜浜松町では絶賛工事中。少し前まで山手線の線路の間に引き上げ線があったので、そのスペースを潰して少し線路を西側にずらし、羽田アクセス線への渡り線の用地を確保する。
上野駅に到着。品川からの上野行きがあれば、逆もあるということで、

上野駅にも、当駅始発の品川行きの表示。
この駅で山手線の内回りに乗り換え。山手線は、ぐるぐる回る内回り列車に、上野(〜池袋〜渋谷〜)大崎での折り返し運転が入るパターン。内回りはなんとか本数が確保されているが、外回りは区間列車のみであり、本数はかなり少なくなっていた。なお、田端の方からやってきた山手線を見ていると、上野駅で全ての乗客を下ろし、鶯谷の方にある引き上げ線へ回送されていった。
山手線に乗ってから、これから行くお店を調べていたところ、臨時休業していることを知る。これじゃ駒込まで向かっている意味ないじゃん・・・と考えあぐねたまま、なんとなく巣鴨で下車してしまった。

巣鴨駅の案内には、山手線の上野行きが並ぶ。日中は10分おきなので、2本目の列車の到着までは「10分以上」とあった。
帰りは分断されたJR線を通る気にはなれず、地下鉄で帰ったのでした。
(おしまい)
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