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太宰府天満宮へお参り【12月九州北部のぶらり:その1】

12月に所用で福岡へ行ってきた。その際に半日ほど自由に使える時間ができたので、九州北部でぶらぶらと乗り鉄をしてきた。

ここ数年の九州北部の乗り鉄を振り返ってみると、行ったところは長崎方面か筑豊方面。そこらへんも気になる私鉄が残っているのだが、今回は趣向を変えて南下する事にした。福岡から南の方へは、もっと気になる私鉄である西鉄が通っている。西鉄も西鉄二日市までしか行ったことがないので、この際大牟田まで乗ってみる事にした。まあ南下しようと思ったのは、今回宿泊したところが渡辺通り沿いであり、西鉄福岡(天神)に出やすかったということもある。

9時過ぎに荷物を預けて宿泊地を出発。急いそと西鉄福岡(天神)駅へと向かった。

南側から駅に向かったので、このような小さな入り口から駅に入る。櫛形ホームと大きい改札口を備えるメインの入り口は北側となる。

3番乗り場から9時30分に発車する特急大牟田行きに乗車する。光の加減か、発車間際かわからないが、写真ではなぜか表示が暗い。

なお、今回は全く時刻も調べずに動いている。西鉄福岡駅からの特急が0分と30分にあることだけは頭にあったので、タイミングを見計らって宿泊地を出発したのである。

3番乗り場に行ってみる。3000形が停車している光景を想像していたのだが、停車していたのはまさかの5000形。ラッシュ時でなくとも特急運用に就いているのか。

うん、確かに特急表示を出している。

そしてこの駅もホームドアが設置されていた。3ドア車と4ドア車が混在するからか、JR西で見るようなロープ式が採用されていた。

せっかくなので、LCDの案内と側面表示を一緒に。

ところで、発車案内の「甘木方面は久留米で乗換」と見て、違和感を覚えたらまあまあ詳しい人、ここら辺の運賃事情まで知った上で違和感を覚えなければ精通している人だろう。甘木方面へは宮の陣という駅から分かれる支線に乗る事になるが、久留米は宮の陣よりも先にある駅である。つまり、久留米で乗り換えると宮の陣から久留米の間が重複乗車になる。しかし、宮の陣には特急が停車しないためか、久留米乗り換え用の運賃が別途設定されている。宮の陣では、急行花畑行きが甘木行きにちゃんと接続しているはずなんで、わざわざ特急で久留米を回る必要もなさそうなんですが。

乗車した列車は昭和56年製とのこと。自分よりも上の世代の列車が、本線格の特急列車で現役バリバリに使われているのは不思議な感じ。

西鉄福岡駅を出ると、薬院駅、大橋駅、春日原駅と停車していく。以前乗った時は薬院駅〜西鉄二日市駅がノンストップだったが、だんだんと停車駅が増えていく。沿線需要をなるべく拾っていくのは昨今の流れだが、利便性が低下する一方のJRから利用者を獲得しようとしているようにも見える。

西鉄二日市駅までは、多くの区間が高架化されている。ここら辺も、つい最近工事が終わったばかりの区間。そういえば西鉄って標準軌でした。

西鉄二日市駅に到着。当初は大牟田まで乗り通す予定だったが、西鉄に乗っているうちに太宰府にお参りしようと思い立ち、向かう事にした。この先の予定がどうなるかわからないが、元々行き当たりばったりでやってきているので、ここで気にすることでもない。

特急列車の向かいには普通大善寺行きが待ち合わせしており、その先には太宰府線の線内折り返し列車が停車している。西鉄には新形式が入っているはずだが、なんだか一昔前と変わらぬ風景が広がっていた。

と思ったら、上り方面のホームに3000形が入線してきた。西鉄二日市始発の普通列車である。間合い運用なのだろうか。

階段を登って、太宰府線のホームに向かう。次の急行列車は、西鉄福岡駅からの直通列車である。3000形はこちらに使われているのか。

西鉄福岡駅からは、座席に余裕を持った状態で出発。支線にある五条も太宰府駅も一番前が改札口に近いのだが、特に先頭車両が混むという感じでもなかった。なので、先頭車両から前面展望していた。

五条駅に到着。太宰府線は、基本的にはこの駅で交換するダイヤになっているはず。太宰府行きが待ちで、西鉄二日市方面行きの列車を通す感じだったので、しばらく停車した。

向かいに来た、普通小郡行き。西鉄福岡駅から太宰府駅まで直通した3000形は、折り返して小郡まで行くダイヤになっているようだ。

終点の太宰府駅は、2面3線の櫛形ホーム。

太宰府駅には10時ちょうどに到着。次の折り返しの列車は10時09分発で流石に無理なので、10時25分発に乗れるよう、時間を測りながら天満宮の方に向かう事にした。参道には有名なスタバがあったり、梅ヶ枝餅のお店が並んでいたりするのだが、今までに何度か巡っているので今回はパスした。

山道はこのような感じ。たまたま人の少ない頃合いに撮れた。

太宰府天満宮の石碑が見えてきた。この鳥居をくぐった先には御神牛が奉納されており、頭を撫でると知恵を授かるということから、多くの人が並んでいた。

左に曲がると、再び鳥居。この先に太鼓橋がある。

太鼓橋はこのような感じ。ここを渡ることで身を清められるそうだ。

太鼓橋を渡った先に楼門が見えてきた。

楼門。こちらは、表から見るのと裏から見るので見え方が違う、独特のデザインらしい。こういった情報を前もって仕入れてから巡ると見え方が違うもの。訪問は今回が5回目なのに知らないことが多すぎる。

楼門をくぐった先の、こちらに参拝。現在、御本殿は改修工事中で、仮殿に参拝する形になっていた。

インバウンド客が多く、結構な人で賑わっていた。ただ、撮影スポット的なところは人が多いように感じたが、境内は結構余裕のある感じで、窮屈さは全く感じなかった。

さて、予定通り10時25分発に乗るために太宰府駅に戻り、乗り鉄を再開する事にした。

(続く)

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