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選べるなら電車ではなく気動車で【2025年8月:地球岬へ行く④】

室蘭に1時間ほど滞在し、駅に戻ってきた。こちらの続き↓

室蘭駅に戻ってきたのは16時30分ごろ。あとは東京に帰るのみである。

そういえば室蘭駅前には、こんなモニュメントがあった。地球岬を意識している。あー、この写真見ても山の上の方の視界が悪いのがよくわかる。写真には撮らなかったが、母恋駅で降りたときにもこんな景色が見えて、地球岬に行く間もテンション下がりっぱなしだった。

駅構内の様子。かつての主要駅だった室蘭駅も、先日のダイヤ改正でついに無人駅化してしまった。

改札には、直近の時刻表と列車走行位置、そしてホームのライブ映像が映されていた。次は16時37分発の特急札幌行きだが、これは見送る。往路で乗車したすずらん号の折り返しのため車両は789系であることがわかっていたし、そのまますずらん号で帰るのも味気ないのでスルー。次の普通列車に乗車する。

特急が発車したあと、頃合いを見計らってホームに入る。ああ、冬場はホームに出ると寒いから、列車が入線しているか状況がわかるようにしてるのか。

駅名標と、これから乗車する737系。

線路の終わり。かつては、ここから数百メートル延びていたということか。

この系列自体が、2年前から投入されている新しい形式なので、比較的ピカピカしている。

前面から。

2ドア車なので、ロングシートもそれなりの長さ。25席ぐらいあるだろうか。ずらっと横に並んで座るのも圧巻である。

2両目に乗車したこともあって、発車時刻を迎えても乗客は少なめ。この電車の13分前に特急すずらんが出ており、東室蘭までの短距離利用者&その先の遠距離利用者はそちらに乗車したと思われるので、あえてこの電車でなければならない人も少ない気がする。

室蘭駅を出ると、次は母恋駅。往路に下車した駅である。

列車はゆっくりとした走りを続け、本線と合流する東室蘭駅に到着。乗車した列車は苫小牧行きだが、ここで下車。後続の特急に乗り換える。

降りたホームの向かい側には、長万部からやってきたH100形が入線していた。車番がH100-85となっており、85両以上も導入されていたとは驚きである。この編成は日高線ラッピングとなっているが、H100形自体は入線しておらず、地域性を考慮したデザインということだそう。

次に乗るのは、17時22分発の特急北斗15号。先ほど特急すずらんに乗らなかったのは、どうせなら気動車特急の方が良いだろうということ。20分の接続なので、選択肢的にはギリギリのライン。だったのですが・・・

函館から来る途中で何かあったらしく、全然来ない。

乗車券が途中下車できないものだったし、ここで損切りして外に出る価値はないかと思い、このホームでずっと待ちの状態。

このホーム、ドーム状の屋根が独特。

JR北海道の駅ホームの乗車位置目標は、A〜Tのアルファベットで表されている。各アルファベットを頭文字とする、北海道に所縁のある単語とイラストが特徴的。Deer、Fox、Lavender、など。

非常に退屈していたところ、50分遅れで特急が入線してきた。本来発車すべき時間に、「50分遅れで現在長万部付近を走行中」とアナウンスが入ったときには絶望したが、50分遅れてでもちゃんと来てくれただけ良かったとしよう。

まだまだ日が沈まないので、帰りも窓側の席を予約。水平線が見えないまでも、これぐらいでも見えてくれてたら・・・

こういったところを疾走すると北海道らしさを感じる。

南千歳駅で下車。空港までの一駅、快速エアポートに乗車する。来たのはまたもや733系だった。

空港には19時14分に到着。今回は特に寄り道もせず、室蘭まで往復したのだった。

(続く)

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