南武支線にE127系が入ったのが、2年前の9月13日。運用離脱の期間もあったが、現在は元気に運用に就いている。今回、たまたま川崎を通る時間と南武支線のタイミングがうまく合ったので、覗いてみることにした。(編注:南武支線は日中40分間隔である)
川崎駅から南武線で一駅、尻手駅に到着した。

立川行きの電車を降りると、向かいの3番線には浜川崎行きが既に待機していた。なお、3番線にはE127系の導入とともにLED式の発車案内が設置された。E127系は3ドア車であり、4ドア車の205系と共通運用となっているため、ドア数の表示があるのが特徴・・・だったのだが、今回消えてるな。

先頭に回って顔を撮影。この形式(0番台)、20年以上前から新潟地区を中心に運用されていたらしいのだが、一回も見たことがない。この列車がJRで現役だった頃、新潟駅に一回しか行っていないので見てないのも無理はない。

車内はロングシート。てか画像加工したらガビガビになってしまった。

こう見ると、昔ながらの無骨なステンレス車の印象を受ける。

側面表示は、今では珍しい字幕式。

3番線の線路の終わり。こっちは車止めがあって繋がっていなかったのか。だから、以前あった武蔵中原からの出庫運用は1番線発だったのか。左の貨物線は、新川崎の方に繋がっていく。
南武支線は40分おきと本数が少なく、だからこそ乗客が集まるのか。尻手駅の階段に近い後ろの車両はそこそこの乗客があり、「余裕を持っては座れない」程度。ただ先頭車両は比較的余裕あり。と思っていたら、発車間際に部活の高校生っぽい集団が乗車して、少しの賑わいを見せた。それと、大回り乗車で鶴見に抜けると思われる会話をしていたグループもいた。鉄板のコースですね。
せっかくなので一駅だけ乗車。地方特有のドア開閉音(キハ110系などと同じ?)に、独特のVVVFを奏でる走行音は、この車両がよそ者だったことを印象付ける。東海道線をオーバークロスし、右手から貨物線が合流してくると、すぐ八丁畷駅に到着。

乗車してきた電車を見送り。

駅名標。

この駅は、地上を京急線が直行している。ラッチ内乗り換えで、南武支線に設置された簡易改札にICカードをタッチしてから階段を降りる。

降りた先が京急線乗り場。1分乗り換えだったが、撮影などしても十分すぎるほどの余裕あり。こちらに乗車して川崎に戻りました。
(おしまい)
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