とある週末の乗り鉄記。下りの東海道線にて「何だか眠いし降りる気しないなあ」と思いながらウダウダ過ごしていたら、藤沢駅まで寝過ごしてしまった。もともとはJRをグルッと回って軽く乗り鉄をするつもりだったので特に決まった用事があるわけではなく、寝過ごし自体は特に痛手ではない。ただ、この先は一度下車して(改札を入り直して)折り返すか、茅ヶ崎から相模線に抜けるかのどちらかとなってしまう。同じ道を折り返すのもつまらないので、藤沢から小田急で湘南台に出て、相鉄を使ってみることにした。
湘南台の駅前のドトールにて一服してから乗り鉄開始。
発車案内には南北線直通、東横線直通、三田線直通、横浜行きと並んでいた。土日は湘南台からの直通電車は東横線直通が1時間2本が基本的なパターンなので、珍しい並び。次がちょうど南北線直通なので、これに乗って都心に戻ろうと思った。
浦和美園行きは相鉄車でやってきた。8両なので、21000系。相鉄も、直通先に合わせて3形式も揃えなければならないのは大変だ。
側面表示。なぜか相鉄車両のLEDは、手持ちのコンデジの即席撮影では上手く撮れない。
車内の様子。ドア横の仕切りが高いのはいいが、構造物が多くて窮屈な感じ。ただ、それも人がほとんど乗っていないからそう感じるだけで、それなりに人が乗っている状態では気にならないかもしれない。
二俣川まで17分、西谷まで22分もかかるようだ。いずみの線の列車はほとんどが各駅停車なので、これはなかなか厳しいか。
直通先までの停車駅案内。気が遠くなる駅数だが、一枚の画面に永田町まで入っているのはなかなかのインパクトではなかろうか。
湘南台を出発し、少しずつ乗客を増やしながら二俣川に到着。
二俣川にて待ち合わせがあるので、一旦下車。快速横浜行きと、特急新宿行きを通してからの出発となるため、7分も停車する。これだけ待つなら、もう横浜に出てJRで帰ろうかと気が変わってしまった。新宿行きにしなかったのは、既存路線に乗るならば交通費を節約したいため。
快速に乗ってもその後の特急に乗っても両者は西谷で接続するため、ここは無駄に特急に乗ってみることにした。JRのE233系がやってきた。東急の直通が話題になり過ぎて、JRの方は影に隠れてしまっている印象。
二俣川を出た時に、東急3000系とすれ違った。この車両、相鉄直通が始まってから頻繁に見るようになった気がするのは気のせいだろうか。
西谷で、先を行っていた快速に乗り換え。こちらは11000系(だと思う)。
星川を出たところにある留置線には東急の3000系が2本も停車していた。東急がかなり幅を利かせている。
17時18分に湘南台を出て、横浜に到着したのが17時52分(363円)。仮に湘南台を17時20分に出る市営地下鉄に乗り、戸塚でJRへ乗り換えると横浜に到着するのは17時49分(502円)。対横浜ならば相鉄で通す選択肢もありだが、私のようにJRに乗り換えて都心方面に向かう場合はどうなのだろうか。
いずみ野線に乗ったのも久しぶりだったが、時間帯のせいなのか乗客も少なく、ダイヤ的にも冷遇されていて、何となく実情を察してしまった。地下鉄が湘南台まで開通した頃にはいずみ野線専用の種別として「快速」を誕生させたり、特急の登場時はいずみ野線にも設定されたりとテコ入れも行われたようだが、結局は各停メインの路線に戻ってしまっており、現実は難しいのだろう。東急との直通運転の開始が起爆剤となれば良いが・・・。また、今回は土休日の夕刻時という中途半端な時間帯であり、平日朝夕などのラッシュ時の様子も見たことないので、他の時間帯でどうなっているのかも興味深いものである。
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