11月末より、相模線にE131系が導入されることが決まりました。1都3県では珍しい部類に入る原型205系がなくなってしまうというで、茅ヶ崎まで行ってきました。
さて、相模線は茅ヶ崎を起点として橋本まで結ぶ路線です。家からも微妙に遠いところを走っている路線で、乗車したことも3、4回ほどしかないです(しかも何かの用事のために乗ったことはないかもしれない)。この路線は車両の置き換えの波から取り残されて30年もの間ずっと205系が走っていました。この間のニュースでE131系への置き換えが始まると聞き、思い入れはありませんがなんとなく記念に見納めに行くことにしました。ちなみに正確には205系500番台ですね。
というわけで、
いきなりですが、相模線にて運用されている205系@茅ヶ崎です。独特のフェイスをしています。
折り返しまで20分近くあるので、色々なアングルから撮ってみます。
字幕、JRマークの組み合わせ。現在では行先方向幕はほとんどがLEDになってしまったため、字幕式がまた一つなくなると思うと寂しいです。小学生の頃、終着駅で字幕が回転するのを面白くてずっと眺めていたものです。(JRは終着駅に着く直前に変わってしまうことが多かったですが)
誰もいなかったので、車内の様子。この後の編成は座面が薄く、硬くなっていたので、ふかふかシートが懐かしいです。
ちなみに茅ヶ崎に着いたときにちょうど一本前が出るところだったのですが、そちらの編成にはヘッドマークが着いていました。
さて、今度の電車は15時38分の橋本行きです。205系を見たら茅ヶ崎で下車して散歩をする予定でしたが、せっかくなので予定変更して乗車することにしましょう。この30分後に海老名行きがありますが、この字幕を撮っておきたい気持ちが渦巻いていました。(今思えばそのためにも散歩すれば良かった)
向かい側に、折り返しで次の橋本行きになる電車が入線してきたら、出発です。せっかくなので前面展望することにします。出発してすぐ、電留線にE131系が止まっているのが見えましたが、写真を撮れるほどには接近できませんでした。
相模線は速度も出しませんし、交換のための停車時間が長く、駅数のわりに時間がかかりますね。前面展望すると、意外とすらっとまっすぐ伸びている線路をのんびり走る様子がよくわかります。携帯で地図を見ながら東海道新幹線や東名高速の下をくぐるところなどを観察したりして楽しんでいました。
厚木を出ると、右側に単線の線路と並びます。実は前方を相鉄線の12000系が走っていたのですが、写真上では見えないか。
列車は茅ヶ崎を出てから30分強で相模線の中間拠点、海老名に着きました。
一応、交換の電車の字幕です。
海老名では、駅舎の外から205系の発車の様子を見ることができました。
次に来る時にはE131系に置き換わっていそうです。
海老名からは、相鉄で帰ります。
偶然にも、次の発車がJR直通線、しかも特急です。ラッキーなことに、思い描いていたよりも早く東京に戻れそうです。
車両はツヤツヤの12000系です。
字幕。フォントは違えど構成はE233と同じ形式です。
LEDの車内案内。
車内は独特の色づかいとデザインです。
この電車は埼京線に入ってしまいますが、東京方面に向かいたいので西大井で下車します。
東京方面の電車を待っていると、向かいにはE233系の相鉄線直通が来ました。西大井に緑色の電車が来るのはいまだに慣れません。
横須賀線を待っていると
来たのはE235系でした。これがようやくの初乗車。これで家路につきました。
以上、相模線に乗るためのぐるっと一周旅でした。205系という中高生まで馴染みのあった車両がなくなることもありますが、非VVVF車がなくなるのも寂しい限りです。関東で残っているのは鶴見線/南武支線と日光線/宇都宮線あたりでしょうか。相模線205系を見られるもあと僅かですが、日光線も置き換えが決まっていますので、乗るならお早めにどうぞ。
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