山手線のホーム切り替え@品川

明日、12/5より品川駅の山手線外回りのホームが切り替わります。

工事の概要を下図にまとめてみました。

数年前までは、山手線と京浜東北線が別々に、それぞれ一つの島式ホームを使っていました（左）。それから1年ほどかけて、京浜東北線のホームを一つずつ東にスライドさせており（中）、そして今回の工事で、山手線と京浜東北線の間のホームを整備することで対面乗り換えできるようになります（右）。

この工事により、

• これまで山手線同士、京浜東北線同士というように「お互いに乗り換えることのない」路線が同じホームを使っていた状態から、京浜東北線の蒲田方面から来た人が山手線の渋谷方面へ対面乗り換えできる利便性が生まれた
• １−２番線ホームが山手線の東京方面の専用ホームとなって広くなった。
• ３−４番線ホームが線路一個分だけ広くなり、ホームの大きさに余裕ができた

あたりが挙げられると思います。何を隠そう、１点目については筆者も月に一度程度は恩恵を受けることになる（地味に面倒だった）。

一方、新しく共用する３−４番線ホームは、蒲田方面から人を増やし続けて到着した京浜東北線から出てくる降客と、山手線の大崎方面に乗るために溜まり続ける乗客を捌くことになるので、ラッシュ時などは大変混みそうな気がします。このホームは現状、階段の広さなど心もとないような気がします。

そこで今日は、ちょっとした記事にしたついでに、京浜東北線北行き→山手線外回りの最後の階段乗換を体験してきました。

品川二番線より。すでに工事柵は外れ、新しいホームも見えるようになっていました。案内も目隠しされているだけの状態で、準備万端です。あまりにもオープンだったので、今日からだっけかと錯覚しました。

外回りの山手線です。まるで中線に入線しているような絵です。

こういった利便性の向上は地味に嬉しいものです。品川駅については、夕方に新幹線から山手線などに乗り換えるときにはかなり混雑しているのを感じていたので、ホームも広くなって利用しやすくなるのでしょうか。

（おしまい）