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名鉄ワールド【隙間時間にちょこっと名古屋へ:その2】

ぶらっと名古屋まで来た、こちらの続き↓

金山駅からは、名鉄に乗り換え。

金山駅は早くから総合駅化されており、JR(手前)と名鉄(奥)の改札が並んでいる。JRと名鉄の乗り換えは名古屋よりもこちらの方が便利。

名鉄の改札口。

金山駅自体は分岐のないスルー駅なのだが、数駅先で支線が分岐していくので、方面別に案内が分かれている。さて、ここから向かうのは中部国際空港駅である。

金山駅から中部国際空港までは、準急で48分、特急で35分、ミュースカイで28分(昼間の標準的な所要時間)。で、ここでようやく違和感を覚える。次に来るはずの12時05分発の特急中部国際空港行きがないんですけど・・・

なんでも、朝に知多半島の方で豪雨があったらしく、一部列車が運休しているとのこと。なぜか運悪く、乗車予定の列車が運休となってしまったようだ。

次の中部国際空港行きは、遅れている11時54分発のミュースカイ。本来の発車時間を10分ほど過ぎており、指定席を購入できるか怪しい。車内料金のペナルティは数十円の話なので飛び乗ればよかったのだが、なんとなくこの電車は見送ることにした。12時05分発の特急が運休、その後は12時19分発の準急、12時24分発のミュースカイと続き、こうなると中部国際空港に先着できるのはミュースカイである。とりあえず20分ほど待つことにした。

普通列車の方が、途中駅の様子を見たり前面展望できたりするので良かったのだが、急いで空港に向かいたくなったので、仕方ないか。

金山駅にいても狭いホームに多くの人が流動して居づらいので、隣の神宮前駅に移動。ここでミュースカイの指定席を購入。せっかくなので、ミュースカイが到着するまで車両ウォッチングをしていた。

神宮前駅は名古屋本線と常滑線の分岐駅で、外側2線が名古屋本線、内側2線が常滑線のホームとなっている。

準急豊明行き。今の時代もこんな車両が走っているなんて素晴らしい。

名古屋方面のホームには、豊橋始発の快速特急中部国際空港からの特急が並ぶ。両方とも、後ろ2両が特別車となっている。

こちらが、上の写真の特急にくっついてる普通車両。特別車が2ドアに対して、普通車両は3ドア。

こちらも古参の車両。窓がセパレートになっているのが独特。

さて、次にやってくるのが乗車するミュースカイ。名鉄は特急料金というよりは、特別車に乗車するのにチケットが必要なシステム。JRのグリーン車みたいに特別車両を2両連結していることが多いのだが、ミュースカイだけは「全車特別車」(全車グリーン車みたいな感じ)で、ミューチケットが無いと乗車できない列車。

ミュースカイに充当されている2000系。赤色系統の名鉄の中で唯一の、空をイメージさせる青色の車両。

車内も青系統でまとめられており、青とライトブルーのシートに、ミュースカイのロゴ入りのヘッドカバー。

車内はこんな感じ。荷物棚のライトが特徴的。

液晶には、前面展望と速度表示。近鉄やスカイライナーでも搭載されているが、こういったものも楽しみの一つ。

聚楽園駅で準急を追い越し。中部国際空港方面のみ、通過線が設置されている駅。

太田川駅で河和線とお別れ。太田川駅は少しだけ変わった構造をしていて、河和線の上り線が常滑線を跨いだまま、上の階のホームに停車する。なので、名古屋方面の列車は2階と3階に停車することになる。ポートライナーの中公園駅みたい。

常滑駅かりんくう常滑駅を通過したあたりで、照明が青色に変わった。空港が近づいてきたということか。

海の向こうに見える空港島。管制塔が見える。

この駅は、強風対策のためか、フルスクリーンのホームドアを備えている。

中部国際空港に着いたのは12時48分。搭乗する飛行機は14時10分発なので、大体1時間ぐらいの余裕を持って到着した。想定よりは短いが、十分でしょう。(続く)

〜ここまでの行程〜

  • 品川 9:55 → 名古屋11:25 のぞみ65号
  • 名古屋 11:32 → 鶴舞11:39
  • 鶴舞 11:48 → 上前津 11:49
  • 上前津 11:56 → 金山 12:00
  • 金山 12:00 → 神宮前 12:02 急行河和行き(少々遅れ)
  • 神宮前 12:27 → 中部国際空港 12:48 ミュースカイ
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