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HC85系に初乗車の南紀3号(紀勢本線は長かった)

新幹線を降りた豊橋から、名鉄と近鉄を乗り継いで松阪までやってきた。前回↓

ここでようやく紀勢本線に入る。松坂まで別道で来たとはいえ、ここから次の乗り継ぎ駅である新宮駅まで150km、特急でも2時間以上かかる。改めて、ここを鈍行で通過した過去の自分が信じられないと思った。

松阪駅で、ここから先で使用する切符を引き取り。これから乗車する南紀3号の指定席については、名鉄で抑止を喰らっている間に購入してある。自由席にしようか悩んだが、指定席にはかなり余裕があること、南紀の名前の入った指定券を入手しておこうということで、指定席にした。A席が空いてなかったら悩んだだろうな‥。シートマップを確認したところ、4両編成(通常2両に、もう1編成を増結)となっていたが、シートマップ上での空席が多く、なんだか需給が見合っていないような気がした。

近鉄のホームからとりあえずJRの改札を目指す。

松阪駅はJRと近鉄の共同管理駅となっており、南口をJRが、北口を近鉄が管轄している。駅の構内は中間改札無しで両社の乗り換えができる構造。JRと近鉄が競合するこのエリアは、津・松阪・伊勢市(+少し前までの鳥羽)と共同管理駅が続くが、運賃の切り分けとかどうしているのだろうか。

松阪駅の外に出た。こちらのJR側に観光エリアが集中しており、街の玄関口なのだと思われる。駅舎は国鉄時代からあるような構え。

松阪駅では自動券売機と有人のきっぷ売り場があった。有人の方に行ったら、少し時間のかかりそうな用件の方がいたのでどうしようかと気を揉んだが、何やら妥協点を見つけたらしく、5分ぐらいで順番が回ってきた。もっとも、誰も並んでいない券売機が横にあったので、時間がなければ目先のものだけ発券することは可能だったのだが。

発券を済ませたら駅弁を購入して構内に再入場。本当はどこかでランチといきたく、ここで焼肉をはずめるなら名古屋から特急で駆けつけてもよかったぐらいなのだが、ランチには早い時間で空いている店はなさそうだった。

跨線橋にあるJRの発車案内、これは松阪駅に到着した時に撮った写真かな。JR側の主力列車は快速みえ。基本的に快速と普通が1時間に1本ずつなのだが、この時間帯は上下ともに特急が発着するので少々賑やかになる。

4・5番線に降りると、名松線のキハ11形が停車していた。本当はこれに乗って松阪に来るはずだった。キハ11形自体はひたちなか海浜鉄道城北線でも乗車することができるが、JR東海での運用は名松線のみとなってしまった。

白をアクセントにしたオレンジのラインは、JR東海が発足してから変わらないところ。

そうこうしているうちに、4番線に南紀3号が入線。

綺麗なフルカラーLEDの行き先表示。

この駅は駅弁屋の「あら竹」が列車に駅弁を届けてくれるサービスが行われており、何名か代金と引き換えに駅弁を受け取っていた。なかなか出会えないお客様がいたからか、駅弁屋さんが名前を呼びながら必死に探し回る中、車内に乗り込んだ。

車内は明るい橙基調のインテリア。乗車率は体感的に30%程度といったところ。

座席はこのような感じ。N700S系の座席に似ているような感覚だった。肘掛けに電源を取れるコンセントが備えられているのは助かる。ここまでずっと撮影してきてデジカメの電池が消耗していたので、ここで補給。

こう見ると、新幹線っぽい感じがするのは気のせいか。

乗り込んだら早速、駅弁を開封する。

購入したのはモー太郎弁当。元々こちらを購入する予定だったが、購入するときに出来立てと勧められた。

中身はこのようなすき焼き肉が入ったもの。

この弁当の蓋を開けると、光に反応するメロディセンサーから音楽が流れてくる。混んでいる車内だと恥ずかしいし周りに気を使うが、周囲にあまり人がいない席なので仕方なかろう。てか、一足早くどこかからメロディが聞こえてきたし。

松阪駅を出て10分ほどで多気駅に到着。鳥羽に向かう参宮線との分岐駅である。左側の車窓はガラんとしていた。

多気駅を出ると、志摩半島の付け根部分を横切るように進むため、山に囲まれた中を通過することとなる。

こんな感じで、左側(海側)の車窓もかなり山がち。

川が見え、眺めの良い区間もあった。

多気駅から1時間後、ついに海が見えてきた。

紀伊長島駅に到着。マンボウで有名な街ですね。

そういえば、松阪から新宮まで特急南紀を乗り通すのもなあ・・・と思って、どこかで普通列車を利用できないか調べたものの、ここら辺は1日10本程度しかない閑散エリアで無理な話だった。ここら辺から普通列車に乗り継げればと淡い期待を抱いていたが、次の列車は2時間半後とのことだったので、このまま行くしかないようだった。

海の近くに出ても海岸線にピッタリ沿って走るわけではなく、少し離れたところを通っている。川を渡る時、少し遠目に海が見えた。

尾鷲駅。降水量が多いとか、ヒノキの産地でよく名前を聞く地名。

尾鷲〜熊野市の間は、入り組んだ海岸線に囲まれた内海を所々に見ることができ、綺麗な景色が多かった気がする。

熊野市駅に到着。花火で有名な街で、開催日には多くの観客が訪れるようだ。

熊野川を渡ると、その先は新宮市。多気駅を出てから、三瀬谷、紀伊長島、尾鷲、熊野市と20〜30分おきに停車し、そしてようやく新宮の街に足を踏み入れられる。

新宮駅に到着。新宮駅の到着ホームは駅舎の接続する1番線。一番後ろにある改札に向かって歩く。ホームに描かれた特急くろしおの乗車位置目標が可愛らしい。

2号車と3号車の間の連結部をなんとなく。

南紀は新宮が終点ではなく、列車はすぐさま紀伊勝浦に向かって出発していった。

改札前。ここはもうJR西日本のエリアである。

新宮駅の外観。

この駅からは、奈良県の大和八木駅までバスが出ている。このバスは、走行距離が169.9km、停留所が168もある路線バスとして有名。今回も大和八木駅からこちらのバスに乗り、新宮まで来ることを考えたのだが、残念ながら時刻が合わずに断念した。品川6:00発ののぞみ99号に乗れば大和八木駅9:15発のバスに間に合うのだが、問題は新宮に到着する時間。バスが到着するのは16時前なのだが、15時には新宮を出なければならない。

ここで1時間30分ほど時間があるので、駅前の寿司屋で軽食。徐福寿司というお店で、さんまの姿寿司や昆布巻寿司などの田舎寿司が有名なお店。店にいる間も、さんまの姿寿司などテイクアウトで購入する人が多かったように思う。

‥なんですが、握り寿司を注文した。地魚が獲れるところに来たら、握りを頼みたくなってしまう。ネタがなんだったか、それに何か一品を追加注文したのだが、全て記憶から無くなってしまった。

まだまだ時間があるので阿須賀神社に足を伸ばしてみるなど。

昼食をとり、少し散歩をしたところで駅に戻る。突然踏切の警報音が鳴り出したので近寄ってみたところ、

HC85系が名古屋方面に通過していった。なんだろう、これ。車番をメモっていないので真偽の程はわからないが、乗車した南紀3号の車両が紀伊勝浦から帰ってきたっぽい。

時刻表を見てみると、南紀3号の折り返し運用は、紀伊勝浦を翌朝8時54分に出発する南紀4号のように思う。だとしたら、新宮駅の留置線に夜間停泊するのだろうか。新宮の配線上、紀伊勝浦側から留置線に入れないので、新宮を一旦通過し、どこかの駅で折り返してくるのかもしれない。

で、駅の方に目を向けると・・・

おっと、今回の主役が1番線に入線している。

〜ここまでの行程〜

  • 品川6:28 → 豊橋7:48 ひかり631号
  • 豊橋8:02 → 名鉄名古屋8:51 快速特急(名鉄)
  • 近鉄名古屋9:01 → 久居10:15 急行(近鉄)
  • 久居10:34 → 松阪10:47 急行(近鉄)
  • 松阪11:18 → 新宮13:37 南紀3号

(続く)

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