鹿児島中央から新幹線＋飛行機で帰京【南九州へちょいと乗り鉄⑥】

2025 6/29

2025年6月29日

鹿児島中央には18時31分に到着。ここまでは特急きりしまに乗ってきた↓

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ここからは新幹線で博多へ向かう。

なお、今回は日南線の車内で購入した「九州ネットきっぷ」を使用している。宮崎〜鹿児島中央〜博多の経路で、当日購入できる割引きっぷである。ちょうど今回のルートに沿った切符なので有り難く使わせていただいたが、この切符は途中下車ができないという制約がある。そのため、鹿児島中央で新幹線に乗り換える際は、乗り換え改札を通らなければならないものと思われた。（注：九州ネットきっぷのこの区間設定、2025年4月の料金改定とともに消えてしまったようだ。宮崎〜博多は、大分・西小倉経由の特急にちりんを使う切符のみ。危ない。）

乗車するのは、18時41分発のさくら572号。乗り継ぎ時間が10分あるので、この間に食料を調達したい。途中下車できないので新幹線コンコース内の売店に向かったが、陳列棚はほぼ空っぽで、飲み物しか置いていない状態だった。カフェには辛うじてサンドが残っていたようだったが、もういいやと思って昼食を諦めた。結局、鹿児島空港で食べたカレー以来、何も口にできていない。

なお、今回の旅で福岡からの飛行機に間に合わせるためには、遅くともさくら572号に乗らなければならない。指宿枕崎線に行くプランも考えていたのだが、そうすると鹿児島中央に帰ってくるのが18時42分（枕崎15時58分発）になってしまい、この列車に乗り継げない。この微妙なタイミングの悪さが、なんとももどかしかった。

鹿児島中央駅の駅名標。

車止めの方の末端部。東京から続いている新幹線の線路も、ここで終わり。あと、左上の方にはアミュプラザの上にある観覧車が見える。普段はこういうものは乗らないのだが、ここの観覧車には実は乗ったことがある。

中線の車止め方面。停車しているのはつばめ800系。

さて、今回乗車するのは6号車。九州新幹線なので2+2の指定席で十分すぎるし、また座席も選び放題のように予想されたが、夜間の落ち着いた雰囲気が好きなのと、今回の飛行機が往復ともにエコノミーだったこともあって、グリーン車にした。

グリーン車のデッキ部分。少し暗めのインテリア。

グリーン車の室内空間。6号車は半室グリーンとなっているので、4席×6列の24席のみ。前にレポした時は満席近かったが、今回は自分の他は2名ほどしかいなかった。

座席はこんな感じ。

リクライニング＋レッグレストを稼働させるとそれなりにゆったりと出来る。フットレストもついているので、装備としては最強。

フルリクライニングすると視界から人の影が消えるので、プライバシー感が高め。外が真っ暗だと、気を散らす要素がほとんどなくなるので、居心地がかなり良い。というわけで、ここで本を読みながらくつろいでいた。グリーン車の乗客も熊本から数人乗ってきた程度で、落ち着いたままだった。停車駅も熊本〜久留米を飛ばすだけの遅いタイプで、1時間30分の時間を有意義に過ごすことができた。鹿児島中央〜博多は288.9kmあって、意外と距離あるなあという印象である。

そういえば同じ日に会社の同僚が関西に出かけていて、東海道新幹線で東京に帰っている最中と思われたので連絡を取ってみたところ、品川に着く頃だったとか。自分の1000km以上先の線路を進んでいるわけだ。この日に東京に帰るのは同じであるものの、こちらはこんな夜中に博多に向かって新幹線に乗っているわけで、なんか不思議な感じがする。

さて、博多に近づいたところでデッキに向かう。

こちらは７号車側のデッキ。相変わらずシックな感じでまとまっている。

博多に到着する直前で、特急列車と並走。ここでも見るのはやっぱり787系。

博多駅では急いで地下鉄に乗り換え。保安検査の締切まで30分近くあり、また検査場も混んでいるとは思えなかったので、余裕ではあるのだが。

会員用の保安検査場らへん。東京行きも各社最終便を残すような状況なので、休日といえどもやはり人が少ない。

帰りはJALなので、こちらから入場。

ここで普段とらないおつまみをガッツリといただく。今回の帰りは普通席で、Web上でファーストクラスのキャンセル待ちを入れてはみたものの、B787でファーストが6席しかない機材ということもあり、アップグレードの見込みはほとんどない状態。ということで、これが昼食兼夕食になってしまった。

でも、窓側はしっかりと確保。

機内はこんな感じ。最終便だというのに満席近かった。

えっと、なんでこの写真撮ったんだろう。離陸前、ANAの飛行機が着陸してきたようだが・・多分、北向きに離陸したことを、滑走路との位置関係で思い出せるように記録したのかもしれない。

うん、離陸して右側に街を見下ろし、遠くに海があるっぽい感じがするので、北向きの離陸だったに違いない。

帰りは何してたっけ。寝ることはないので、なんか読んでいたのかな。

帰りの飛行時間は1時間7分と短いので、気がつけば海ほたるのすぐそば。

そしてスポットイン。

搭乗してきた機材。B787でした。

帰りはいつもの京急。深夜帯なので、たまに現れる急行品川行きと、横浜方面への特急など、普段から少し変化あり。この電光掲示板もなかなか文字を読みづらいと感じるのは写真のせいだろうか・・・

というわけで、日南線に乗る旅は終わり。この路線も廃止の議論が取り沙汰されるようになってきたので、もしかしたらカウントダウンが始まっているのかもしれません。大隅半島にあった3つの路線も、とうとうなくなってしまうのだろうか。そして、同じく廃止の噂が立ち始めた指宿枕崎線も乗っておきたいところ。また、わざわざそのためだけに出向くとなるときついなあ・・

〜今回の行程〜