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283系で行く紀勢本線(2025年11月:紀勢本線は長かった)

名古屋から紀伊半島を下って新宮までやってきた。前回はこちら↓

ここからは、新宮駅を15時04分に発車するくろしお30号に乗車。一気に大阪まで駆け抜ける。特急に乗るとはいえ、所要時間は4時間以上。新宮からくろしおに乗るとなるといよいよ旅の大詰めの感じが出るが、まだまだ先は長い。てか、昔はもっと所要時間が短かった気がするが、振り子を切ったせいもあるのだろう。

新宮駅を出ると引き続き左手には太平洋が見え、なんとなくテンションが上がる。

紀勢本線は駅間こそ単線だが、多くの駅は2線となっていて交換が可能である。運行本数からしたら、やや過剰なようにも感じる。

最初の停車駅は紀伊勝浦駅。ホームには多くの観光客の姿が見えた。駅名は紀伊勝浦と「那智」が隠れているが、那智勝浦エリアの玄関口である。オーシャンアローの始発乗車へのこだわりさえ無ければ、乗り継ぎ時間の1時間30分を新宮ではなくこちらで過ごしたかった。

時折見せる海の景色が綺麗。

1駅通過して、太地駅に到着。特急停車駅なのでそれなりの大きさの駅かと思ったが、1面1線の小さな駅。

駅の壁面には鯨やイルカが描かれていた。

それにしても、交換駅が多い。駅間もあまり速度を上がらないが、駅もこのような配線が多く、ノロノロと進入するイメージ。振り子も切っちゃったし、新宮までの高速化はこれ以上は望めなさそう。

太地〜古座間では、岩場の少し多い海岸線。同じ太平洋沿いでも、場所により少しずつ景色が変わるのが楽しい。

古座駅に到着。

この駅でくろしお11号と交換。あちらは基本編成なので新宮方がグリーン車。

次に到着した串本駅は、かの有名な潮岬に最寄りの駅。ということは、16時ごろにしてようやく紀伊半島の南端の方まで辿り着いたことになる。対向の普通列車の「普通」の表示の横には自転車マークがあり、サイクルトレインとなっている。

サイクルトレインの宣伝。

ところで、パノラマグリーン車の特等席は串本駅まで空席で、ここでようやく予約していた方が乗り込んできた。この方はこの先の紀伊田辺で下車。どうやら普通列車の空白区間である串本〜紀伊田辺を、オーシャンアローのグリーン車でうまく繋いでいたようだ。

串本駅を出ても、相変わらず速度は上がらず。海岸線まで山が迫っているエリアも多いので、トンネルも多め。

だんだんと陽が沈んできた。

新宮から1時間強が経過したが、大阪までまだ3時間あると考えるとまだまだ先は長い。沈んできた太陽がだんだん真正面に来て眩しいこと、景色も単調になってきたこともあって、うつらうつらと寝てしまうことも多くなってきた。

串本駅から30分ほどで周参見駅に到着。この駅間はとてつもなく長く感じた。

周参見。前に特急と乗り継いだ駅だったので、この駅だけは記憶に深く刻まれている。

周参見を出て20分ほどで、白浜駅に到着。289系の姿が見え、なんとなく雰囲気が変わってきた。白浜から先は、需要が一段と上がる区間。

到着したホームの向かいの切り欠けホームにも特急が停車していた。この駅に3本の特急車両が停車していることになり、特急街道っぷりが伺える。

白浜を出ても、すれ違う普通列車は225系や227系。今度のダイヤ改正から伯備線や山陰本線の電化区間もこういった車両への置き換えられることが決まっており、JR西日本の標準化の流れが強い気がする。

紀伊田辺駅を出ると、いよいよ複線区間。これまでのノロノロとした走りから一変し、特急らしい走りっぷりとなった。

日没前の海岸線沿い。ここらへんが一番オーシャンアローらしくて印象的だった。

夕暮れの海を眺めていると、心が洗われる。11月で陽が短くて景色が心配だったが、ここまで持ってくれただけで十分。

ここまで見られれば十分かな。

御坊駅に到着。

御坊駅には、日本一短いローカル線として売り出し中の紀州鉄道が発着。今年に入って踏切の不具合で運休し、そのまま廃線となってしまうことが危惧されたが、無事に復旧して良かった。

ここから先はもう真っ暗で景色は見えず。海南あたりで左側に海が広がっている気配がして、是非とも見ておきたかったのだが、ここまでは高望みだろう。

18時18分、新宮から3時間かけて和歌山駅に到着。ここまでくると関空快速デザインの223系などの姿も見え、大阪圏内にたどり着いた感じが出てくる。

和歌山駅で、また展望特等席に新たな乗客がやってきた。てっきり、特等席は鉄道ファンが長距離占拠するものと思っていたが、今回座っていたのは短区間利用客で、意外と区間を選べば座れるのかもしれない。

和歌山から先の阪和線は、夜の都市区間を駆け抜ける感じでこれまでの雰囲気とはまた一変し、結構面白かった。特急らしい疾走のもと、流れる夜景は大阪に近づくにつれて建物の密度が濃くなっていき、また途中駅で頻繁に普通列車などを追い越していく様は、なかなか爽快。

阪和線の終わり、天王寺駅に到着。

天王寺を出ると、大阪環状線の西半分をぐるりと回る。西九条から先は貨物線に入り、大阪環状線から一本外側の線路を走って大阪駅の地下ホームへと向かう。ここを前面展望できるのは283系しかないので、貴重な車窓。

大阪駅に到着。4時間は長かったが、色々と楽しかった。

大阪駅地下ホームの駅名標。隣駅は西九条の表示。

で、この旅は鉄路でここまできたので、東京へは飛行機で帰らなければならない。ここから神戸空港か関西空港に向かえば少しの余裕を持って最終フライトに間に合う。JR宝塚線で伊丹駅に行き、タクシーに乗れば伊丹の最終便に間に合いそうなものだったが、流石にリスキー。ここまで来て関空に戻るのもアレなんで、神戸空港から帰る予定で組んでいた。

と、普段通りなら日帰りで今回もそのつもりだったのだが・・・1週間ぐらい前に大阪在住の友人と連絡をとり、夕食時に落ち合えることになったので、一泊することとなった。

そこで、大阪から環状線で一駅、福島駅へ。

こちらのお店で夕食。日本酒が充実していた。

美味しかった。日本酒のグラスが多いのは、飲み比べセットみたいなものを頼んだから。

梅田のショットバーに行き、帰路に着いたのは24時まえ。

大阪からは、こちらの普通列車で2駅、東淀川駅まで乗車。

少し歩いて、今回の宿に到着。新大阪近辺で安く泊まれるところを探して粘っていたところ、ポッと空きが出たこちらに滑り込めた。泊まるのを決めた時点で1週間を切っていたので、少し焦った。ここで取れなかったら、ホテルの値段が下がる関空近辺にするところだった。

というわけで、すぐさま就寝。次の日へ続く。

〜ここまでの行程〜

  • 品川6:28 → 豊橋7:48 ひかり631号
  • 豊橋8:02 → 名鉄名古屋8:51 快速特急(名鉄)
  • 近鉄名古屋9:01 → 久居10:15 急行(近鉄)
  • 久居10:34 → 松阪10:47 急行(近鉄)
  • 松阪11:18 → 新宮13:37 南紀3号
  • 新宮15:04 → 大阪19:17 くろしお30号
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