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5300形も残り1編成

今日はたまたまタイミングが合い、5300形に遭遇することができました。

都営浅草線の5300形は登場から今年で30年です。古くなった5300形を置き換えるため、2018年から5500形の導入が始まっています。ついこの間まで5500系を見ると「おっ」と思っていたように思いますが、置き換えスピードも早いもので、ついに5300形はわずか1編成となってしまいました。最終の5527編成は既に製造済みですので、最後の5300形の引退も間近なように思います。

5300形と言えば、インバータ制御装置から奏でられる独特の音が有名ではないでしょうか。地下鉄区間を、独特の音を響かせながら発着する様子は何度も聞いても身悶えるものがあります。5300形に限らず、個性のある音楽を奏でるVVVF装置(GTO素子)自体がもはや絶滅危惧種なので、こうして引退していくのは寂しい限りです。

都営浅草線に縁があまりない生活でしたし、羽田に行く時の快特も京成や北総が多かったので、あまり乗った記憶が無いのが実際のところです。ただ、20年ほど前に初めて京急に乗った時、金沢文庫→品川の快特が5300形だったのははっきりと覚えています。その後の京急は、快特の本数を増やしたりスピードアップに懸命だったりしているので、120km/h走れない5300形の本線快特運用に乗れたのは、今となっては珍しい体験だったのかもしれません。

というわけで、5300形の運用を見たらちょうど所用の時間にぴったりだったので、観察に出かけました。ホームが長い(待っている他の客や、普通列車とかぶる可能性が低い)、鮫洲手前で減速するということで青物横丁駅に行ってみました。場所を選んだものの、肝心の動く電車を撮るスキルがないのでブレブレです(汗

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最後まで残っているのは5320編成でした。120km/h対応車が残るわけではないんですね。

たまたま用事がある時に、昼前に京急まで出てくる運用だったのはラッキーでした。一方で、平日昼間の支線運用(西馬込ー泉岳寺)など人が少なそうな時に、一度車内も記録しておきたいところです。

以上

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