1日目の夕方に北海道入りし、東室蘭にて宿泊。2日目の朝に八雲に移動して所用を済ませた。前回はこちら↓
八雲で所用を済ませて出発するのが16時。この日の帰りは、函館空港から19時20分発の飛行機を予約してある。
余談だが、今回の所用の日取りが決まったのが約1ヶ月前で、その段階で帰りの飛行機を予約しておいた。だが、2週間前に一度打ち合わせをした際に違和感を覚えて予約を確認したら、行きの日付で予約してしまっていた。出かける時はだいたい日帰り&数日前に予約するのが習慣になっており、また今回の1日目が夕方出発だったこともあって、あまり「泊まる」という実感が湧かず、間違えてしまったようだ。
さて、19時20分に空港に着くためには八雲16時07分発の特急北斗で函館に向かうのがリミット。真っ直ぐ向かうと18時前には空港に着くなあ‥夕食どこかで食べられるかなあ‥と考えていたら、もののついでに車で空港まで送ってくれることになった。少しでもJRに貢献したいところではあったが、車の方が景色が良いし自由が効くので、ありがたく送ってもらうことにした。こうやってマイカー文化がJRを蝕んでいくのね‥
あと調べていて驚いたのが、長万部から函館駅まで走る一般路線バスが1日4本走っていること。110kmもの距離を100以上の停留所を通過しながら結び、その所要時間は3時間。これは流石に、いくら鈍行列車でも鉄道の方が分があるのではと思って調べたら、普通列車は1日5本*で所要時間3時間とほぼ互角。で、料金はバスが1900円に対して鉄道が2420円。そうだったのか・・・
*森駅で夜を越すものはカウント対象外
八雲を16時前に出発し、国道5号をひたすら南下していく。
途中から車窓の主役となったのは駒ヶ岳。
アップで綺麗に見えるところ。この日はとても綺麗に見えた。地図と照合すると、向かって右側が駒ヶ岳で、左側が砂原岳(名称自体は”砂原”支線でお馴染み)のようだ。ここに訪れた3月、噴火の可能性がどうやらとかいうニュースを見たが、特に何もなかった。
駒ヶ岳を過ぎると、大沼国定公園に入る。大沼と小沼の2つの湖があり、鉄道だと大沼と小沼の間を通っていくが、国道5号は小沼の脇を少し通るだけ。流石に雪が残るような場所だけあって、湖には氷が張っていた。
不意に現れたラッキーピエロの峠下総本店。ハンバーガーのお店のイメージがあったが、カレーライスとかミートスパゲッティとか、色々あるらしい。ってか、お店の中にメリーゴーランドが見えたぞ???
国道5号線を真っ直ぐ進めば函館駅に着くが、空港に向かうため、途中で離脱。遠くに函館山が見えた。これから日が暮れていくので、さぞかし観光客が多いことでしょう。
函館空港には出発の1時間前に到着するよう行動していたが、羽田からの飛行機が遅れている影響で、出発が30分遅延するとの情報をキャッチ。そこまで遅れるなら、市内の良いところで夕飯を・・・といきたかったのだが、運転手がこのあと所用で新函館北斗駅まで戻るとのことだったので、予定通り空港で降ろしてもらう。結構な時間を持て余すことになったが、結局空港ではお土産買ったぐらいで何もしなかったな。まあいいや。
なんか暗くなってしまったが、搭乗するのは定刻19時20分発のNH558便。函館便はANA運航便とAIRDO運航便が混じっているが、便名が3桁なのでANAの運航便。同じ時間帯にJAL便もあったが、ANAの方はB767-300なので迷わずこちらにした。
今回はプレミアムクラス。ヘッドカバーが緑色なのに違和感があったが、これは機材が「鬼滅の刃じぇっと-弐-」だったため。搭乗するときは外が暗くなっていたので気づかなかった。
B767-300ERだが、だいぶ前に投入された機材なので、モニターや「非常口」の字体に古めかしさを感じる。そういえば、B787の納入遅れに伴ってウイングレット付きの比較的新しいB767を導入したはずなのだが、まだまだ昔からのB767も健在のようで。
離陸前にお水を頂いたが、いつものデザインと違うのは、鬼滅の刃じぇっと仕様ということ?原作を知らないので、この水玉っぽいのが鬼滅の刃仕様なのか不明である。
ガラんとしているエプロン。まあ写真は国際線エリアだろと言われればそうなのだが、国内線に関しても出発便はもう無く、曜日によっては札幌からの到着便が1便あるのみなので、似たようなもの。
(おそらく)滑走路12から離陸し、そのまま羽田に向けて南下する。
しばらくしたら食事がサーブされた。
メインのご飯ものは、浅蜊時雨煮と山菜のばらちらし寿司。ドリンクは、鳴門鯛LEDという日本酒にした。
これも、ドリンクメニューの一番上が日本酒だったので、それが今回の1番のおすすめかなあと思ったため。
食後は、スパークリングワインを飲みながら、キルフェボンの「ブール ドゥ フリュイ」をいただいた。サービス精神旺盛なCAさんで、お菓子も合わせて3ついただき、スパークリングワインも時間ギリギリまでおかわりを勧められた。
函館は新千歳に比べたら羽田に近いので、本当にあっという間に都会の景色の中に入っていった。
CAさんが、記念に撮影いかがですかと人形を持って回っていた。これを見てもわからないが、とりあえず直接聞かれたので、減るもんでもないし撮影しておいた。
夜間帯なので、南に回り込んで、34Rにて着陸。
南ピアの端っこの方に到着したので、出口まで延々と歩く。この点、第2ターミナルは構造がよろしくない。
この日は30分遅れたものの、急行・快特・特急の3本立ての時間帯に帰って来れた。とりあえず急行に乗って帰路に着いた。
所用とはいえ、大きい目で見れば、新千歳まで飛び、特急北斗の経路に沿って函館まで行って、飛行機で帰ってきたというシンプルな行程。函館も、久々に鉄路で行ってみたいところですね(もちろん、東京から新幹線で直接なんてことはしないが)。もしくは、大間〜函館フェリーなんて良いかもしれない。
(以上)
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