あてもなく購入した青春18切符を有効活用しようの旅。在来線で日帰りできる範囲ということで、関東近辺の未乗路線を潰すことにし、1回目は吾妻線、2回目は日光線と烏山線に乗車した。この時点で関東の未乗のJR路線は青梅線の末端部のみ。青梅線はいつでも行けるぐらい近すぎるので、3回目は別のところに標準を定めた。
青春18切符の旅の朝は早い。
旅の出発地は上野駅。この駅に到着したのは前回と同じく5時前。新幹線も飛行機も出発は6時以降になるので、在来線ならではの行動時間である。
この時間は上野始発が多く、ターミナル駅の様相。ここまでずらっと並ぶ電光掲示板が壮観である。現在の運行体系ならば3本ぐらい表示されれば御の字のような気がする。
そういえば、上野6:26発の高崎行きに乗車すると、大宮にて始発の宇都宮行きに接続する。このことは、8月に吾妻線に向かう際に偶然発見したのだが、路線自体の時刻表を眺めていないとなかなか気づかないもの。ただ、携帯の乗換案内だとこういった接続も漏らさないので問題ないか。
乗車するのは宇都宮線の始発。
とりあえず車端部に陣取って、寄っ掛かって寝る体勢をとった。向かい側には高崎線の始発列車が停車しており、グリーン車に乗り込む人も数人見かけた。あちらの列車も、高崎、水上と乗り継いで、長岡に10:18に着ける列車なので、18キッパーには人気がありそう。
宇都宮線内では発車するや否や、爆睡モードに入った。なので、全く記憶なし。
寝過ごすことなく、小山駅で下車。
小山駅では数分の接続で水戸線に乗り換え。乗り換え時間が3分しかないので、のんびりしていたら結構ギリギリになってしまった。
小山駅を発車して宇都宮線の線路から離れていくと同時に、新幹線の高架をE7/W7系がのんびりした速度で東京方面へ通過していった。小山の車両センターに留置されていた車両が、運用に就くために回送されているのだと思われるが、定期なのかイレギュラーなのかはわからない。
水戸線を下館駅で下車。友部方面のホームの後方にある、こちらの中間改札を通過して真岡鐵道の乗り場に向かう。この時間は駅員が不在のようなので、車内清算するパターンか。なお、真岡鐵道ではSuicaなどのICカードが使用できないため、Suicaで来た場合は簡易改札にタッチして乗り換えることになる。
ここから真岡鐵道の旅になる。真岡鐵道といえばSLが走ることで有名で一般車を見たことなかったが、緑の市松模様と赤のデザインで、結構派手な外観。こちらに乗車し、終点の茂市駅まで向かうことにした。
(続く)
〜ここまでの行程〜
- 上野 5:10 → 小山 6:24
- 小山 6:27 → 下館 6:48
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