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2015年7月:最北端への旅(留萌本線の記念乗車)

北海道旅行の2日目、稚内から留萌まで南下してきた。

ここからは留萌本線に乗車する。

ちょうどこの旅行をする1ヶ月前ほどに、JR北海道の経営状況についてニュースが出ており、その中で特に利用の少ない留萌〜増毛間(留萌本線の末端区間)が廃止の対象として挙げられていた。もしもこれが実現したら、今回が私にとっての、留萌〜増毛区間の最初で最後の乗車となってしまう。そんな話を宗谷本線でしていたのだが、それは現実となってしまい、これを書いている時点で廃止となってしまった。

ここからは、留萌から増毛まで行き、折り返して深川まで戻る予定。ただ、留萌〜増毛の単純往復を避けるのと、途中駅を訪問したいとのことで、沿岸バスのフリー切符を使って途中駅まで先回りすることにした。

留萌駅よりバスに乗車。バスは留萌線沿いを進んでいくので選択肢はいくつかあったが、舎熊駅で降りることにした。道路は海沿いを走っていて、相変わらず気持ちのいい雰囲気である。

道路から海とは反対側、ポツンと車掌車が佇んでいた。

舎熊駅の駅名標。両隣の駅もなかなか聞き慣れない地名である。

北海道のこのような無人駅に来たの、初めてかもしれない。

バスを追うようにしてやってきた増毛行きに乗車。この列車にはもう一人の札幌在住の友人が乗車していた。本当は幌延からの沿岸バスで合流する予定だったが、急遽仕事が入ったようで、少し遅れての合流となった。彼は手土産に月寒あんぱんを持参してくれており、それを昼食にしながら談笑した。そんなことしているとすぐに増毛駅に着いてしまった。

もうすぐ廃止されてしまう増毛駅。

現時点での終着駅。

終端側が意外とオープンな感じ。

乗ってきたこちらの列車で深川まで引き返す。

帰りの車中。もう18時過ぎとあって、日もだいぶ傾いてきた。

深川からは、スーパーカムイにて札幌へ。この後は、ラストオーダー間際に滑り込んだサッポロビール園にて夕食を食べ、友人宅に泊まった。翌日友人の勤務が早かったので、午前中には家を出て飛行機で帰京した。

(おしまい)

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