MENU

2018年3月:雪の残る北海道へ(小樽を軽く散策してから帰京)

北海道の旅2日目の午前中は、余市にある蒸留所見学をしてきた。

ウイスキー蒸留所を後にし、余市駅に戻ったのは13時前。東京に帰る飛行機は20時発のため、適当にぶらぶらしながら空港に向かうことにした。駅にて列車の時刻を調べたが、次の列車まで1時間以上ある。ひょっとしてバスが出ているかもと思って駅前のバス停を調べた。

f:id:SSG772:20190715112010j:plain

駅前のバス乗り場から小樽行きのバスが出ているようなので、こちらを利用することにした。

後で調べたところによると、余市駅から少し離れた余市駅前十字街というバス停がこのエリアの中心的なバス停で、札幌への高速バスを含めて小樽へ向かう色々な路線が止まるようだった。余市の駅前まで入ってくるバスはそのなかでもわずかですが、今回は運良くこちらのバスの時間にぴったり合ったので、余市駅前十字街のバス停を探しに行かなくともバスに乗ることができた。

f:id:SSG772:20190715112313j:plain

数分待っていると、中央バスがやってきた。

f:id:SSG772:20190715113532j:plain

鉄道に比べ、バスは海岸に近いところを走るのでこのようないい景色が続いた。鉄道ではすぐ着く距離だが、バスだとさすがにそうはいかず、30分以上かけて小樽駅に到着した。

f:id:SSG772:20190715113714j:plain

前日は夜に来て真っ暗でしたので、明るいうちに駅前の写真を一枚。昼ならば駅から海まで見渡せる。前日と同様、この坂を海の方に下っていくことにした。

f:id:SSG772:20190715113845j:plain

坂の中間あたりには、手宮線の跡地が横切っている。手宮線は、かつて石炭を小樽の港まで運ぶ役目を担った路線である。線路も残されていると記憶しているが、雪で埋もれてしまっているようだ。ちなみに結構ここで写真を撮っている人が多く、鉄道ファンならずとも一つの観光地になっていた。

f:id:SSG772:20190715114315j:plain

こちらは駅舎跡だろうか・・・?

このまま運河に出ても良かったのだが、せっかくなので観光的なこともしてみることにした。

f:id:SSG772:20190715114617j:plain

小樽は北のウォール街と呼ばれるように金融機関が集まっているので、金融資料館(建物は日本銀行の旧小樽支店)に入ってみた。こちらで一番見入ったのは、当時のカウンターをそのまま残しているところ。銀行のカウンターの中って、銀行の人でないと入れないところなので。

一通り見学した後は、運河に出た。

f:id:SSG772:20190715115239j:plain

前日と同じ橋から。ライトアップされた夜の方が綺麗なのは間違いない。

ここで、最後にもう一度寿司を食べようと思い、近くの回転寿司へ向かった。

f:id:SSG772:20190715123309j:plain

北海道の回転寿司で有名な函太郎。運河沿いにあった。

ここで2回目の昼食を食べた後は、お土産屋などが並ぶ堺町通り商店街を南小樽駅方向へぶらぶらと散歩。北一ガラスで何か買おうかとも思ったが、特に今回は戦利品なし。

f:id:SSG772:20190715131640j:plain

メルヘン交差点の近くには、有名なお菓子屋さんが2つ並んでいたので思わず中に入った。イートインもあったが、お客さんでいっぱいだったのでパスした。ちなみにLeTAOのお店もこの近く。

この向かいにはオルゴールのお店があり、こちらも気になっていた。お店の半分にはオルゴールが並び、残り半分には、展示用のアンティークのオルゴールが飾られていた。

f:id:SSG772:20190715131852j:plain

ちょうど、演奏を披露する時間とかぶっていたので、少しだけ聴いていった。

そうこうしているうちに16時を過ぎてしまっていたので、南小樽駅まで歩き、空港に向かった。

f:id:SSG772:20190715132143j:plain

南小樽駅。雪が積もっていて駅名標が半分消えている。

f:id:SSG772:20190715132335j:plain

快速エアポートが直通しているので、このまま乗っていけば空港に着く。小樽からの先客で座れないことが危惧されたのでuシートを取るべきか悩んだが、小樽駅の改札から離れている先頭付近なら余裕があるはずと思い、普通席にした。車両も全車クロスシートの721系が来たので、普通席で十分だった。

(写真を見返して、区間快速琴似行きなんてあるん?と目を疑ったが、句点がついているのでただの停車駅案内だった。。。)

空港には17時42分に到着。2時間前と余裕を持って到着したのは、お土産の購入以外にも寄りたいところがあったため。

f:id:SSG772:20190715132932j:plain

空港内に出来た新千歳空港温泉。平日ということもあってほとんど人がおらず、快適だった。寒い中を移動していたので、温泉でゆっくりできるのは非常に有り難い。

f:id:SSG772:20190715133315j:plain

温泉上がりは松尾のジンギスカン。北海道に来たので、ジンギスカンは外せない。

お土産をあさったりしているうちに、出発まで30分近くとなった。温泉に入りたい、夕食も食べたい、それに北海道はお土産の宝庫で見ていて飽きない、というわけで、とても2時間では足りない。

f:id:SSG772:20190715133502j:plain

30分前なので急いでJGCのエントランスを抜け、改装されたサクララウンジを訪問。もういいかげん時間がなかったので、ビールを飲みながら所用を済ませただけで、すぐに退散した。

f:id:SSG772:20190715133917j:plain

さて、2日間にわたる北海道の気ままな旅も飛行機の搭乗を残すのみとなってしまった。

f:id:SSG772:20190715134032j:plain

旅の最後はB777の非常口座席で一休み。夜は怪しげなブルーの滅光。

f:id:SSG772:20190715134323j:plain

羽田には21時30分ごろに到着した。

鉄道が不通となって、網走から脱出できるのか?と不安になった初日。石北本線の乗りつぶしは叶わなかったものの、空路という回避策をギリギリ思いついてくれたおかげで移動時間が削減され、その結果、流氷砕氷船に乗ったり夜に小樽まで寿司を食べに出かけられたりできたのは予期せぬ幸運。2日目は余市の蒸留所見学が楽しかったということだけで満足。その後はだらだらと小樽や空港で時間を過ごしてしまったのはご愛嬌ということで。

何よりも、冬に北海道に行ったのが初めてだったので、海の幸なり雪景色なりを楽しめた新鮮な旅であった。

うまくまとまってない気もしますが、おしまい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次