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2018年3月:京阪プレミアムカーに乗ってみた

北海道から帰って数日後。今度は北陸方面へ行く用事ができた。東京から北陸方面の経路で一番のお気に入りは、飛行機で大阪に飛び、サンダーバードで琵琶湖を眺めながらの北上。今回は大阪〜京都を京阪周りにし、プレミアムカーに乗ってきました。短いですが、簡単に記録として残しておきます。

というわけで、家を出て向かった先は羽田空港。

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6:30発のJAL101便。大阪便の中でも、始発便は特便でも多少安く、また空いていることが多い。まさに早起きは三文の徳である。

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今回は15番スポットなので、サクララウンジから乗る機材が見える。B772。この角度は相変わらずかっこいい。

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ラウンジから降りると、搭乗の真っ最中。東阪線は上級会員が多過ぎて、優先搭乗だけで長蛇の列になるので、最後の方にのんびりと搭乗。非常口座席の窓側を予約しているので、最後の方でも問題ないでしょう。

機内では飲み物のサービスも気づかないほどzzz。

伊丹空港に着いたらバスに乗ってOCATへ。近くのJR難波から新今宮→天下茶屋→北浜と乗り継いで、そこから淀屋橋まで歩くという効率の悪い移動をしたのは、堺筋線の乗りつぶしをしたかったから。ちなみに高速降りてからOCATまで結構時間がかかったので、なんばでとっとと降りれば良かった。

今回淀屋橋に来たのは、京阪のプレミアムカーに乗るため。2017年の8月に登場してから7ヶ月目にしてようやくの初乗車となった。

ネット会員ではない人はどうやら駅の窓口で購入することになるようなので、改札外の窓口に向かった。

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平日の9時台の京都方面。席は余裕で空いていた。

窓口ではご丁寧にプレミアムカーのシートマップを提示され、「どの席にしますか?」と聞かれた。8000系のプレミアムカーは既存車両を改造したためにシートと窓枠がうまく合っていないので、景色を楽しみたい場合はシートマップをきちんと見てから座席を選んだ方が良い。なお、シートアブレストは1-2で、一人席が南側(京都方向に向かって右手側)となっている。料金は中書島以遠だと500円、それより近距離で400円。

指定席を購入した後はホームに降りた。

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1本前の快速特急がホームにいた。快速特急には3000系が充てられている。プレミアムカー非連結だが、空いている時間帯なので京都まで行くにはこれでも十分すぎる。なお、3000系にも来年あたりにプレミアムカーが連結されることになっており、こちらについてはゼロベースで製作するそうだ。

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今回乗車するのはこちらの特急。プレミアムカー連結を反映し、「一部指定」と表記されている。それにしても、この掲示板には様々な情報が一気に詰め込まれていて情報過多のように感じるが、必要な情報が目立っているので見やすくまとまっている。

8000系が到着すると、淀屋橋までの乗客を一気に吐き出し、プレミアムカーは車内清掃となる。

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プレミアムカーは京都側から6両目の6号車。ここだけプレミアム感の漂う外観となっている。清掃の終了を待ち、発車の数分前に乗り込んだ。折り返し時間の限られる中、なんとも慌ただしい。

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内装はこのような感じになっていて、全体的に明るい雰囲気であった。座席の前面は黒いので、デッキから入った時は落ち着いた印象であったが、背面は白いので座った視線では明るい感じに見えた。

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後ろから見た前の座席。

プレミアムカーにはアテンダントの方が乗車されている。車内の改札などの業務のほか、ブランケットや携帯の充電器の貸出やグッズの販売などを行なっている。グッズでいいのがあったら買おうかなあと思っていたのだが、心に響くものがなかったので今回は何も買わず。プレミアムカーが登場した頃の扇子やブックカバーは欲しかったので目をつけていたのだが、グッズも定期的に入れ替わってしまうようだ。

京橋からは地上に出て、名物の複々線を走っていくのだが、南側の席なので陽が当たって妙に暑く、体が疲れてしまってうたた寝を繰り返してしまった。リクライニングをしてゆったりくつろげるのもプレミアムカーのメリットなので、景色を楽しむことを抜きにすればカーテンを閉めて寝てしまって問題ない。ただ、京阪に乗るのも貴重な機会なので、カーテンを開けてできる限り車窓を楽しみながら、降車する丹波橋まで過ごした、

プレミアムカーは500円の追加料金で落ち着いた上質な空間、着席保証に加え、今回は使わなかったがいざという時の無料WiFiやコンセントもついているので、十分なサービスだと思った。関東民からすると、JRの普通列車のグリーン車はもっと高いし、私鉄でもこのクラスを求めると探すのが大変なくらいだと思われるので、京阪がこのようなサービスを提供しているのは羨ましい限り。

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丹波橋で下車し、近鉄の方に向かった。京阪と近鉄は丹波橋付近で並行しており、橋上舎で簡単に乗り換えることができる。こちらから急行に乗り、10分ほどで終点の京都に到着した。

ここでようやく朝ごはん。

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京都駅の山陰線のホーム手前にあるうどん屋。こちらは少し影になってるところにあるので、GWなどの多客期でもなんとか入れることが多く、手っ取り早く食事を取りたい時に利用している。とり天を入れてタンパク質も補っておく。

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ここまで来たら、あとはサンダーバードで直行。10時40分発の和倉温泉行き。何回か大阪からサンダーバードに乗った経験から、特別に多客期でない限りは京都からでも自由席で十分座れることがわかっていたので、今回も自由席。

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サンダーバードで到着した福井駅。恐竜を前面にアピールした駅舎。ちなみにベンチに恐竜が普通に座っているので、直前で気づいてギョッとすることがしばしば笑

以上、プレミアムカーを中心にした、福井までの足取りの簡単な記録でした。有料サービスは最近のトレンドでもあるので、他社がどのように反応するのか楽しみなところでもあります。

(おしまい)

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