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2021年10月:福井遠征(ノーマルver)

秋頃、家の用事で福井に二度行くことになった。東京と福井の往復は何度もしており、その中で色々とアレンジを加えながら楽しんでいるところだが、今回の往復の一度目についてはノーマルな行程で往復した。

往路は、東海道新幹線→米原→しらさぎという昔ながらのルート。他にも北陸新幹線→金沢→北陸本線というルートもあるのだが、自宅からは東海道新幹線へのアクセスの方が良いため、新幹線で普通に行こうと思ったら米原回りを採用する。しかし、北陸新幹線が敦賀まで延伸してしまうと、東海道新幹線→米原→敦賀→北陸新幹線と2回の乗り換えが発生してしまうため、困ったものである。東京から福井まで北陸新幹線にずっと座って行くとなるとゾッとするが、そうすることになるのだろうか。

乗車したのは「ひかり645号」。

N700系が入線してきた。

一番空いていそうな1号車に乗車した。前に平日の昼に同じような”ひかり”に乗車した時、指定席がガラガラだったので、自由席にしてみた。

米原に停車する”ひかり”は、小田原もしくは豊橋の選択停車と、岐阜羽島、米原に停車する。今回は小田原停車のパターンということもあり、新横浜、小田原と順に客を増していき、名古屋に向かった。なお、このパターンの”ひかり”は基本的に岐阜羽島まで”のぞみ”の退避を行わない。つまり名古屋までは先着列車で、”のぞみ”に比べれば自由席も多いので、使い用によっては便利な列車である。

途中、名古屋では5分ほど停車。実際に”のぞみ”が抜いていったのかは忘れたが、”のぞみ”が臨時運転された際に先に通せるようにしているのだろう。適当にホームに出て羽を伸ばした。

米原に到着。岐阜羽島で”のぞみ”の退避があったりと、名古屋からはのんびりモード。

ここからは”しらさぎ”に乗る。1時間に1本の”ひかり”と、同じく1時間に1本の”しらさぎ”は接続が図られている。接続が良すぎて、先頭まで行って写真を撮る余裕はなかった。

旅客の少ない時期・夕方・米原始発の下りということで、なんとなく旅客は少ないのではないかとは思っていた。そのうえ増結3両を繋いだ9両で運転していたので、予想通りガラガラ。空いていると思われる7号車(増結車側)で悠々と過ごした。

長浜あたりまでは、進行方向左手に琵琶湖を望むことができる。琵琶湖が見えるのはここぐらいで、ここから先は少し離れたところを走る。

敦賀まではアーバンネットワークの区間。「アーバン」と名はつくが、滋賀県〜福井県の間はれっきとした山越え区間である。なお、最後に敦賀駅に向かって下る部分は、逆方向の線路がループ線になっている。そのため、上下線で2分ほど所要時間が違う。

敦賀駅付近。2023年度には北陸新幹線が敦賀まで延伸することが決まっており、新幹線の高架工事が着々と進んでいる。架線はまだ張られていない。

北陸トンネルを抜けた先では、新幹線の高架がところどころで見えた。架線柱も設置済みのようだ。

福井駅に到着。

乗車したのは681系。北陸新幹線が開業したら車両運用にも随分と余裕が出るだろうが、どうするのだろうか。

福井には数日滞在。

1日だけ、ランチに外食してみた。三国の「蟹の坊」

海鮮・越前そばと、福井ならではのメニュー。こちらにいると、魚を食べる頻度が自然と高くなる。

お店の裏側には三国港駅(みくにみなと)がある。福井から伸びているえちぜん鉄道の、終着駅である。改修が入ったようだが、昔ながらの趣のある駅舎。

えちぜん鉄道がやってきた。列車が一両なのにホームは長いのは、国鉄時代の名残だろうか。運行頻度も30分に1本とコンスタントに走っており、利便性は悪くなさそう。

別日、福井から帰るところ。帰りは、行きの経路を引き返さず、飛行機で帰る。ここから乗車するのは行きに乗車したのと同じ「しらさぎ57号」。発車順序が入れ替わっているが、サンダーバードはなぜか遅れていた。

来たのはもちろん681系。683系とともに、長年にわたって北陸の顔を務めている。

降車したのは小松駅。こちらは西側の出口であるが、反対側では新幹線駅の工事が進んでいた。小松駅からは、バスで小松空港に向かう。特急停車駅からバスで20分ほどなので、アクセスはいい方だと思う。

飛行機の時間まで少し時間があったため、小松駅から少し歩いたところにあるアパホテルの日帰り入浴を利用した。駅から5分程度は歩いた上に、1000円と高めだったので、ふらっと入るのは少しハードルが高く感じる。

本当は夕飯も小松駅周辺で済ませたかったのだが、18時過ぎにしてほとんどの店がシャッターを閉めているようで、人通りも少なく、お店を探す気力がなくなってしまった。こちらで入浴した後は、大人しく駅に戻ることにした。

駅の周辺をぶらぶらした後、小松空港までのバスに乗車。立ち客も多く、盛況であった。

空港に着いたら保安検査に直行し、制限エリアへ入った。搭乗するのはJALの羽田行き最終便。この写真を撮ったのは18時50分ごろで、搭乗開始まで1時間強ある。

そのため、搭乗まではこちらでのんびりと時間を潰すことにした。早く来たから時間を潰すなんていつも書いているが、ここで一杯やりながらグダグダするために早く来た、というのが実際のところ。

小松空港のサクララウンジは数年前に結構利用させていただいたが、リニューアルされてからは初めて。最近リニューアルされているラウンジと同じように、学習机タイプのスペースと、

ソファのエリアが設置されていた。今回は作業もないのでこちらでくつろぐことにした。

とりあえず、ビール。「一番搾り」と「モルツ」の2種類。

それと、スナック類。この日の夕食は、ビール数杯とスナック数袋となった。

サクララウンジを出ると、搭乗する飛行機が駐機していた。この日はB767。

B767-300の最前列はFクラスの座席だった。小松ー羽田はファーストクラスの運用をしていないため、この座席はクラスJ扱いである。サファイアステータスを持っていた頃に一度だけ指定できたことがあったが、平JGCではダメだろうか。

今回は満席近いことがわかっていたため、クラスJにした。4日前に予約したが、クラスJの窓側が取れたのは運が良かった。

離陸時。JALはとことん照明を落とす。ANAではあまり滅光しなかったような気がする。

出発前にビールでいい気分になっていたため、飛行中はずっとうたた寝。気づいたら明かりが多く見えてきて、東京付近まで帰ってきていた。

羽田空港に到着。

出発が10分遅延していたが、到着時には1分遅れまで回復していた。小松→羽田の場合は伊豆の方を回るので、陸路大回りするのだが、それでも飛行機だと1時間で帰れてしまう。

福井への往復は毎度行きかたや順番など変えているが、今回は「行きは米原回り、帰りは飛行機」と至って普通のルートの組み合わせ。この数日後に行くときは寄り道しながら行ったのだが、その模様は次回にて。

(つづく)

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