10月、仙台にサッカー観戦に誘われたので日帰りで参加することにした。キックオフは15時で、14時に泉中央のスタジアムに着くように向かうそう。ということは午前中に少し乗り鉄できるので、朝からお出かけすることにした。
今回使用する切符は週末パス。フリーパス型の切符で、急な経路変更にも対応できるのがありがたい。飛行機で青森あたりまで飛んで新幹線で戻ってくる案や、名古屋あたりから仙台空港に飛ぶ案もあったが、この日は飛行機を使わずに週末バスの範囲内で大人しくしておく。
さて、今回は東京を6時32分に出るはやぶさ・こまち1号の予約。と思いきや、当日の朝に想定以上に早起きできたので、東京6時04分発のやまびこ51号に変更した。実際のところ仙台に先着するのはやまびこ51号である。ただ、せっかくのやまびこなので、行先もついでに古川駅に変更。東京→古川は395kmで新幹線料金変わらないし、むしろはやぶさ料金がかからないどころか、自由席にもできるため、650円ほど安くついた。もちろん、古川駅までの乗車券は週末パスでカバーされている。
東京駅で新幹線ホームに向かう。途中には、「快速ラビット」の文字が輝く行先案内板。快速ラビット、次のダイヤ改正でも生き残りそうな気配（サイレント消滅かもしれないが）。
6時04分発はJR東日本の新幹線の始発列車。こちらを皮切りに、次々と新幹線が発車していく。
車両は当然の如くE5系。自由席は1~4号車の設定で、これだけあれば、東京駅からなら余裕で座れる。
1号車の方まで歩かなくとも空いていたので、3号車あたりで適当にE席を陣取る。車内はE5系なので特に変わり映えもしない。
大宮の電光掲示板。近くにあったので。この先、宇都宮、郡山、福島と停車していく。
宇都宮の先は完全に景色が変わる。この日は北に進むにつれ、なんとなくどんよりとした天気になってきた。
郡山駅の手前の車両センターでは、255系や657系、あと奥には501系？？が止まっていた。中には解体待ちの車両も混じっているかもしれない。7月には郡山を通過中の出来事で写真を撮れなかったが、今回はバッチリ。
福島駅では、向かいに東京行きのやまびこ122号。下りのホームに停車していないのは、もちろんつばさ122号との併結のため。
新庄駅を5時40分に出てきているそうで、早朝から延々と福島までやってきた列車。
現在は東京行きのつばさと併結するやまびこは、福島駅の前後で平面交差する必要があるが、これを解消すべく絶賛工事中。
ところで、郡山、福島駅で想像以上の乗車があり、全員が窓側をキープできないほど混み出してきた。仙台を目指しているのか、そこではやぶさ・こまちに乗り継いでもっと遠方に向かうのか定かではないが、なんとなくビジネス利用っぽい人も多いように感じた。この列車の前に那須塩原始発の仙台行きやまびこが設定されているが、この状況を見るに、朝の仙台方面は需要旺盛といったところなのだろう。
仙台を過ぎて、岩切駅。そういえば夏に東北本線で通った時に、駅の上に高架があったと思って。車両センターは残念ながらA席側。
東京駅から2時間強で古川駅に到着。ノリでやまびこに乗ったものの、2時間はなかなかキツかった。
初めて降りた古川駅。まあ乗り換え駅ではあるので、一度や二度ぐらいは降りる機会があるかも。
乗ってきたやまびこは、古川駅ではやぶさ・こまち1号を退避。古川駅では通過する際も接近放送が流れており、東海道新幹線がメインの身としては新鮮だった。そりゃいきなり通過したら驚く。
うまくいくか分からなかったが、後追いも。ちょっとしたコンデジでここまで撮れればマシな方ではないだろうか。
古川駅では陸羽東線に乗り換え。新幹線の改札に並んで、肩身狭そうに在来線の入り口があった。鳴子温泉駅から新庄駅までの間は、夏の大雨による被害のため、当面の間は運休となっている。見通しも立っていないのは心配である。
これから乗車する8時23分発の小牛田行きは、古川駅が始発の列車。2両編成のキハ110系が出発を待っていた。
一応、在来線の駅名標も。
在来線側から新幹線のホームを見上げる。
列車は発車を待つ間にパラパラと人が集まってきて、意外と人が乗っていた。座れないこともなかったのだが、陸羽東線は小牛田〜鳴子温泉間が未乗であり、初めて乗車する区間となったので後面展望をすることにした。
陸前谷地駅。新幹線駅から一駅離れただけだが、その様子は畑の中にポツンと佇む無人駅。
それにしても、驚くほど真っ直ぐ敷かれた線路。地図で見ても、ほぼ真っ直ぐに線が伸びている。
最後にカーブしながら東北本線と合流し、横をピッタリと並走しながら小牛田駅に進入。
古川駅から3駅12分、小牛田駅に到着した。（つづく）
〜ここまでの行程〜
- 東京 6:04 → 古川 8:12 やまびこ51号
- 古川 8:23 → 小牛田 8:35
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