京急川崎駅のフラップ式案内板(通称パタパタ)が2月12日頃に撤去されたのがニュースとなっていました。この数日前、ふと会社帰りに「あれっていつまでなんだろう」と思って撮りに行きました。運よく思い出し、間一髪撮りに行く事ができました。
半年ほど前に京急川崎に出かけて↓こんな記事を書いた頃には、まさかこれが関東最後のフラップ式だとは知らず、半年後の撤去が話題になるとは思いもしませんでした。
向かったのは夜の会社帰り。自分の他にも3、4人カメラを向けている人がいました。
ラッシュ時ではないので、行き先、種別共にスタンダードな表示。上の停車駅案内のランプが切れている気がします。
パタパタ形式だと、ダイヤ改正で新しい行き先、接続パターンなどが出現するたびに新しい表示を用意しなければならないリスクがあります。2年前には数駅で駅名変更があり、上の写真で行き先になっている「逗子・葉山」(元の駅名は新逗子)が出来るのに伴って更新作業があったはずで、このタイミングで撤去されてもおかしくなかったのかもしれません。(それとも、駅名を入れ替えるだけなので簡単?)
さて、リンク記事の最後にも触れましたが、鉄道好きの観点からすると、パタパタ式は表示変更でめくる際に普段使わないような行き先を見る事ができるので、見ていて楽しいものです。
昔使われていた「泉岳寺・羽田空港」(編注:昔は三崎口→泉岳寺といった本線系統の快特に、新逗子→羽田空港などの4両が増結されていました)とか、
直通先の行き先(新鎌ヶ谷行きは現在は使われていないはず)などを見る事ができます。
なお、上り線はいち早く新型のものに交換されています。下り線もフラップ式の後継はこの液晶タイプです。液晶タイプの難点は、角度によっては光の映り込みの影響が大きくて見にくいことがある点。現に、交換された下り線の案内板を撮影に行きましたが、
外の明かりが映り込んでしまいます。(写真上だけ?)
京急蒲田にはマルチカラーのLEDがあったり、各停のみの駅は橙のLEDがあったり、色々とあって面白いです。ちなみに、個人的にお気に入りなのは、品川駅の発車標。
視認性が高くて、綺麗です。
おしまい。
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