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2016年8月:最西端の島へ(与那国へのフライト)

2016年のGWのこと。2年前に波照間島などの離島巡りを共にした友人と飲みながら夏の旅行先の話をしていた。その時の話から、2015年夏に、自分は別の友人と宗谷岬(最北端)、友人は納沙布岬(最東端)に行ったことが判明。今回の友人と2年前に行った波照間島は、普通の日本人が足を踏み入れられる最南端の有人島である。となると、話は自然と最西端の与那国島となり、2年前の離島巡りに良い思い出を残す我々は夏に与那国島に行くことになった。

与那国島へのアクセスは、那覇空港か石垣空港から飛行機となる。那覇空港からの直行便は朝早いため、石垣空港からの便を使うことになる。石垣空港〜与那国空港の便は1日3便とかしか無く、これが取れないと旅程が崩れてしまう。この路線は先得などの設定が無く、往復割引での購入となるため、2ヶ月前(当時は2ヶ月前が発売日)に忘れずにチケットを確保した。友人は大阪から来るが、便数の限られる石垣空港〜与那国空港だけ合わせることにし、その飛行機にて落ちあうことにした。

前置きはこのぐらいにしておき、沖縄へのフライトから。石垣へは羽田から直行便も出ているのだが、この頃はJGC修行をすることを決意していたため、沖縄で乗り継いで回数を稼ぐことにする。修行は回数ではなくFOPで到達させる方針だが、「家族に迷惑をかけないように出来るだけ家を空ける日を減らして修行する」との方針でもあったため、一度に得られるFOPの絶対量は出来るだけ多い方が良い。そのため、GWに決まった旅行ではあったが(特に値段が大きく変わらない限りは)先得などを避け、また少しずつ刻んで(高い運賃で購入したときの)400FOPの搭乗ボーナスを得るのである。

今回は8:55発の便。少しゆっくり目のスタートである。

沖縄便ということで、大型機のB772。これまでB738に乗ることが多かったので、B772のような大型機に乗るのは久々である。

シートはクラスJの窓側。10%加算されるクラスJを長距離路線である沖縄線で確保するのは修行僧としては基本中の基本である。

これはどこだろう。 撮影時間が9:37なので、静岡あたりまで来たかな。 この後は、機内でのんびり過ごし、気づいたら

海と島々の景色。B772の大きいエンジンがかっこいい。このような景色が見えるのは沖縄線の特徴であり、一気にレジャー気分に変わる。

那覇空港には11時30分頃に着陸。那覇からは、石垣行きの飛行機に乗り継ぎ・・・ ません。

こちらのゲートにせっせこ移動し、宮古行きの飛行機に搭乗する。石垣に行く前に、那覇から宮古を往復しようという算段である。那覇〜宮古の区間マイルは177マイルなので、特割でも片道666FOPが加算される。

乗る飛行機はB737-800で、レジ番はJA02RK。この記事を書くときにJA02RKを検索にかけたら、なんと7月に登録されたばかりの機材。しかも、搭乗した日の4日前から宮古島にB737-800を入れますとのニュースを見つけてしまい、なんともタイムリーな搭乗。・・・と思ったが、ここまで書いて思い出した、実際に搭乗した時もそんなこと思っていた。

右の窓側席を指定。 JTAになると先ほどのJALとは機内誌が変わるため、のんびり読みながら過ごした。

南の島らしい青い海がみえ、宮古に着陸していく。これは来間大橋でしょうか?宮古島は長い海上の橋がいくつかあるので、いつか巡ってみたい。

13時前、宮古空港に着陸。

宮古空港の外観。宮古島へは初上陸だが、乗ってきた飛行機の折り返し便に乗って帰らなければならないため、すぐに空港に戻った。係員に申し出るとラッチ内で乗り継げたのかもしれないが、せっかくの初上陸の島だったので、せめて外に降り立とうと外に出た。

帰りは同じ機材で、しかも同じような席を指定していた。同じ機材、同じクルー、そして同じような席に同じ人が座ってたら何か突っ込まれるかなぁとも思ったが、そんなことは杞憂で特に何も起こらず。修行しているとCAさんにいじられるというのは有名な話であるので身構えていたのだが。

那覇空港に着いたのが14時30分過ぎ、ようやく昼食とする。那覇空港といえば有名なお店がある。

到着ロビーにある空港食堂。

色々とメニューがあったので迷ったのだが、沖縄の空港に来たということでとりあえず沖縄そばにした。少し軽めにしたのは、もう一軒別の店に行くためである。この後は上のレストランフロアに上がり、

A&Wに行った。A&Wに行ったことがなく、存在を知らなかったのが職場で話題になったので、言われるがままに行ってみた。 ルートビアが何ものか知らずに「お、アルコール飲めるじゃん、さすが」と思って頼み、飲んでみてから「え?ビールじゃないの?」と思ってしまったのは内緒ww

2軒周り、お腹も満たされたところで保安検査場を抜け、バスラウンジに降りた。

次の搭乗はRAC便の石垣行き。那覇ー石垣線のほとんどはJTA便でB738あたりが割り当てられているが、一便か二便だけはRAC便として運行されている。

RACはジェット機を保有していないので、プロペラ機に乗ることになる。ここまでバスで送り届けられ、タラップから乗り混んだ。機材はDHC8-Q400CC。ボンバルディアのプロペラ気に搭乗するのは初めてだが、これはその中でも新しい機材のようだ。通常は74席取れる飛行機だが、客席を前方に50席とる仕様とし、後ろを貨物室として利用している。生活物資を送り届ける離島便ならではの飛行機である。(それとも、CAさんの必要人数の関係で50席までしか設定しないと思われるので後ろの余ったスペースを有効活用し始めた?) RACは保有する機材5機を全てこれに置き換えるようだ。

下には先ほど訪れた宮古空港が見えた。これが石垣空港までのちょうど半分ぐらいの地点。プロペラ機ではあるものの終始安定したフライトで石垣空港に到着した。

石垣空港では、係員の呼びかけに応じてそのままラッチ内で乗り継いだ。乗って来た機材がそのまま与那国便になる。待合室に入った時にオリオンビールを飲んでいた友人を目にし、落ち合った。ビールの誘惑に負けそうになったが、乗り継ぎ時間が短いので我慢した。

乗ってきた機材に再び向かい、与那国島へ向かった。この日だけで5レグ目である。この航路は時刻表上で30分なので、離陸したと思ったらあっという間に着陸態勢に入った。

ついに与那国空港に到着した。天気は雨。

泊まる予定の民宿の送迎があったので、その車にて久部良近くの民宿に直行した。夜に近くの居酒屋で沖縄料理と泡盛を楽しみ、翌日に備えて早々に就寝した。

(つづく)

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