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2016年8月:最西端の島へ(最終日)

与那国島3日目。1日目の夜に与那国に入り、2日目に島内観光を済ませた。

3日目は最終日。帰りの飛行機は最終便をとっているので、夕方まで時間がある。この日は午前中にシュノーケリング、午後は久部良地区から少し離れたところの散歩をすることにした。

シュノーケリングについては特に写真など撮っていないのだが、とにかく大変だった。シュノーケリングは過去に一度しかやったことがなく、その時は石垣島と竹富島の中間地点でやったのだが、その時とはまた海の様子が違った。外海とあって、波がかなりあり、周りの人に遅れずについて行くのが必死。そして船に上がったら見事に船酔い。周りの人は何回か海に入ったりしていたのを横目に、船でうずくまっていた。

シュノーケリングの洗礼に打ちのめされたまま陸に上がり、しばらくはダメージを受けた体の回復に専念するためゴロゴロしていた。だいぶ落ち着いてきた昼過ぎにようやく重い腰をあげ、近くの商店で昼食を調達した。

げっそりした体に優しそうな、沖縄そば。民宿なので、インスタント麺を買ってきて茹でて作った。

体が少し回復してきたところで、近くの散歩に出ることにした。まだ行ったことのない、島の南西部を少し回ってみることにした。

テキサスゲートがあったり、道端にアレが落ちていたりとなんとなく勘づいていたが、南側の道路一帯も馬の放牧エリアになっていた。

坂はあるものの、基本的には長閑な道のり。

散歩から帰ったら、夕方前のちょうど良い時間。そろそろ帰京の準備である。午前中のダメージのせいで今日中に帰れないのではないかと本気で思ったが、大丈夫そうである。送迎を利用し、与那国空港へと戻った。

与那国空港。平屋の小さい建物である。18時前だが、西の端だけあってまだまだ明るい。

息では既に暗く、雨も降っていたのでこういうのは見逃していた。

与那国空港からは、往路の逆を辿るように(宮古には寄らないが笑)石垣、那覇と乗り継いでいく。この便に乗ると、とんとん拍子に羽田まで帰れてしまう。与那国からは、RACのDHC-8-Q400CC、もちろん機体までは徒歩での移動となる。

休暇らしい休暇を過ごした与那国島に別れを告げる。一通り見て回ったので、十分満喫できたと思う。

19時ごろ、石垣空港へ降下していくとともに、日の入りを迎えた。

石垣から那覇の便も同じ機材なので、20分ほどのインターバルを経て再び同じ機材に乗り込んだ。プロペラ機なので那覇空港では沖どめであり、羽田への乗り継ぎ客と、那覇空港が目的地の客で別々のリムジンバスが用意されていた。ここで、那覇にもう一泊する友人と別れ、私は引き続き飛行機の旅で羽田空港へ向かう。

那覇からは最終便なので、機材も小さくB737-800。羽田への到着時間自体が遅く、さらにそこからの交通機関を考えると、需要は減るのであろう。小型機であったが、クラスJを確保できていた。

乗り継ぎが良すぎたせいで、夜ご飯を食べられないまま来てしまったため、せめてものアイスクリームを購入した。

羽田には23時39分に到着。羽田空港から普通に電車で帰ると池袋からの終電に間に合わないところなのだが、(確か)23時50分発の新宿行きの残り1、2席のところをギリギリで確保でき、終電に間に合うことができた。クラスJで前方を確保できていたおかげである。(西武線沿線に住んでいたので、中央線の最寄りからタクシーを使えばなんとかなるだろうという予定だった)

日本最西端の島で、飛行機があるとはいえ行くのはなかなか大変なところだったが、時間をとってのんびり滞在できたので夏季休暇としては申し分ない旅行でした。

(おしまい)

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