宇都宮からは東武回りで東京へ【北関東乗りつぶし2023年夏の陣：３−４】

2024 1/04

2024年1月4日

真岡鐵道の益子駅から東武宇都宮駅までバスで抜けてきた。前回はこちら↓

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まず、今回の目的は真岡鐵道と東武宇都宮線である。なので、後は帰るだけである。東武佐野線やら伊勢崎線、日光線（下今市〜東武日光）など未乗区間は細々とあるが、昼過ぎには帰りたかったので、それらはまたの機会にした。（ちなみに日光線には1週間後に別の機会で来訪した）

東武宇都宮駅の周辺の散策を終え、改札を通過。

まず最初にこちらの装飾に目が行く。「いちご王国」ライン？またけったいな名前を・・・と思ったが、こちらに変えたという話ではなく、1年限定のキャンペーンだそうだ。昔からある路線にはそれなりに由緒ある名前を、と思う自分の性格だが、期間限定キャンペーンなら特に気に留めない。

駅名標も、こんな可愛らしい感じになっていた。下の時刻表を見る限り、大体は1時間に２−３本、ラッシュ時でも4本しか走らないようだ。

東武宇都宮線には20400系が入っている。元日比谷線直通用の20000系を4連化のうえワンマン用に改造した車両。日光線・宇都宮線の普通列車はこちらが主力となっている。

この列車は、東武宇都宮線の起点である新栃木駅を通り越し、南栗橋駅まで走る。

元20000系ということで、5ドア車の名残があった。中間の扉については埋め込みが施されていて、そこから見ると違和感があるが、車内から見ると普通の大型窓があるだけのように見える。

最初は空いているかと思いきや、ちらほらと乗客が乗り込んできて、ロングシートに数人ずつ着席するぐらいには人が増えてきた。ただ、東武宇都宮駅から改札から遠い先頭車両に乗車しているため、後ろの方はもう少し乗車しているのかもしれない。

南宇都宮駅で交換。交換列車もやはり20400系。東武宇都宮線は単線だが、全ての駅で交換できるようになっている。

南宇都宮駅を出てしばらくすると、JR日光線を跨いだ。

そのあとは住宅街の中を進む路線ということで、ロングシートに腰掛けてぼーっとしていた。

東武宇都宮線といえば、なんとなく気を引く駅名の「おもちゃのまち」駅がある路線。とりあえず座っていたポジションに一番近い駅名標だけは撮っておいた。

東武宇都宮駅から30分程度で、新栃木駅へ進入。東武日光線の複線と合流する。

東武宇都宮線の起点、新栃木駅に到着。昔は浅草方面から新栃木行きの準急列車が頻発していたので、駅名だけは馴染みがある。

日光線に入って1駅目の栃木駅。高架駅で、東武線のホームの向こうに両毛線の島式ホームも並んでいる。青春18切符を持っているので、この駅で両毛線に乗り換えて帰るのが経済的に最適解だったのだが、1時間に1本の両毛線と時間が合わず。また、乗車している南栗橋行きの列車の後ろに「特急きぬがわ」の新宿行きが迫っており、いっそのことそちらに乗ってしまいたい気持ちでもいたのだが、そうすると大宮駅まで乗車券＋特急券を購入することになる（正規で約2500円！）ため、青春18切符を持っていることが心のブレーキとなった。

というわけで、そのまま普通列車に乗り続ける。栃木駅の次は、通過待ち合わせによく使用される新大平下駅。ここにて小休止。

向かい側にも退避列車が停車しており、リバティけごんの通過待ちをしていた。あちらはその後に特急きぬがわの通過も待ってから発車していた。

こちらは253系の特急きぬがわを通過待ち。1本通過待ちをするだけだが、11分も停車した。まるで、JRの地方路線に乗っているような感じ。

青春18切符をできるだけ活用するということで、栗橋駅で下車。ここで宇都宮線に乗り換え。

栗橋駅では結構待ち時間があったので、スペーシアを眺めていたり、

駅の外を見学していたりして時間を潰した。

乗車する列車は、上野東京ラインの熱海行き。赤羽に用事があったので、後ろの方のボックス席を狙った。10両だったので座れるか心配だったが、直前に快速があったからか、ボックス席の順方向窓側に難なく座れた（だから10両？）。

久喜駅では、東武のリバティりょうもうとすれ違い。この夏、東武エリアに行くことが多かったので、リバティの車両を結構目撃した。

宇都宮線内でも、これ以降はずっと寝落ちしていた。朝早い活動だと、こういった休息できる時間帯が必要になる。目が覚めると降りるべき赤羽駅に到着しており、慌てて降りた。

これで青春18切符を使った旅は終了。「とりあえず買ってしまったんだけど、どうしよう」から始まった旅だが、3回に分けで、関東の気になる未乗路線は大体潰した感じがするので、結果的には良かったと思う。どこか行こうと考え始めると、遠出の日帰りを中心に考えてしまうので、こういったキッカケがないとなかなか「微妙な近場」には行かないもの。

ただ、青春18切符のようなサンクコスト的なものに関しては元を取れたかなんて計算しないので、結果的に得だったのかどうかは知りませんー。

〜今回の行程〜