2018年の終盤に、自分の確かな記憶の中では初めてのANA搭乗を果たしました。それ以来ずっと普通席を利用していたのだが、しばらくして岡山県某所に出かける際にプレミアムクラスにしてみたので、その模様をダイジェストにしてみました。
出発は少しだけ勝手のわかってきた2タミ。
自分の乗る搭乗口をチェックして、最寄りの保安検査場に行くシステム。あまり規則性がなさそうなので、アプリとか利用して携帯に通知が来るようにした方が良さそう。ここはJALに慣れた身、つまり自分の行き先が北か南かで保安検査場が決まっていて、そこで出てくるレシートを見て搭乗口を知るといったシステムに慣れている分、少々煩わしいところ。
今回はプレミアムクラスなので、AB側かCD側かを確認したらプレミアムチェックインを利用した。
普通の保安検査場もガラガラに空いていたのだが、せっかくの機会なのでとこちらに自然と足が向いてしまうのが悲しい性。
ANAラウンジも使用することができる。時間の関係で、少しだけ中を覗いて雰囲気を味わっただけで退散した。JALのサクララウンジはシックな感じでまとめており、落ち着いた雰囲気となっているが、ANAラウンジは白をベースとしているので少し明るく感じた。
さて、乗る飛行機は7時発の広島行き。
ダイヤモンドのステータスを持っている人からの搭乗となる。プレミアムクラスは、プラチナやSFCなどと同じグループ2での搭乗となる。ただ、プレミアムクラスを利用するものの、ステータスとしては一般会員である。ステータス持ちの人が特別なゲート通過音を鳴らして搭乗していく中に紛れて、普通の通過音を鳴らすのは少し肩身が狭い。
機種はB737-800。ご覧の通り、この日はあまり天気がよくなかった。
プレミアムクラスは前方二列のみの計8席。他に2、3人しか搭乗しておらず、隣は空席であった。席についてすぐ挨拶を受けるのはJALのファーストと同じ。
離陸し、雲の上に出た。最近は後ろの方にばかり乗っていたので、エンジンを前から見るのは久しぶり。
お待ちかねの朝食がやってきた。幹線以外のため、コンパクトな弁当スタイルで配膳された。
ボックスの中はサンドイッチ。量的には少し控えめ。
食後にコーヒーとクッキーをいただいた。食後にまったりしているうちに着陸態勢に入り、広島空港に到着。食事を挟むと体感的に時間が経つのが早い。
空港からのバスまで時間があったため、展望デッキから乗って来た飛行機を確認。
すぐあとに羽田を出るJAL便も降りて来ました。こちらもB737-800。
広島空港からはバスで福山の方に出た。
続いて帰路。某所で用事を済ませ、帰りは岡山空港からの便で帰京する。
岡山駅からバスで空港に向かった。岡電バスの担当で、橙色の車両。
利用するのは岡山空港からの最終ANA便。1時間前には保安検査を済ませ、制限区域に入った。帰りも利用するのはプレミアムクラスであり、少し早めに空港に来たのは勿論ANAラウンジに寄るためである。
保安検査を抜けて右側が主にANAのエリア、その端っこにANAラウンジへの入り口があった。ANAは青色の線をうまく入れたスタイリッシュなデザインが印象的である。
ドリンクコーナーの様子。ラウンジに来ると自然とビールを注いでしまう(ビールサーバーは写っていないが)。おつまみのあられも大量に積んであった。座席の方はかなり混んでいたので写真は割愛。最終的には空きがなくなってしまうほどの大盛況。岡山ー羽田を新幹線でなくわざわざ飛行機使う方々なので、きっと上級会員の割合も多いのだろう。
搭乗開始の案内でゾロゾロとラウンジから人が消えていき、その流れでラウンジを後にした。そのまま優先搭乗できる流れができていた。
離陸した後は、まずメニューチェック。一番にシャンパンが目に飛び込むが、シャンパンが提供されるのは幹線のみで、それ以外だとスパークリングワインと区別されていた。いつか幹線でプレミアムクラスを利用してみたい。
こちらが夕食。岡山便らしく、メニューは祭寿し。飲み物はワインにした。
水平飛行の時間が短いので、せっせと二杯目を頼んだ。一杯だと物足りないのだが、二杯飲むには飛行時間が短くて大変。(隣の人は普通に二杯飲んでましたが・・スピードも求められるようだ)
お食事ありの岡山ー羽田線はなかなか忙しなく、くつろぐ間もなく着陸してしまった。
以上、プレミアムクラスの体験記でした。ANAは羽田発着の路線のほとんどでプレミアムクラスを展開しており、プレミアムクラスを利用すればANAのステータス持ちと同等のサービスを受けられるため、この点は魅力的に感じました。路線によっては争奪戦も厳しそうですが、機会あればまた利用していきたいものです。
(おしまい)
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