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2016年9月:国内線Fへ初搭乗

9月末に岡山に行く用事ができた。飛行機で行くという前提を置くならば、岡山空港に飛ぶのが普通のルートだが、この年はJGC修行中であるため、修行の王道である羽田ー那覇便を利用して行くことにした。

※今回の写真はホワイトバランスがおかしいものが多いので、写真については補足程度ということでご了承ください。。

旅の始まりはFクラス(JAL907)

羽田ー那覇のFクラスは修行僧に人気である。細かいカラクリは割愛するが、FOPを溜める上でコスパが良いのが一因である。それに加え、飛行機好きのブログを巡回しているうちに、純粋にFクラスに一度乗ってみたいという興味が強くなってきた。当時はFクラスを搭載する機材がB772しかなかったため、羽田ー那覇でFクラスが設定されているのは2往復〜4往復程度であり、正規運賃ならまだしも特便などで予約するのは大変である。そこで、今回はJALの予約サイトと睨めっこを繰り返し、予約できた日に合わせて岡山に行くことにした。本来の目的は岡山での所用であり、ことを決める順序が思いっきり逆なのだが、今回は日程に自由が効くので問題ない。

さて、JALの国内線でFクラスを利用する際は、最上位ステータスであるダイヤモンドと同等のサービスを受けることができる。羽田空港では専用の保安検査場を利用し、そのまま直結するエスカレーターでDPラウンジに向かうことができる。DPラウンジでの写真を撮っていないため、何を食べたかなど覚えていないが、この当時の思考回路から察するに、コーヒーと簡単なパンなどはいただいたような気がする。

搭乗するのはJL907便。

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Fクラスなので優先搭乗が可能である。これまで優先搭乗などしたことがなく、当たり前のように颯爽とゲートを通過する上級会員に混じるのに気後れしてしまった。また、早く乗り過ぎてしまうと、後から乗ってくる多くの乗客が、Fクラスに座っている若造を横目に過ぎて行くことになってしまう。とりあえず、ファイナルコールのかかる直前の、最後の方で乗ることにした。どうでもいいところで自意識過剰である。なお、搭乗ゲートでは上級会員用の通過音が鳴り、一安心した。

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早速自席に座ってみた。思ったよりも柔らかい座席で、これなら沖縄までの2時間半も楽に過ごせそう。

座るや否や、CAさんから突然の挨拶があり、新聞の要不要やおしぼりのサービスなどが続いた。今でこそ慣れたが、当時は飛行機で挨拶されるシチュエーションなど想定もしておらず、「あ、あ、よろしくお願いします」などと不慣れな感じを丸出しにしてしまった。一通り終わると離陸の準備に入り、滑走から離陸するまでの一連の流れを楽しむ。Fクラスの体験記を読むと、離陸の際は体が椅子に沈み込み、優しく包み込まれるような感覚であるようなことが書かれていたが、まさにそのような感じだった。

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水平飛行に移ったら、食事の時間。ふむふむ、これが上級会員様が「愛読書」としているメニュー表のようだ。

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メニュー表を開くと、希少な芋焼酎、「森伊蔵」を飲める!と思ってそちらをチョイスすることにした。

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さらに開くと、朝食のお品書きが書かれていた。鮭の塩焼きがメインの和定食で、芋焼酎にぴったりである。

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白く抜けてしまってイマイチ分かりづらいが、メインは紙に包まれた鮭の塩焼き。左の包みは俵ご飯。飛行機のアッパークラスで機内食を食べたことがなかったため、味に関してはそこまで期待してなかったのだが、ここはファーストクラス。食事も温かく、和定食として十分な美味しさだった。

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食後、「お飲み物のおかわりはいかがですか?」と聞かれたので、勧められるがままにもう一杯頂いた。ミックスあられを添えて。

焼酎とおつまみを片手に今月初めての機内誌を眺めていると、あっという間に着陸態勢。ファーストクラスだと食事などを挟むため、時間が経つのもあっという間に感じた。

ファーストクラスに乗るためには8000円の追加料金が必要となるが、この8000円の価値は十分あると感じた。もちろん追加料金を払ったからといって目的地に早く着くわけでも無いのだが、様々なサービスを実際に受けてみて、私自身の価値観としては、8000円相応の価値はあると思った。また乗る機会があれば積極的に乗りたいところ。

(編注:2022年4月リライト時点で、値上げが決まっています) 

那覇から岡山へは大阪経由で(JAL2084)

沖縄からはまた本州に戻り、目的地である岡山へ向かう。

沖縄ー岡山にはJTAが就航していたように記憶しているが、沖縄から帰る便はだいたいが夜なので、岡山到着が遅くなってしまう。福岡か大阪に出て新幹線なのだが、FOP積算のことも考えて、距離の長い大阪に出ることにした。

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次の便は12時25分発の大阪行き。出発まで50分近くあるため、とりあえずは近くのお店で沖縄そばをお昼ごはんにした。

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那覇空港は離島への乗り継ぎの際に使うことが多く、制限区域内のスタンドでの沖縄そばはなんとなく定番となっている。

昼食を終えた後はゲート前の椅子でのんびりと時間を潰していた。実はこの翌日、ふとしたことから「8月にあれだけ搭乗した(12レグぐらい)から、ラウンジキャンペーンで那覇空港のサクララウンジに入れたのではないか?」と気づき、実際に那覇空港のサクララウンジなら使えたと思うのだが、後の祭りである。

さて、乗る飛行機はB773。大阪から那覇への観光輸送の折り返し便なので、大型機材が使われている。

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Fクラスはないため、クラスJに搭乗。

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那覇線ならではの機内販売、ブルーシールのアイスを購入した。沖縄に行ったら、なんとなくブルーシールのアイスを食べておかなくてはという気持ちになる。

平日の昼過ぎの沖縄線、のんびりと過ごした。

大阪から岡山へは新幹線

大阪空港からはリムジンバスで新大阪駅まで出ることにした。大阪駅だと高速を使った記憶があるが、新大阪駅だと御堂筋線の脇を通って南下するようで、想定以上に時間がかかった。

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新大阪からは、すぐに発車する「さくら」に乗った。「のぞみ」は東京からの直通だが、こちらは新大阪始発のため、じっくりと席を選ぶことができる。しかも、内装もこちらの方が落ち着いていて好みである。

せっかくなので、先頭まで行って写真を一枚。

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そのまま先頭車両に乗り込んだ。

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オリジナルのN700と違い、木目が出ていて温かみを感じる内装。指定席だと2-2になって座席周りもゆったりとした空間になるのだが、平日の昼下がりなので自由席でも問題ないと思い、今回は自由席を選んだ。

岡山には16時ごろ到着。

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せっかくなので、閉門ギリギリの時間だったが岡山城にも行ってみた。

岡山空港から帰京(JAL242)

岡山で所用を終えてからの帰り。いつもなら新幹線で帰るところ、今回は飛行機で帰ることにした。岡山空港からの出発は初めてである。

この頃にはラウンジキャンペーンのを使えることを思い出していたのだが、残念ながら岡山空港にはJALのラウンジが設置されていない(その後設置された)。そのためJALのカウンターで申し出た上で、保安検査場の前のクレジットカードラウンジを使用することになる。やはり保安検査場の締切のことを考えると時間が気になってあまりくつろぐことができなかった。結局、ドリンク一杯で退室してしまった。

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帰りはJALの最終便。

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クラスJを取ったのだが、席は通称AH1と呼ばれる最前列窓側となった。

この便に関しては普通の短距離路線なので写真も特に撮らず、羽田まで過ごした。このフライトで無事に東京に帰ったことにより、ちょうどクリスタルステータスに到達しました。

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HP上ではクリスタルのログが出現していた。ようやく30000FOPの中間地点で、50000FOPのサファイヤへ弾みがつく。とりあえず中間目標に到達したという既成事実を積み上げて行くことが大切である。

あとがき 

今回は国内線Fクラスを体験できたことに尽きます。修行的にも、今回のFクラス利用により、効率よくFOPを貯めることができました。今回は修行効率という観点も後押ししてFクラスに乗ることにしましたが、純粋な旅行でもチャンスがあれば乗ってみたいと思えるような上質なサービスでした。

修行の進捗に関しては、この9月末で30000FOPをギリギリ突破。サファイアの基準である50000FOPまで、残り3ヶ月で怒涛の修行ラッシュをすることになったとか。その模様は後日にでも。

(おしまい)

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