前回↓に引き続き、蒸留所巡り。
2日目の出発はボウモアホテルからである。
海沿いにあるので、爽やかな朝を迎えた。
朝ごはんは(スコティッシュ)フルブレックファースト。相変わらず美味しい。毎朝でも食べていたいほどだが、さすがにヘビーか。小瓶に入ったマーマレードがついてきたのはポイント高い。
ボウモア蒸留所
この日は午前中にボウモアの蒸留所を見学する。
海沿いなので朝の散歩が相変わらず気持ちいい。
こちらがボウモア蒸留所。右側に、ツアーの集合場所のビジターセンターがある。
1階がツアーの受付やギフトショップになっており、2階はバーがある。
2階はこのようになっており、写真を撮っている後ろ側にはウイスキーを1ショットから購入できるバーがある。ツアーの最後はこちらに戻って試飲しながらの解散となる。
午前中のツアーは6-7人の参加で、日本人が我々の他に1組いた。ガイドさんはかなり綺麗な発音をする女性の方だったので、内容も少しは理解する事ができた。写真撮影などOKだったため、全ては載せないが数枚だけ。
大麦を乾燥させるところ。ここの上を歩いても良いそうで、実際にツアーでは向こう側の出口まで行った。また、筋が何本も入っているように、鍬みたいなもので平す作業も体験させてもらえる。
別の部屋では、ピートを焚いている匂いと煙が充満している。
実際に焚いているところも見せてもらえた。
発酵槽の中。発酵によりガスがブクブクと出ているところがよくわかる。直にみられるのはいいところ。
この後もポットスチルや貯蔵庫などを見学した後、ゲストハウスに戻った。
こちら3種を試飲して終了。2本はお持ち帰りできるようになっているところが親切である。
なお、バーで高いウイスキーを飲んでみたが、味わいがいつものボウモアとは異なり、面白かった。ボトルでは買えないようなウイスキーを色々試せるのが、ここならではの楽しみ方。
ウイスキーをそこそこ楽しみ、最後の見学となる蒸留所を後にした。
アイラ島からの帰りは飛行機
さて、午後は飛行機に乗ってグラスゴーに戻る予定。友人がイギリスの家に持ち帰る用のウイスキーをフルボトルで3本購入していたため、洋服などに巻いてジップロックに入れるなど、厳重に装備してキャリーバッグに積めていった。グラスゴーまでのアクセスを飛行機にすると、ここら辺に気を遣う事になる。
昼過ぎにタクシーに乗り、空港に向かった。かなり小さい空港。
早めに着いたが特にやることもないため、空港の外をしばらく散歩していた。
こちらがエプロン側。
空港の外はこのような一本道。
脇には川が流れているが、少し茶色がかっている。ピート層があるからだろうか。
搭乗の少し前になると保安検査が開くため、荷物チェックを済ませて搭乗する。
グラスゴーまでの飛行機は、ローガンエアーというLCC。SAABなので数十人乗り。
離陸。アイラ島、楽しい島だった。旅行も後は夜行でロンドンに帰り、その夕方には出国するという大詰めを迎えており、少し寂しい感じになってきた。
搭乗したのはアイラ島14時55分発、グラスゴーに15時30分着の飛行機。グラスゴーまでほぼ直線的に飛び、15時22分にあっけなく着陸した。バス+フェリーでアイラ島に行くと5-6時間はかかるため、飛行機の方が圧倒的に早い。
グラスゴー空港からはバスで20分ほどで中心地に出ることができる。
高速みたいなところを降りたら、だんだん都市的な景観になってきた。
ロンドンへの夜行はエジンバラから乗るため、グラスゴーからエジンバラへの鉄道アクセスの都合上、クイーンストリート駅に出た。アイラ島に向かうときにロンドンからの夜行列車を降りた駅はグラスゴー・セントラル駅。なかなか難しい。
バスを降りてから駅に向かうところで、教会が見えたので一枚。往路で通った時は早朝の雨天の中なので閑散としていたが、イギリス3番目の都市とだけあって、夕方に来てみると賑わい方が全然違った。
さて、既に述べたがここからエジンバラへ鉄道で向かう。グラスゴーで時間を潰してここから夜行に乗るよりは、エジンバラに出てそちらから夜行に乗る方が、夜行までの時間を楽しく過ごせるだろうという友人の計らいである。
(つづく)
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