保存鉄道2本に乗車し、ブレイナウ・フェスティニオグまでやって来た。
ここからは国鉄にてロンドンに戻る予定。と思って国鉄のホームに行ってみると、「運休、バス代行」のような案内があった。どうやら乗る予定だった列車は来ないようなので、駅前のバス乗り場に出て代行バスを探した。
バスはすぐ見つかり、早速こちらに乗ってスランドゥドゥノ・ジャンクションへ向かった。先ほどまでの鉄道のように、緑の中をしばらく走って小さい町に出る、といったようなことを繰り返していたような記憶がかすかに残っているが、またしてもところどころ寝てしまった。バスは町を近くに感じることが出来るので楽しい乗り物なのだが、旅先は疲れが溜まりやすいので仕方がない。友人に起こされ、慌てて目的地で下車した。
国鉄のスランドゥドゥノ・ジャンクション駅。Llan…と書いてスランと読むのはもうそろそろ慣れてきた。
ここからは鉄道に乗り、行きに来た経路を逆に辿ることになる。ウェールズ方面の国鉄はTransport for Walesという会社が運営している。ここからはこちらの列車に乗る。
中は2−2の座席配置。この時は乗客も少なく、快適だった。
行きと同じく、遠目に海をみながら平原を疾走。地方路線に分類されると思うのだが、ここでもかなりの高速の走りを見せていた。
乗換え駅、チェスターに到着。帰りはチェスターで乗り継いで、ロンドンまで一本で帰る。
時間があったのでチェスター駅構内を撮ってみる。
線路をよくみると、改めて標準軌の幅広さを感じます。建物の向こう側にも線路がある。
帰りはこちらの気動車でロンドンまで帰る。チェスターは電化されていないため、ロンドン行きの列車も気動車となる。車両はSuper Voygerだろうか。
側面表示。ユーストン行き。
車内は2等席で満席に近かったので窮屈感が否めず、やはり2時間がとても長く感じた。 日本の場合は、特急料金などを払えばリクライニングの完備された特急専用車両に乗ることができるが、こちらの長距離列車は全く違うシステム。特急料金などはかからないが、くつろぎたい場合は1等をとらないといけないということになる。
ユーストンに着いたのが夕方〜夜あたり。時間があったので、ホテルに荷物を置いた後は15分ほど歩いて夕食に出かけた。
着いたのはBonnie gullというお店。シーフードの美味しいお店があるとのことで、宿から少し離れていたが、是非こちらで食べようということになった。
せっかくの美味しかった料理を、携帯で撮った色調の良くない写真で説明するのも憚られるが、一部だけ。基本的にコース料理で、
このような料理を数皿食べた後、
メインのフィッシュ&チップス。これは美味しかった。
ロンドンなのでお値段は張ったが、最後の夕食を満足に終えることができた。この日はパブなどには寄らず、宿に戻って就寝した。
次の日は最終日、19時すぎの飛行機でついに帰国してしまう。
(つづく)
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