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しなの鉄道線を乗り通して長野へ【2023年11月信越めぐり:その2】

北陸新幹線で軽井沢駅までやってきた。

軽井沢駅からは、しなの鉄道に乗車する。JRであるか第三セクターであるかを除けば、新幹線の並行在来線区間であることには変わりなく、今回のように時間に余裕のある時でないとなかなか乗る機会もないところ。今回はせっかくなので、軽井沢駅から篠ノ井駅まで乗り通してしまうことにする。

前回と同じく、こちらの通路から改札口へ向かう。窓口には切符を購入する人が列をなしていたが、こちらは週末パスなので問題なし。

乗車するのは、長野駅まで直通する8:14発の列車。以前乗車した時に書いた通り、これが平日ならば、7:42分発の小諸行き(小諸始発の長野行きに接続)が運行しているのだが、土日はどんなに早く出ても8:14発が精一杯。これが朝の出発が遅かった理由でもある。

※これを書いている時に気づいたのだが、今回乗車した北陸新幹線の1本前(6:28発はくたか)に乗車して佐久平駅で小海線に乗り換えると、小諸駅から1本早いしなの鉄道の乗車することができた。3月に小海線に乗るために小諸駅へ行くルートを探った時、土日だったら佐久平回りで行けば平日と同じような時間に小諸駅に行けることを確認していたのに、この時に思い出すことはできなかった。

階段を降りて、旧駅舎とEF63型を見ながら

乗車するSR1系に乗り込んだ。軽井沢出発時点ではまだ空席が多く、進行方向右側のボックス席に陣取ることができた。ただ、小諸駅に着く頃には立ち客も出るほどに盛況になった。小諸駅で少し入れ替えはあったものの、その後も乗客は増える一方で、長野駅に到着する時にはかなりの混雑だった。土日の10時前に長野駅に到着できる列車ということで、それなりに需要はあるのだろう。

30分ほどで、最初の主要駅である小諸駅に到着。

ここでは軽井沢行きの115系とすれ違った。

小諸駅を出たあたり。大体は、このような景色が続いていたように思う。

新幹線停車駅である、上田駅。この駅からは別所温泉までつながる三セク線、上田電鉄別所線が出ている。駅舎や線路が見えるかなと思って探したが、そもそもホームの位置がどうやら逆側だったようだ。

坂城駅。169系が静態保存されていた。169系と言っても、大垣夜行の運用に入っている同属の165系を373系の車内から見たことがあるぐらいで、あまり接点のない形式である。特急の敷居が下がった現在では急行といった種別の復活は期待できず、こういった急行型の車両も作られることはなさそうだ。

しなの鉄道の戸倉駅。車両基地もあり、また特急あさま時代もほぼ全ての特急が停車していた主要駅。留置線には115系とSR1系が停車していた。

JRとの接続駅、篠ノ井駅。ここからさらに4駅先の長野駅までJR線を走行する。座り疲れてきた頃だし、ここで一本落としても良かった気がする。ちなみにこのあとは、飯田始発の普通列車、特急しなのと続く。

軽井沢駅から1時間40分ほどで長野駅に到着。車内も混雑して到着が待ちどおしくなっていたので、ようやく到着といったところ。

向かい側には、名古屋に向けて出発を待つ特急しなの号の姿があった。長野駅から塩尻駅の間は、JR東日本の区間をJR東海の車両が1時間おきに走る珍しい区間。

383系も、改めて見ると車高が低く、低重心でかっこいい。側面のステンレスの波板もうまくデザインに取り入れているのは、当時としてはなかなか洗練されていてインパクトがあったのではなかろうか。

長野駅では30分ほど時間があったので、外に出てみた。善光寺口。

長野駅で忘れてはいけないのが、長野電鉄。地方にしては珍しく地下にホームがあるため、駅前のこの入り口からくだっていく。

こちらの改札から入ってさらにエスカレーターで降りたところにホームがある。実際のホームの様子を望めないのが残念なところ。

計画段階では、東京から始発の「かがやき」に乗って長野まで来て、長野電鉄に乗るという案もあったのだが、乗ったところで中途半端に戻ってこなければならないため、諦めた。この写真を撮ったときに次が10時発というのを見て、その列車で1、2駅ほど行って歩いて戻ってくるというプランが浮上したが、ここは朝ごはんを優先することにした。わざわざ新幹線で朝ごはんを食べずにここまでやってきており、またここでご飯を食べ損ねると次にいつ食べられるかわからないので、ここは安全策を取ることにした。

駅そばを食べたあとは、再び構内に入って駅ナカ観察。

しなの鉄道の115系が停車していた。

115系といえば、この手動ドアの適当な感じも懐かしい。

こちらはリゾートビューふるさと。松本駅まで行って方向転換し、大糸線に入って南小谷駅に向かう。

これから乗車する飯山線は4番線から発車。発車案内の3番線と4番線の表記の左に矢印があるが、同じホームを南北で2分割して3番線と4番線にしている。

実際にはこんな感じで、ホームの中央にて線路が分断されている。

さて、次回からは本題の飯山線への乗車である。

〜ここまでの行程〜

  • 東京 6:52 → 軽井沢 8:06 あさま601号
  • 軽井沢 8:14 → 長野 9:52 しなの鉄道
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