東京から長野に出て、飯山線を乗り通した後、新潟駅までやってきた。前回の話はこちら↓
新潟まで鉄道で通してきた。あとは東京に帰るだけだが、肝心の飛行機に乗っていない。そのため、新潟から東京までは飛行機で帰ることにしていた。もちろん、両都市間は300kmと比較的近く、新幹線でも2時間程度で行き来できるため、飛行機の直行便はない。そのため、飛行機で帰ろうと思ったら、①羽田からの直行便のある都市(富山・庄内など)まで出るか、②大阪なり新千歳なりを経由していかなければならない。①についても色々と考えてみたのだが、どうしても最終便に間に合う空港が無かったため、②を採用することにした。修行していた頃の発想で、懐かしい楽しみ方である。
そもそも①のような感じだったら「庄内空港に飛んで、特急いなほ→新潟→越後川口→飯山線→長野→北陸新幹線」という最初のプランで良かったわけで、飯山線の乗り通しに飛行機を2本を組み合わせようと思った結果が今回の旅程、というのが実際のところ。
まずは新潟駅から空港までバスに乗車。こちらは南口かな?
新潟空港は少々離れた位置にあるようで、所要時間は35分もある。そこでバスの中で新潟空港からの飛行機を色々と調べていたら、自分が予約していた新千歳行きの便の少し前に、ANAの大阪行きの便があることが判明。大阪経由の方が早く帰れるし、プレミアムクラスも空いていて、出費は痛いがANAのSKY COINが余っているのでどうにかなりそうだし‥と思って一度は変更を決意。だが、伊丹からの便は最終便まで青赤ともに満席で、ならばと思って関空や中部などまで鉄道で出ることも考えたが、時間が合わない。予約までしたもののすぐにキャンセルし、当初の予定通り新千歳経由で帰ることにした。
新潟空港に到着したら、まず展望デッキに出てみた。海沿いにある空港なので、滑走路の向こう側には海が広がる。発着する飛行機は小型機ばかりなので、駐機場もこぢんまりとした感じであった。
ここで、ようやく昼ごはん。
ターミナルの3階にあったこちらのお店に入ることにした。新潟名物の料理を多く扱っていそう。
茶そばとタレカツがセットになった定食があったので、こちらにした。新潟といってまず思い浮かべるのは米や魚だったが、メニューを見て、こんな新潟グルメがあったのを思い出した。日本酒のメニューも充実していたが、ここは我慢。
昼食後は、お土産屋を物色。隅から隅まで目を光らせていたら、ヤスダヨーグルトと白龍酒造がコラボした「モウモウ」を発見。日本酒ベースのヨーグルトリキュールで、これぞ新潟のお土産といったコラボ商品。家に帰って飲んでみたら、日本酒感とヨーグルトの酸味が強く、ヨーグルトのまろやかな感じは弱めだった。もう少しヨーグルト風味があるかと思っていたのだが、飲んだのが賞味期限間近だった影響があるのかもしれない??
ANAとJALの大阪に行く便が続いていたので、それらの搭乗客が保安検査を抜けるのを見計らって、制限区域へ進む。ラウンジもないので、優先搭乗にさえ間に合えば特に急ぐ必要はないだろう。
地方空港らしい搭乗ゲート。
搭乗する頃には、外は真っ暗になっていた。隣で出発待機しているのはFDAの小牧行き。
機材はクラスJ無しのE170で、機内は満席。土日とはいえ土曜日の夜という中途半端な時間だったのでそこまで混んでいるとは思わなかった。
せっかく普段飛ばないエリアを飛んでいるのに、真っ暗になってしまったので景色を見ることはできず、適当に機内誌を読んで時間を潰した。
北海道の上空までやってきたような感じだったが、これはどこだろう。函館らへんか、もう苫小牧あたりまで来ているのか。
新千歳空港に到着したら、羽田行きへ乗り継ぎ。時間的に余裕があったからか、特に乗り継ぎ案内はなく、一旦制限区域の外に出てくださいといった感じだった。それでも良かったのだが、今回はレストランやギフトショップなどに寄る予定も無かったので外を回り込むのが面倒になり、直接出発エリアに出してもらえるようお願いした。ギリギリでないと声かけなどは発動しないのだろうか。
鉄道で信越エリアを巡っていたかと思いきや突然北海道に飛んだ旅も、いよいよ羽田への帰還で終了である。
〜ここまでの行程〜
- 東京 6:52 → 軽井沢 8:06 あさま601号
- 軽井沢 8:14 → 長野 9:52 しなの鉄道
- 長野 10:29 → 越後川口 14:06
- 越後川口 14:09 → 長岡 14:32
- 長岡 14:38 → 東三条 15:03
- 東三条 15:05 → 燕三条 15:11
- 燕三条 15:30 → 新潟 15:42 とき323号
- 新潟駅南口 15:55 → 新潟空港 16:20 リムジンバス
- KIJ 18:05 → CTS 19:15 JAL2877
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