益子駅から宇都宮駅までバスでショートカット【北関東乗りつぶし2023年夏の陣：３−３】

2024 1/03

2024年1月3日

真岡鐵道で茂木駅まで乗り通し、そこから少し折り返して益子駅で下車。

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益子駅で降りたのは、ここから宇都宮駅までバスが出ているためである。益子駅ー宇都宮駅のバスは、益子駅から真岡鐵道で一つ茂木駅寄りの、七井駅も通ることになっている。七井駅で乗り換えた方が近道なのだが、時間を持て余しそうだったので、益子駅まで行って始発から乗車することにした（七井駅の近くにコーヒー屋があったので、営業時間内だったら立ち寄りたかった‥）。なお、七井駅のバス停は駅から少し離れているので、乗り換える方は注意されたし。

余談だが、これから乗るバス停から秋葉原までの高速バスが２〜３往復出ている。益子駅発が朝に3本、秋葉原駅発が夕方に3本と、こちらの地域から東京へのお出かけ用のダイヤ。往路は3時間、復路は2時間半で、時間的には鉄道といい勝負。乗り換えの手間と料金を考えると、バス利用も十分ありだろう。

益子駅での乗り換え時間は15分弱。この間に駅周辺の観察を行うことにした。

益子駅の駅舎。こちらも瓦屋根が目をひく駅舎で、さすが焼き物の町の駅といった感じである。

少し引いたところから見ると、ツインタワーの方が特徴的な駅舎だとわかる。

片方は時計台になっていて、歯車の仕掛けも見えるようになっていた（この部分は稼働しているのかオブジェなのかは知らない）。

駅舎と反対側に渡る跨線橋があったので、その上からホームを観察。駅舎部分の瓦が一際目を引く。

下館駅方向。線形に、昔は2面2線だった形跡が残っている。

駅舎内はこんな感じ。

さて、再び駅舎内。有人駅で、駅の改札と自動券売機が置かれている。自動券売機が使用できると、高額紙幣があっても困らない。（この日、ワンマン列車に乗車するのに1万円札しか持っていなくて焦った）

駅舎の屋根裏は、このように木の骨組みが見えるようになっている。

立派な益子焼（だろう）。益子町が独自に世間遺産というものを作っていて、益子駅が登録されているのを記念して置かれているようだ。世間遺産は57件登録されていて、町興しに役立っているそう。

回送表示だが、こちらの赤と黒のバスが発車間際にやってきた。こちらが、宇都宮まで乗車するバス。ここから乗車したのは自分だけだった。

発車したら、しばらくは益子焼関連のお店・建物が並ぶなあと思って車窓を眺めていた。七井駅前を過ぎて真岡鐵道を渡り、田園風景を走る郊外の道のようになったら寝落ち。目が覚めたらベルモールの少し手前だった。宇都宮市街に近づくにつれてバス停がこまめにありすぎて、しかも各停留所で乗降があったので、絶対に時間通りに行かないだろうなと思いながら乗っていた。停車した停留所から、次の停留所が見えるぐらいだったので。

そんな具合で途中の停留所で少しずつ乗せていったからか、車内には結構な立ち客。まとまった下車があったのは、ベルモールとJR宇都宮駅ぐらいか。そんな様子を見ながら、終点の宇都宮東武まで乗り通した。