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2016年4月:北海道の乗り潰し(釧網本線を北上し、飛行機で帰京)

北海道旅行の2日目、札幌から釧路までスーパーおおぞらで移動した。

1時間弱の時間があるため、ここで昼食を取ることにした。事前の調査では、駅近くに和尚市場があり、勝手丼と呼ばれるものが名物らしい。白米を売っているところと、さまざまな種類の刺身を一切れ単位で売っているところが数軒あり、自分勝手な海鮮丼を作り上げるというものだ。白米を買っているところを見つかると強烈な勧誘を受けるため、強引なお店はなんとなく避けて少し離れた魚屋に向かった。

これで2000円ぐらい。ホタテ、いくら、サーモンなどを中心に、この時期オススメのものを教えてもらいながら乗っけていった。各ネタ一枚だとなんだか物足りない気もするが、この手のもので腹一杯まで食べようとすると途方もない金額がかかるので、色々と試して見るスタンスでいった。

昼食をとったら、和尚市場内の海鮮土産類を一通り見学し、駅に戻った。ここで残りの腹を埋めるための駅弁を購入し(ヲイ)、鈍行列車へ急いだ。

網走まで、こちらのキハ54の単行列車。

14時11分発の網走行き。何を勘違いしたのか時刻をもう少し後だと思って行動していて、かなり焦ったのは内緒である。

出発したら早速駅弁を広げた。釧路の駅弁といえばやはり蟹を選んでしまう。

列車は釧路を出てしばらくすると、釧路湿原の真っ只中を走る。緑の映えるシーズンには観光列車であるくしろ湿原ノロッコ号が走り、とても賑わうようだ。こんな場所を走るのだから人気なのも頷ける。

釧路湿原駅の次の駅、細岡駅。ログハウスの駅舎であった。夏にここで降りたらさぞいい景色を見られるに違いない。ちなみに、この写真に載っている列車のシートモケットが写り込んでいるが、この地区の列車らしく丹頂鶴が描かれている。

列車は引き続き釧路湿原を通るものの、4月上旬なので間違いなくベストシーズンではない。夏には一度訪れたことがあるので、今度は雪の積もった冬に来てみたい。朝からの疲れでウトウトしだし、寝たり起きたりの微妙な感じを繰り返しながら過ごした。

釧路を出て2時間ほど。一際目立つ山が見えたが、あれが斜里岳かもしれない。

知床斜里駅を過ぎると、オホーツク海が見えてくる。ここから網走の手前まではしばらく海に沿って走る。

場所によっては海がここまで近づく。そういえば、途中の北浜駅は「オホーツク海に近い駅」として、また併設の喫茶店「停車場」が有名である。流氷の見える時期に是非来てみたい。

程なくすると、網走に到着。

よくネット上で目にしていた、網走の駅前の階段。 さて、帰りの飛行機は女満別空港からの便なので、ここからバスに乗って空港に行くこともできる。しかし、直行すると空港で時間を持て余し、かといって観光するところは離れていたり時間外だったりするので、石北本線に乗って北見まで向かうことにした。

特急オホーツク。石北本線には乗ったことがなかったので、こちらに乗ると旭川までの未乗区間を一気に片付けることができるのは魅力であり、それによってもう一泊増えても(お金がかかること以外は)特に問題は無かったのだが、もう日が暮れて山深い景色を楽しめないことは明白だったので、これはまた次の機会とする。

北見まではこちらに乗車。

遠軽行きのキハ40系。ここで網走→北見と乗っておくことで、次の乗り潰しの際の負担が減るメリットがある。

網走を出たらすぐに右手に網走湖が見えた。実は乗る時にはどこを走るのかわかっておらず、オホーツク海が見られるかと軽い期待のもと右側に座ったが、完全に勘違い。見えたのは網走湖で、それ以降は内陸を走っていった。写真では太陽が地平線ぎりぎりにある通り、網走を出た時点でほぼ日の入り時刻であり、網走〜北見にある少し大きい駅、美幌駅に着く頃には景色が全く見えないほど暗くなっていた。

今回の乗り鉄の終点、北見に到着。 ここからバスターミナルまでちょっと歩き、女満別空港行きのバスに乗った。地方都市では、バスの発着が駅から離れたバスターミナルであることが往々にしてあるので、この時もちゃんと乗り継げるか心配であった。

女満別空港からは

JAL566便にて羽田へ帰る。ちょうどクラスJへのアップグレードを募集していたので、早速アップグレードの申し込みをした。この時はクラスJのクーポンでアップグレードした。後で記事にすると思うが、この年はJGC修行をしており、この時現金でアップグレートしていなかったばっかりに、最後に数十ポイントを稼ぐための余計な出費をしてしまうことになった。ただし、これは今だから言えること、この時は修行するとはこれっぽっちも思っていなかった。

アサインされた席は

最前列。最前列だと荷物を全部上の棚に入れなければならないので、非常に面倒くさい。夜間の飛行なので、ところどころ寝落ちしながら羽田に向かった。

羽田には3分の延着。

今回は1日半ほどで南千歳〜釧路〜網走〜北見と、新得〜滝川を乗り潰すことができた。これから先、現在の路線網が維持されているのか非常に不安なので、残りも出来るだけ早く乗り潰したい限りである。

(おしまい)

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