北海道2日目。 1日目は帯広→滝川→札幌とやってきた。
札幌に宿泊していたわけだが、この日は女満別空港からの最終便で東京に帰らなければならない。女満別空港へのアクセスは網走・北見からのバスが主流かと思われるので、そこまで乗り鉄をする。というわけで、まずは札幌。
札幌からは、またスーパーおおぞらにお世話になる。これで一気に釧路まで行き、釧網本線で北上する予定である。
札幌を9時前に出るスーパーおおぞら3号。朝はしっかり時間を取って朝食を食べたいので、ゆっくり目の出発にした。乗る直前に指定席を取り、進行方向左側の窓側を確保した。始発なので自由席でも良いようにも思われたが、キハ283系はリニューアルによって指定席と自由席で座席を差別化しており、指定席の座席にはマクラおよびヘッドレストが付いている。長旅ならば、少しでも良い席の方が有難い。最も、乗車時間は釧路まで4時間30分にも渡り、指定席でもなかなかキツかったので、後から思えばグリーン車にしておくべきだったと後悔した。それにしても、一時期は最速で約3時間30分を誇っていたが、それよりも1時間も長い所要時間である。最高速度が落ちたのも原因の一つだが、よりによってスーパーおおぞら3号は鈍足の部類に入ることも影響している。
札幌を出て、南千歳を過ぎたら石勝線に入る。石勝線の中でも新夕張〜新得は特急列車しか通過しないため、この区間はこまめに停車して客を降ろして行った。
新得に近づくにつれ、前日に見たような景色が再び現れた。今回は坂を降る方であり、また特急列車なので、快足を飛ばした。新得、帯広と通り過ぎ、今度は帯広以東の未乗区間を走ることとなる。帯広まで2時間30分ほどかかっており、所要時間で見ればまだ半分ほど。いかに釧路が遠いかが実感できる。
車内のアナウンスで、どこかに行けば車内販売を利用できると聞いたので、退屈を紛らわしに車内散歩をした。
メニューを見て、アイスクリームを食べたくなった。
そんなことをしているうちに、ワインで有名な池田。この時点で3時間。
ここからまたしばらく走ると、右側に太平洋が迫って来た。
しばらくは海岸を近くに見る景色が続いた。雄大な大地の景色が続いていたので、海が見えた時にはテンションが上がった。
反対側の山の方は、相変わらずこのような景色が続いている。
海が見えるとなんとなく釧路が近づいてきたような感じになってきた。しばらくすると(それでもだいぶ時間がかかったが)終点釧路に到着。
4時間30分の乗車の末、やっと降りられた。
いやあ、釧路は遠かった。 道内を結ぶ飛行機も何路線か運行されているが、確かにこれは飛行機移動も需要があるなあと感じるような距離であった。
さて、ここから北上と行きたいが、1時間ほど時間があるので昼食をとりにいく。
(つづく)
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