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2016年4月:北海道の乗り潰し(根室本線を滝川へ)

羽田空港から帯広空港まで飛び、帯広駅までやってきた。

ここからは乗り鉄である。夜に札幌の友人と会うことになっており、ここから特急に乗れば2時間ほどで札幌に着くのだが、やはりローカル線に乗りたいと思い、滝川経由で向かうことにした。

帯広駅。全くの未乗エリアの真ん中に飛行機でポンと降り立つのも、なんだか不思議な気分。ここからどちらに向かっても初乗車の区間である。

乗車するのはスーパーおおぞら8号。

車両はスーパーおおぞらなのでキハ283系がやってきた。キハ283系といえば、かつては在来線最強のグリーン車として有名であった(787系派もいますけど)が、数年前にリニューアルされてしまった。色々あって最高速度も引き下げられてしまい、一昔前の魅力はだんだん無くなってしまっている。 帯広では各ドア前に列が出来ており、利用客の多さを感じさせたが、自由席でも窓側を確保できる程度であった。この列車には30分ほど乗車し、新得駅にて下車した。

新得駅。スーパーおおぞらはトマム方面(石勝線)に向かうが、私は根室本線を引き続き落合方面へ上っていく。

新得駅では少し歩いたところに郵便局があるのを把握していたので訪問。風景印集めは少しの待ち時間を有効に使える良い趣味である。

ここからは根室本線の鈍行に乗車。右側のボックス席を確保した。列車は新得を出ると次の落合まで28kmほど距離があり、その間ぐんぐんと峠を登っていく。

北海道らしい雄大な景色になってきた。途中の信号場で特急列車とすれ違いながら、のんびりと進んでいく。

東鹿越あたりには湖があるが、標高が高いからか、まだ氷が残っていた。4月上旬ではあるが、北海道はまだ寒そう。

しばらくすると日が落ち、富良野に着いたあたりで真っ暗になってしまった。ただ、今回のメインはかつての狩勝峠の新線区間を中心とした新得〜富良野の方だったので、これはこれで問題ない。残りの区間は本を読んだりダラダラと過ごした。

終点の滝川に到着。

乗車してきた列車。

この日に乗った区間は収支だけで言えば存続も危ぶまれるような区間でもあるので、乗れるうちにパッと乗れたのは良かった。留萌本線(留萌〜増毛)の例もありますし。

ここから先は、スーパーカムイにて札幌を目指した。

終点の札幌には20時ごろに到着。

乗車してきたスーパーカムイは、そのままホームライナー手稲となるようだった。手稲に車両基地があり、特急の送り込みなどが行われているが、それを旅客扱いしようというホームライナー。乗車時間が15分ほどのところをライナー化しようというのが凄い。料金も100円なので、ひょいと乗ってしまいそうな絶妙なライナーである。(手稲利用客に限られそうだが)

この後は友人と落ち合い、夕食後、ラーメンを食べて解散。すすきのにあるホテルに投宿した。

(つづく)

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