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貨物線を抜けて大和路へ(2026年4月:大阪観劇旅その8)

大阪に泊まった翌朝。こちらの続き↓

大阪に一泊はしたが、翌日は特に用事がないので、お昼頃まで乗り鉄の予定。コロナホテル名物と噂の朝食をゆっくりとり、8時ごろに適当に新大阪駅に向かった。朝食では色々と食べたが、特に写真を撮っていないので割愛。

新大阪駅に向かいながら、どこら辺に向かおうか考える。そういえばこの日は平日、朝の通勤時間帯だからあまり中心部に向かう列車には乗りたくないなと思い、ならばとおおさか東線に乗ることにした。おおさか東線といえば、半年前に「ちょこっと乗り潰しておくか」と思って新大阪〜JR野江を乗ったばかり。その時は、「新大阪から少し乗っておけば、今度は途中駅から乗ることもできる」と思って乗り潰しておいたのだが、結局今回も新大阪から乗ることになった。「とりあえず少しだけ乗っておくか」と思った路線に限って、すぐ後に全区間乗る機会が訪れる現象は度々発生するので、この現象になんか名付けたい。

そんなことを思いながらやってきた新大阪駅。

1番線の8時25分発の久宝寺行きに乗車する。今度は久宝寺まで乗り通す。

電車は少し遅れていたようだった。ホームには予想に反して各ドア乗車目標に長蛇の列ができていた。そこに並んで待つのもと思い、適当に発着する列車を眺めながら入線を待った。

こちらはおおさか東線からやってきた大阪行き。

そして、8時19分にやって来たのは奈良からの特急。

安寧編成で運行されていたらくラクやまと。サンダーバード増結用の683系を改造した車両が使用されていた。この電車は奈良から天王寺、梅田貨物線を回って新大阪までの運行。奈良から新大阪までは、久宝寺からおおさか東線に入ってくる直通快速(大阪行き)が運行されているが、それとは異なるルートを辿ってくる。

車内の様子。外観と一体感のあるデザインに一新されている。

さて、乗車するおおさか東線の列車が入線。新大阪での長蛇の列から想像できた通り、立ち客でかなり混んだ状態で新大阪を発車。なので、しばらくは大人しく過ごした。そういう意味では、半年前に前面展望などを見ておいたのは良かったかもしれない。途中駅でちょこちょこと乗降はあったが、まとまった下車は学研都市線との接続駅あたりだろうか。関東だと武蔵野線が同じように都心から放射状に伸びる路線を結び、通勤時間帯は混雑しているが、おおさか東線も路線性格的には似たようなものなのだろう。

おおさか東線の中間あたりで、学研都市線と接続。鴫野駅と放出駅の2駅で接続しており、代々木〜新宿のように各駅の前後で1本ずつ線路を渡り、それぞれの駅で別々の線同士が向かい合う形となる。二路線が交わると、乗り換えが4パターン発生するので、都合3パターンが対面で乗り換えられる・・・ように見える。

(上)学研都市線とおおさか東線、(中)総武緩行線と山手線、(下)参考として山手線と京浜東北線、の大雑把な配線。

ただし代々木〜新宿とは違い、鴫野駅での対面乗り換えはあまり機能しない。というのも、この乗り換えを使う場合には放出駅〜鴫野駅を往復乗車することになるので、定期券やフリー切符などを持っていないと利用することはできない。ここが惜しいところだが、貨物線から転用された路線なので、元々の配線を受け入れざるを得なかったんだろうと思う。

そんなことを考えながら、鴫野駅に到着。

隣に見えるのは、おおさか東線と学研都市線の共用ホーム。

鴫野駅を出ると、学研都市線の木津方面の線路をくぐるため、高架を降りていく。

すれ違うのは京橋方面へ向かう学研都市線。

放出駅で車内はガラガラになり、空席も出てきた。ここからは適当に車窓を眺めながら久宝寺に向かう。

JR河内永和駅。上に直交しているのは近鉄奈良線。近鉄の方は普通電車が1時間に6本程度停まる駅だが、鶴橋まで3駅とアクセスは抜群。

次はJR俊徳道駅。近鉄大阪線との接続駅であり、おおさか東線の線路を越えるアーチ橋が見える。近鉄独特の高い架線柱もよく見える。

大阪の東部は高い建物が少なく、見晴らしがいい。

新加美駅を出ると、関西本線(大和路線)と合流。新加美駅が関西本線の加美駅とほぼ隣接しているため、実質1駅並走している感じ。

終点の久宝寺駅に到着し、奈良行きの快速に乗り換え。いつもなら発車標を撮るところだが、ここでの乗り換え時間に余裕がなかったので写真は無し。

これは志紀駅かな?快速なので、王寺駅まで通過していく。

柏原駅を出たあたりで、左手に近鉄大阪線の姿が見えた。次に車両の姿を見たら写真を撮ろうと思ったが、すぐに大和路線の線路を越えて右に別れていってしまった。

高井田駅を過ぎると景色が変わり、大和川の渓谷沿いを走るようになる。天王寺から快速系で15分のバリバリ通勤圏内なのに、こんな景色が広がるところが面白い。

で、ここら辺の前面展望を楽しもうと思っていたら、隣に外国人旅行客の方がやって来た。面白そうな景色になってきて、思わず前面展望を見たくなったのかなあなどと思っていたら、しばらくして運転席の窓をノックし出した。え?え?え?と思って声かけたら、関空に行きたかったが、この電車で良いのか不安になったようだった。おそらく、スマートフォンで調べた経路と、乗っている電車の停車駅が全然違っているのに気付いたのだろう。とりあえず次の王寺で降りて天王寺まで引き返すよう勧め、まだ間に合う可能性は十分にあることを伝えた。だが、その間もトップスピードで次々と駅を通過し、空港から遠ざかっていく様子に相当焦っていた。飛行機が13時頃らしかったのだが、無事に間に合っただろうか。

話終わった頃には、もう山を抜けて三郷駅を通過していた。

王寺駅で先ほどの方をホームに送り出しがてら近鉄に流れても良かったのだが、このまま奈良まで行ってしまおうと再び快速に戻った。

奈良駅の手前で、高架化工事の脇を進む。奈良駅近辺はだいぶ前に高架化されていたが、それより手前から高架化するとともに、新駅を設置する計画のようだ。

奈良駅に入線。3面5線で両開き対応の線路があったりと複雑な駅だが、関西本線部分だけを切り取って大雑把に見れば2面2線のシンプルな駅。それに万葉まほろば線のホームがくっついている感じ。

乗車してきた列車は、回送列車となった。

奈良の221系は種別幕もフルカラーLED化が進められているが、これはまだ字幕。

奈良から先の方は大体乗車済みなので、ここから万葉まほろば線に乗り換える。

(続く)

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