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ビューンと北へ【2024年7月:夏になったので海を見たい①】

夏だ!と青い空を見ていたら海を見たくなったので、海沿いの乗ったことない路線を探して旅に出た。そういえば今まで特に書いていなかったが、筆者の旅は基本的に日帰りが中心であり、今回ももちろん日帰りである。

日帰り旅で遠出となると基本飛行機を使うわけだが(筆者の飛行機好きのせいでもあるが)、はい、今回は珍しく新幹線での出発。ということで、向かったのは東京駅の22・23番ホーム。人の少ないホームで、車高の低い新幹線が静かに出発を待つ様子は、新幹線のオーラを際立たせているように思える。

さてどちらに乗車するのかというと、はやぶさ・こまち1号。新函館北斗まで行く一番列車。

ホームの北側にいたので、なんとなく連結部分の観察。

で、乗車するのははやぶさの方。

今回はこちらからグリーン車に潜入。7月・8月と普通席での移動が続き、散々だったのでプライベートぐらいグリーン車で。JR東日本の新幹線のグリーン車に乗車するのは初めて。

グリーン車は14列しかないこじんまりとした空間。車内はN700系と雰囲気が似ている部分もあって、すぐに親しみを感じた。

座席はこんな感じ。東海道新幹線はフットレストだが、JR東日本の新幹線はレッグレスト。ゴロンと休むにはレッグレストが良く、靴を脱いだ状態で何かPC作業などをしたいときはフットレストが良い。でも、足の長い人にとってはフットレストは邪魔で窮屈そうだし、足の負担の軽減具合からしても、総合的にはレッグレストの方が良いように思う。

背もたれはアナログ、レッグレストは電動。昔のJALのクラスJでしたっけ?頑張って膝裏で押し込まないと元の位置に戻らないの(違ったらごめんなさい)。

さて、座ると全く人の気配を感じないのがグリーン車の良いところ。出発したら景色を見ながらまったりと過ごした。

上野・大宮と停車。両駅とも9号車にはグループ客が多く乗り込んできて、各列とも埋まるようになった。グループ客は、旅行に行くと思われる年配の人が多かった。

大宮を出て、走りが本格的になったところで朝ごはん。

今回は、東京駅で購入した「奥久慈しゃもべん」。東京駅では全国各地の駅弁が販売されており、どれにするか悩んだ結果、タンパク質が撮れそうなものを選んだ。選択肢は色々あるが、いまいち決め手に欠ける感じだった。

中はこんな感じ。ただ、一昔前に水郡線に乗るときに予約し、常陸大子駅の車内で受け取った記憶がある「しゃもべん」とは全然違うような気がする。まあいいや。

大宮駅を出てしばらくすると、上越新幹線と別れていく。下をくぐっているのは、おそらくニューシャトルの軌道。

宇都宮駅付近。ここから320km/h運転に向け、さらに加速していく。スマートフォンの速度計のアプリを立ち上げ、その様子を観察した。

郡山駅を通過する直前に、在来線の方にE657系を発見。なぜここに?と思ってカメラを準備している間に、一瞬で通過してしまった。

福島駅ではなぜか「つばさ」が退避していた。つばさ単独編成なので福島駅に4分も停車する必要はないように思うが、同時発車が出来ないためか、ご丁寧にはやぶさの通過をお見送り。ちなみにカラーリングからしてE8系ですかね。

トンネルに入ると車内はこんな感じ。東海道新幹線でも、夜の落ち着いた感じの雰囲気が好きで、トンネルに入るとそういった雰囲気になる。E5系のグリーン車は、荷物だなに木目調の化粧板を使っているのが特徴かな?

仙台駅の手前を流れる広瀬川。緑が映えていて良い景色。鴨川を渡ったら京都、足羽川を渡ったら福井、旭川を渡ったら岡山、など旅には良い風景。

仙台駅を出たところだろうか、左手に車両が停泊している。基本的にはE721系とか701系とか。

古川駅で、東京駅の一番列車である「やまびこ51号」を追い抜く。

古川駅の周辺。意外と住宅街だった。

ここら辺で、カメラのSDカードの容量がいっぱいであることに気づいた。そのため、ここからは慌てて過去の写真を消す作業に取り掛かる。このブログのファイルサーバーを含めてバックアップをいくつかとってはいるが、重要なものはSDカードから消したくはなかったので、昔の写真をひっくり返して何とか数百枚分の容量を捻り出した。

そんなことをしているうちに、盛岡駅に到着。ここで切り離し作業のため6分間停車。せっかくなので外に出た。

隣のホームには始発のE5系、奥のホームにはこまちとの連結を待つH5系が停車していた。この駅もすっかり緑色の新幹線ばかりになった。

盛岡からは併結が解消されるので、発車案内も「はやぶさ・こまち」が別々になってシンプル。むしろ、こまちの単独表示に違和感すら覚える。

はやぶさ を置いて発車していく こまち。多くの人がカメラを構えながら見送っていた。前回は「こまち号にご乗車のお客様は、分割を見ることはできません」と丁寧に注意喚起されていたが、今回はそのような放送はなかった。ただ、自分だったら、こまち号に乗車する時もうっかりここに出ていそうだ。

新幹線から田沢湖線への連絡線が西の方に分岐して行った。単線なので、先ほどまで併結していたこまちは、上りのこまちと入れ違いで発車していく感じだったようだ。

盛岡駅から二戸駅に停車し、30分ほどで八戸駅に到着。

八戸で下車し、E5系とはお別れ。東京から2時間30分ぐらいかかったが、グリーン車だとさすがに楽だった。

ちなみに9号車の方々の多くは依然として乗車しており、みなさん本気で北海道を目指すようだ。八戸以北は各駅に停車することもあり、ここから新函館北斗まで1時間30分かかるようで、大変な旅程である。(白鳥時代は3時間かかっていたので、新函館北斗→函館のアクセスを差し引いても、さすがに新幹線が出来てかなり早くなったとは思う)

(つづく)

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