京成線に昨年より3200形が導入されている。今年度も7編成が導入予定であり、古い車両の置き換えが進んでいくようだ。
ここで気になるのが、非VVVF車の行方。京成線の車両にはあまり馴染みがないのだが、現在進行形で廃車が進む3500形、3600形あたりは置き換え対象だろう。また、初代AE形の足回りを流用した3400形も気になるところ。8両ということで扱いは別かもしれない。
そんなことを考えていたら、来年ぐらいには置き換えられてしまいそうな形式をちょいちょい見ておきたくなって、京成線の方へお出かけしてみた。東京で非VVVF車に乗れるも、西武、東武、京成ぐらいとレアになってしまったんでね。
まずは1編成のみ残る3400形。
ところで、現在は京急線にほど近い所に住んでおり、週に何回かは京急線を利用している。2025年のダイヤ改正で、昼間の羽田空港発の直通先が北総線から京成線に変わった影響で、京急線沿線で京成線の車両を見る機会が急激に増えた。目にするのは3000形や3100形が多いのだが、意外にも3400形に出会うことも多い。

この日は青砥駅で最初の出会い。泉岳寺から印旛日本医大まで走る運用。

京成高砂駅で、3000形と並ぶ。ここから北総線へと会社を跨ぐからか、数分間の停車。

違うアングルから。側面を見ると、だいぶ塗装の剥がれや汚れが目立つ。

方向幕。印旛日本医大の6文字を入れるにはフォントを小さくする必要があり、少々アンバランスな詰め込み方になっている。

平成7年製なので、約30年前の車両。でも、足回りはもっともっと前からある車両の使い回し。
ここから北総線に入り、非VVVF車らしい轟音を響かせながらの走行を楽しむ。東京近辺で、こんな音を聞ける機会は確実に少なくなっている。

5駅目の東松戸駅で下車。この駅でスカイライナーの通過待ちをするので、待避線に入った。

で、スカイライナーの通過後、3400形を見送り。
別日。この日は品川駅で迎え撃ち。

特急成田空港行きとして2番線に入線。羽田空港から成田空港を結ぶロングランの運用である。1番線側から撮る方が綺麗なのだが、1番線発の電車と被るのが懸念されたので、2番線から撮影。

1編成しか残っていないので、もちろん前回見たのと同じ編成。

側面の方向幕。字幕ならではのフォントがいい。と字幕を見ていたら、ここで種別変更のため幕回しが始まった。

臨時幕が見えたり、

エアポート快特幕があったりと、少しだけ記録。

昼間の京成線は快速運用なので、快速にセット。

そして地下鉄の方に向けて出発して行った。非VVVF、昔ながらの塗装の車両がバリバリ現役でロングランをしており、東京の地下鉄の中では独特の存在感を放っている。
また別日には、

鮫洲にて通過する列車を観察。鮫洲だと通過線があり距離が取れ、また減速もするので撮影しやすいと思って来たのだが、撮影技術が伴わないのが残念なところ。
3400形は5直に使われているので、いきなり廃車にはならないような気もする。日常的に目にするのでなんとなく希少性は低いように錯覚するが、1編成しか無い希少種であることは間違い無いので、出会ったら記憶と記録に残しておきたいところ。
ところで、京成線には3700形という形式が走っており、

前面のデザインはほぼ一緒。側面もビード加工の入ったデザインがかっこいい。どの会社も、この時代のデザインが一番好きかな。

こちらはVVVFにもなっているので、まだまだ健在だろう。
そして、もう一つ3500形も目にしてきた。

京成上野駅に入線した普通列車。

反対側の先頭車。後ろから前に歩いている途中に気づいたのだが、

中間に先頭車が組み込まれていた。柔軟な運用をしているようだ。

車内の様子。内装も更新されている。

こちらの製造は東急車輛、昭和49年とのことで、もう車齢50年にもなるようだ。

千住大橋駅で待避線に入ったので、ここで一枚。前面の窓は大きく見えるが、更新前の写真を見ると小窓だったので、だいぶデザインに手を加えたようだ。
この駅で先行する快速に乗車し、青砥駅に先回り。

青砥駅で、ようやくドアが開く前の写真を撮れた。側面もスムースでなく、凸凹感のある感じがまた良い。
京成の方はあまり馴染みがないが、色々な車両に乗れてなかなか良い体験だった。また形式消滅の直前になると賑やかになりそうなので、ここでゆっくり楽しめたのは良かった。
(おしまい)
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