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2018年秋:ウイスキーの聖地への旅(その2:出発は羽田から)

前回、旅行の全体像を導入編として記事にした。

ここからが本編である。

1日目のタスクは①イギリスに入国する、②友人とおちあう、③グラスゴーへ向かう夜行列車に乗る、の3つである。ヒースロー空港へは、羽田を11時20分に出発するJAL便に搭乗となる。

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羽田空港の国際線ターミナル駅で下車。ここからの国際線は初めてである上に、羽田空港自体は飛行機に乗る乗らないに関わらずしばしば訪れている。そのため、大きなキャリーバッグを持っていることを除いては、まだ出国するという実感が湧かない。

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ちなみにここまで乗ってきたのは都営の5300形。この車両も現在は置き換えが進んでいるため、5300形の特徴あるVVVFを聞くことができるのもあとわずかである。

ここから出発フロアへ上がり、モバイルWiFiのレンタルとポンドへの両替も済ませ、チェックインをした。今回は海外旅行初心者のため、空港の銀行で両替をし、日本にいるうちに財布や隠しスペースなどへ配分を行った。もちろん一般的に空港での両替はレートが悪いので、最低限持っておきたいお金以外は現地でキャッシングが無難だと思われる。

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これまで空港散策の際に何度も眺めていた風景だが、今回はついにここでチェックインをすることになる。混雑具合がわからなかったので2時間前に来たが、JGCカウンターには特に並んでいる人はおらず、すんなりと終了。そのまま優先レーンで保安検査を済ませ、出国審査までトントン拍子に進んだ。

ここまで来ると、出発時刻までサクララウンジにてくつろぐだけである。羽田空港のサクララウンジは、出国審査を出てすぐそばの112番スポット近くに1つ、少し遠い114番スポットあたりに1つ(SKY VIEW)。SKY VIEWの方は開いている時間に限りがあり、ならば行ける時に行ってしまおうと思ったので、そちらに向かうことにした。

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途中、ロンドン行きの搭乗ゲートを横切った。この時はたしか113番ゲート。さすがロンドン便は好位置に駐機している。

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114番スポット付近まで意外と遠かったが、しばらく歩くとラウンジへのエスカレーターが見えた。サクララウンジは5階。

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サクララウンジのエントランス。

こちらはSKY VIEWと名付けられているだけあって、飛行機などエプロン側を見通せる開放的な感じになっている。

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ここで食事をとろうと思って朝ごはんを抜いて来ているので、早速DININGエリアに向かった。

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飲み物エリア。

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お食事のエリアはコンパクトにまとめられていた。

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サクララウンジといえばもちろんカレーで、これだけでも何杯もいける感じだが、日本のものをしばらく食べられないと思って、魚、明太子、卵焼きもチョイス。

それにしても、サクララウンジは絶えず多くの人がいて、賑やかな様子。混みすぎといった感じではなく、適度に人が多い感じだった。

こちらを食べたらサクララウンジを後にして、もう一つ上の階に行ってみることにした。

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一個上の階はキャセイパシフィックのラウンジがある。最上階とあって、おそらく見晴らし的には最高だろう。羽田のラウンジの中ではキャセイのラウンジをNo.1と評するブログが多くみられたため、今回はこちらにも訪れることにした。キャセイパシフィックはワンワールドに加盟しているため、今回のようにワンワールドの便を利用する際には、JGC(ワンワールドサファイア)を持っていれば利用可能である。

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中に入った時の第一印象は、「とても落ち着いた雰囲気」。確かに、ゆったりと落ち着いた上質な時間を過ごしたい場合にはこのうえない空間。さらに、香港便が出発した後なのか、中は他に1名しかいない状況だった。利用客が少ないとなんとなく一挙手一投足を見張られている感じがしてしまい、ラウンジ内を詮索しにくい。

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入って右側はドリンクサービスのエリア。ドリンクカウンターで注文する形式のようだ。やはり香港の会社だけあって、紹興酒など充実しているのだろうか。近づくとバーテンダーの方が近くで待ち構えそうな感じがしたので、遠目に。

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入口から入って左側(ドリンクバーとは反対側)にはフード、フリードリンク、そしてヌードルバーがある。せっかくなので、ヌードルバーで坦々麺を頼んでみた。フードコートで渡されるような、用意できたらブルブル震える物を渡された。これまではセルフサービスのところしか行ったことがなかったため、「えっこれ普通のラウンジよね?(=ファーストクラスのラウンジじゃないよね?)」と少し戸惑った。

(なお、後から調べてわかったことだが、朝はホテルオークラのフレンチトーストをいただけるそうで、これを知らずに立ち去ってしまったのは悔やんでも悔やみきれないところ。次の機会は忘れないように。)

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ブルブル鳴ったのでカウンターに行くと、小ぶりなサイズの丼に入った坦々麺を受け取った。これなら何杯かいけそうな大きさ。(実際はこれしか食べていない) 味は予想していたよりも美味しかったので、これだけでも来た甲斐があったように思う。

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窓からは飛行機が見える。手前から二番目のB773が、これから乗る飛行機。

キャセイのラウンジでしばらく時間を潰したあと、いよいよ搭乗ゲートに向かった。

(続く)

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